60歳で基本給が6割カット!?定年後に豊かな生活を送るための不動産投資のすすめ
2024/03/14
『60歳|基本給6割カット』
3月3日の日経新聞の一面で、再雇用後の賃金減額問題が取り上げられていました。
30年以上にわたって自動車学校で指導をしてきた、70歳の男性Aさんは、
60歳で再雇用された翌年から基本給が6割も減ってしまったそうです。
また同記事では、Aさんの同僚も定年後に賃金が低下し、
生活費を預貯金の切り崩しで賄っている厳しい状況も紹介されていました。
経済誌が実施したアンケート調査によると、定年後に再雇用で働くことを選んだ人のうち、
定年前と比べて年収が半分以下になった人は、実に4割以上に上っています。
今回のコラムでは、最新データをもとに60歳以降の生活事情をご紹介。
定年後も豊かな生活を送るために、いまからできる対策をお伝えします。
まずは、定年後の就業状況を確認していきましょう。
昨年、内閣府から発表された「高齢社会白書」によると、
60歳以上の就業率は右肩上がりに上昇しています。
2012年時点の60歳~64歳の就業率は約58%でしたが、
2022年になると約73%にまで増加。
いまや、4人に3人が定年後も働く時代になりました。
しかし、冒頭でもお伝えしたように、再雇用後の給与事情は厳しいのが現状です。
冒頭のアンケート調査によれば年収が半分以下になった方は
回答者の4割以上という結果でしたが、
年収の減少幅を30%まで範囲を広げると、その割合は8割以上にもなります。
給与が下がる一方で、定年後の生活費を下げることは簡単ではありません。
総務省が2022年に行った調査によると、
世帯主が60~69歳の世帯における平均生活費は約258,000円/月。
50~59歳世帯の平均生活費である、約305,000円/月と比較しても、
15%ほどしか生活費は下がっていないのです。
生活費が下がらない要因のひとつが、
定年後も続く「住宅ローンの返済」です。
住宅金融支援機構が2020年度に行った調査によると、
フラット35利用者の平均完済年齢は、
2003年度から2020年度で、68歳から73歳まで上昇しています。
晩婚化に伴って住宅購入時期が遅れていることによって、完済年齢が上昇し、
定年後も、10年以上ローンの支払いを続けることが一般的になっているのです。
さらに、昨今のインフレも家計を圧迫しています。
昨年1年間で、変動が大きい生鮮食品を除く消費者物価指数は、
前年より3.1%上昇。実に41年ぶりの高水準でした。
さらに消費者物価指数は、1月時点で29か月連続の上昇を記録しており、
物価上昇は、今後も継続することが見込まれています。
収入は下がり、生活費はそこまで落とせない。
そうなると生活はますます厳しくなります。
ではこうした状況で、
定年後に豊かな生活を送るためにはどうすれば良いのでしょうか?
一番のポイントは、定年後に備えて、
年金や給与以外の収入源を現役世代のうち作っておくことです。
その安定収入源の代表格が不動産投資です。
たとえば、東京の中古ワンルームマンション投資は、
賃貸需要も旺盛で、長期にわたって安定した家賃収入を期待できます。
入居者の家賃収入からローンを返済するだけでなく、
自身でもコツコツと繰り上げ返済を続けていくことで、
定年までにローンを完済することができます。
さらに、繰り上げ返済を加速させることで、複数の不動産を持つことも可能です。
また、退職金を活用して不動産投資を行う方もいらっしゃいます。
当社のオーナーBさんは、再雇用後の賃金が半分以下になることが予想されたため、
年金受給を開始する65歳までの5年間の生活に不安を抱えていました。
そこで、59歳の時にこれまでの貯金を用いて投資用マンションを1室購入。
さらに、定年時の退職金を活用して2戸目のマンションを購入されました。
現在は毎月約11万円の手取り家賃収入を得るようになったのです。
先日、お話させて頂いた際にも、定年を迎えて年収は大きく減少したにもかかわらず、
「心の余裕」を持って生活できているとご回答いただきました。
Bさんはその理由として、
不動産の「家賃の安定性」と「価値の安定性」を挙げられました。
毎月の家賃がほぼ安定していることにより、
定年前は不透明だった、未来の収入や適正な支出水準が分かるようになったそうです。
また、実物資産であるため価値が比較的安定しており、
大きな支出が必要な緊急事態には、物件を売却して
一時的にまとまった資金を得ることができる安心感もあるそうです。
Bさんは投資信託にも投資をされていますが、
翌月の価格動向が不透明で、売却するまで利益が確定しないため、
計画を立てにくい側面があるとお話してくれました。
いまBさんは、精神的に余裕のある状態で、
余暇も楽しみながら、充実した生活を送られています。
人生100年時代ともいわれ、60歳で就労人生に区切りをつけて、
仕事から離れるという方は今後ますます少なくなるはずです。
再スタートを切る際にも、年金や給与以外の安定した収入源があれば、
生活の糧を得るためだけに働くのではなく、余暇を楽しみながら
ご自身でやりたかったことをしたり、自己実現のために働く道も出てくるでしょう。
60歳以降の人生をより充実したものにするためにも、
いまから不動産投資で将来に備えてみてはいかがでしょうか。
日本財託 マーケティング部セールスプロモーション課 K・R
◆ スタッフプロフィール ◆
大阪府熊取町出身の22歳。
セミナーの運営やメールマガジンの執筆、広報活動を通じて、
東京・中古・ワンルームの魅力を多くのお客様にお伝えしています。
先日、初めて横浜中華街に行きました。
色々なものを食べようと意気込んでいたのに、
最初に大きなチキンを食べてお腹いっぱいになり、後悔しました。