【老後の年金を作る】No.154
「リストラ危機からの脱却」
Y・S様 32歳 京都府在住
きっかけ
私にとって会社は「自分自身を成長させるためのフィールド」と考えています。
しかし、入社当時からそう考えていたわけではありません。当初は目の前の仕事を頑張ってさえいれば、何かあっても会社が守ってくれるものだと思っていました。
ところが、私が就職した外資系企業は、そんな甘い世界ではありませんでした。
徹底した能力主義の世界です。年功序列で役職や給与が保証されることはなく、やる気と能力さえがあれば、若くして責任のある仕事を任せてもらうこともできます。
一方で、仕事ができないと判断されると、バッサリとリストラされるなど雇用の保証はないも同然です。
ある朝、いつものように出勤すると、オフィスのところどころでヒソヒソと話し声が聞こえてきます。
これはただ事ではないと察し、同僚に尋ねてみると「Aさんが、リストラにあったらしいよ」と、Aさんが退職したことを知りました。そんなことが当たり前のように行なわれていました。
そうしたなかで、次第に「自分の身は自分自身で守るものだ」という思いが強くなっていきました。
はじめに取り組んだことは、会社で働き続けるために自分の能力を高めることです。
昼休みや電車での移動時間など、空いた時間を見つけては、仕事に関連する書籍を読みました。学生時代よりも勉強したのではないかというほど、とにかく知識を得ようと必死でした。
そのうち、周りからも一目置かれるようになり、重要な仕事を任されるようになってきました。しかし、いくら重要な仕事を与えられ、会社から評価されても、会社が自分や家族の生活を保障してくれるわけではありません。
自分自身のため、家族のため、給与とは別にしっかりとした経済的な基盤を作らなければ、保障された生活など、決して手に入れることはできないのです。
とは言うものの、仕事そっちのけで投資をするわけにはいきません。そこで、不動産会社に運用を任せれば、あとは安心して仕事に打ち込めるという不動産投資を選びました。
ただ、数ある不動産会社のなかで、どこに任せればよいのか分かりませんでした。
そこで、たくさんの書籍を読み、不動産投資セミナーにも出席し、様々な不動産会社の考えを知りました。その上で、自分が選んだのが日本財託さんでした。
「不動産投資で成功するには、賃貸管理が大切」という日本財託さんの考えに共感したからです。
ただ、いざ物件の購入となると、決断するまで半年間も掛かってしまいました。これまで、大きな買い物といえば車ぐらいで、ローンを組んだことは一度もありません。万が一失敗したことを考えると、不安でしかたなかったのです。
しかし、車のようにガソリン代や保険料など、維持するだけでお金がかかるものとは違います。マンションは所有することで、家賃という収入を毎月生み出してくれるのです。そう考えを切り替えることで購入する決断に踏み切りました。
今では、その迷って決断できなかった期間を、とても後悔しています。迷っている間にも、物件は家賃収入を稼いでいたからです。決断できずにいたことは、ただ時間を無駄に進めただけだったのです。
まだ1件目のローンを返済中ですが、不動産投資を始めて給料以外の収入を作れたことで、これまでにない安心感が得られました。
そのおかげで、仕事に対しても、落ち着いて取り組めるようになってきたと感じています。今後は、これまで以上に仕事も不動産投資もしっかりと取り組んでいきたいと思います。
京浜急行線「大森海岸」駅5分