10年で大きく変貌!中古マンションのリセールバリューから読み解く東京の将来性

2024/03/21

先日の日経新聞で、
中古マンションの再販価値に関する記事が掲載されていました。

中古の流通が活発な不動産において、
再販価値であるリセールバリューは
資産価値を図るための重要な指標として用いられます。

データでは2014年以降の中古マンションのリセールバリューをエリア毎に集計。
築10年程度の中古マンションの平均希望売り出し価格を
新築時の販売価格と比較しています。

2023年のデータで、最もリセールバリューが高いエリアは東京都港区で188.4%。
新築時と比較しておよそ1.9倍にもなった計算です。

さらにリセールバリューが高いトップテンのエリアうち、
東京23区から7つの区がランクイン。
東京の資産価値の高さが改めて鮮明になりました。

そこで、今回のコラムでは、
中古マンションのリセールバリューを紐解きながら、
東京の将来性についてお伝えしていきます。

まずは、最新の中古マンションのリセールバリューについて、
詳しく見ていきましょう。

リセールバリューが最も高いエリアは東京都港区で188.4%。
次いで、千代田区187.1%、渋谷区の180.5%となり、
トップ3はいずれも東京23区のエリアでした。

そのほかトップテン入りしたのは、
中央区、文京区、品川区、新宿区の4区です。

東京の強さが際立った結果となりましたが、10年前のデータと比較すると、
当時はいまと違った顔ぶれがランクインしていることが分かります。

2014年のデータでは、中古マンションリセールバリューが最も高いエリアは、
京都市中京区で132.5%。第2位には、京都市下京区が123.0%と続きます。
トップテンのなかには、武蔵野市や川崎市、浦安市といった
都下や東京以外のエリアもランクイン。

東京23区のトップテン入りは5エリアに留まり、
最もリセールバリューの高かった港区でも110.8%という結果でした。

2023年のデータでは、リセールバリューが第10位となった
新宿区が156.3%ですから、この10年間で東京の資産価値が
さらに高まったことがわかります。

こうした東京の資産価値を下支えしているのが、
都内の各地で行われている大型の再開発事業です。

2014年~2023年の10年間を振り返ると、
非常に多くの再開発が行われたことが分かります。

東京オリンピックの開催が決まって以降、
東京は国際都市として急速に発展を遂げました。

まず、オリンピックの開催に向けて、必要なインフラ整備がスタート。

羽田空港は新しい飛行ルートを導入し、国際線の便数を増加、
成田空港と併せてアジアの主要な空港に匹敵する規模になりました。

2014年3月には、環状二号線の新橋〜虎ノ門間が開通し、
翌年、首都高速道路中央環状線が全線開通。

さらに、鉄道では2015年に上野東京ラインが開通。
上野駅止まりだった常磐線が東京駅、品川駅まで直通運転になりました。
また、新幹線では東京〜金沢間が開通。

2016年4月には、一大バスターミナル「バスタ新宿」が新宿駅南口に開業し、
地方から都心、そして都心から空港や港湾エリアへのアクセスが大幅に向上しました。

交通網の整備とあわせて、
商業施設、オフィス、住宅が一体となった再開発が積極的に進められ、
毎年新しい高層ビルが誕生しました。

2014年 虎ノ門ヒルズ
2015年 二子玉川ライズ
2016年 新宿ミライナタワー、大手町フィナンシャルシティ、六本木グランドタワー
2017年 銀座シックス
2018年 渋谷ストリーム、東京ミッドタウン日比谷
2019年 渋谷スクランブルスクエア
2020年 Hareza池袋
2021年 TOKYO TORCH 常盤橋タワー
2022年 下北沢高架下再開発事業 ミカン下北
2023年 麻布台ヒルズ、東京ミッドタウン八重洲、歌舞伎町タワー、渋谷サクラステージ

この10年間でもこれだけの大型再開発が行われています。

また、東京で行われている再開発の特徴として、
交通網の整備と都市開発が一体となっていることが上げられます。

例えば、虎ノ門ヒルズは環状二号線の上空に高層ビルを建設するという、
道路と街が一体化した再開発として行われました。

さらに、2020年には日比谷線開業以来の新駅となる「虎ノ門ヒルズ」駅も新設。
この「虎ノ門ヒルズ駅」は、拡張工事が進められ、
2023年7月に新たに竣工した虎ノ門ヒルズ ステーションタワーに直結し、
利便性を高めています。

虎ノ門ヒルズ駅と同じ年に、山手線49年ぶりの新駅として話題を呼んだ
「高輪ゲートウェイ」駅も新駅と都市開発が一体となった事業です。

2025年3月の街開きに向けて、
駅周辺エリアは急ピッチで再開発工事が進められています。

駅前には、地上30階のツインタワーが建ち、
大規模なオフィスフロアはもちろん、
国際会議も可能な大型の会議施設が入る予定です。

このように再開発事業によって都市の魅力が高まり続ける東京には、
日本中から人が集まってきます。

国土交通省が発表する都道府県別転入超過数によると、
東京都は転入数が転出数を上回る「転入超過」となり、その数は68,285人でした。
これは前年の38,023人と比較し、約1.8倍の大幅増です。
もちろん、転入超過数は全国1位です。

人が集まれば、そのエリアの経済活動は活性化します。
経済が活性化されれば、それがさらに再開発を呼び込むことになります。
そして再開発で都市の魅力が高まれば、新たな人を呼び込む原動力になるのです。
このように、都市発展のサイクルが回り続けているエリアが東京です。

不動産の資産価値は建物自体の価値もさることながら、
さらに重要なポイントは立地です。
それは冒頭にご紹介した東京のリセールバリューにも表れています。

不動産投資の目的は長期にわたって安定した家賃収入を得ることにありますが、
まとまった現金が必要になり、いざ売却しようとしたときに、
資産価値が失われていては投資先としては不十分です。

不動産投資は長期の投資だからこそ、
発展し続ける東京に投資をすることをお勧め致します。

日本財託 マーケティング部 セールスプロモーション課
K・K
◆ スタッフプロフィール◆
神奈川県横浜出身の45歳。
マーケティング部で、セミナーやHPの運営、メールマガジンの執筆や広報活動を通じて
東京・中古・ワンルームの魅力を多くのお客様に伝えている。

あまりの見た目の可愛さから、ポメラニアンとチワワのミックス犬を飼い始めたものの、
まったく懐いてくれず、噛まれてしまうので、ゴム手袋越しに触りながら、
毛並みのモフモフを想像している。

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