家計の金融資産が2,199兆円!?インフレ時代に最適な資産形成法とは

2024/07/04

『家計の金融資産2,199兆円』

2024年3月末時点の家計の金融資産が2,199兆円に達し、
過去最高額を更新しました。

前年同期比で7.1%増加し、5四半期連続で過去最高額を更新。
そのうち約半分の50.9%が現預金という状況です。

ただ、金融資産が増加しているからといって、喜んでばかりもいられません。
インフレの影響で、現金の実質的な価値は額面通りに増えておらず、
むしろ目減りしています。

現在も弱まる傾向を見せていないインフレに対応するためにも、
インフレに強い資産への組み換えが急務となっているのです。

そこで今回のコラムでは、インフレがもたらす資産への影響と
実質的な価値の目減りに負けない資産形成法をご紹介します。

今回、家計の金融資産が過去最高額を記録した背景にあるのは、
新NISAを後押しにして、株式や投資信託の含み益が膨らみ、
金融資産残高を押し上げたことです。

しかし、株や投資信託の割合が増加したといっても、
その内訳は株14.2%、投信5.4%と、全体の20%程度にとどまります。

依然として、50.9%と構成比の半分以上を占める
現預金の割合が際立っているのです。

物価上昇局面で現金をそのまま保有していると、
実質的な価値はどんどん目減りしていくことになります。

分かりやすく考えるために、
卵10個の価格が150円から300円に値上がりした例で考えてみましょう。

卵そのものの食品としての価値は、値上がり前後で変わりません。

しかし値上がり後は、150円で10個の卵を買うことはできません。
150円を支払っても、半分の5個しか購入できないのです。
これが「お金の価値の目減り」です。

総務省の調査によると、
2023年度の平均物価上昇率は2.8%であり、3年連続のプラスです。

一方、主要銀行の普通預金の金利はわずか0.001%でしたので、
ほぼ物価上昇率の分だけ現金の実質的な価値が目減りしていることになります。

デフレ時代であれば、お金の実質的な価値が増えることになるので、
預金も一定の合理性がある選択肢でしょう。
しかし、このインフレ時代には適さない選択です。

インフレ時代の資産形成法として
当社がお勧めするのは、実物資産の代表格である「不動産」への投資です。

インフレ時に現金をそのまま持ち続けると、その価値は目減りしていきますが、
現金を実物資産に組み換えることで、すぐに家賃収入を得ることができます。

預金金利が0.001%のところ、東京の中古ワンルームであれば、
家賃収入から管理費・修繕積立金、集金代行手数料といたランニングコストを差し引いた
手取り利回りで3.5%~4.5%のリターンが期待できます。

預金金利と比較すると、実に3000倍以上の効果であり、
物価上昇に負けない収入を得ることが可能です。

さらに、不動産自体の価格や家賃も
物価上昇時には、連動して上がることが期待できます。

ただ、どのような不動産でもよいわけではなく、
将来に渡って収益が見込める場所の不動産に投資を行う必要があります。

なぜなら、不動産価格は「収益還元法」で算定されるからです。

収益還元法とは、
その不動産から将来生み出される想定利益をベースとして、
不動産価格を求める評価方法です。

つまり、長期にわたって収益が見込める場所であれば、
それに応じた価格が期待できる一方で、
将来の収益が期待できない場合、不動産価格の上昇も望めないということです。

たとえば、人口の減少が進む地方や郊外の収益物件の場合、
そもそも賃貸需要が低迷しているため、家賃が上昇する見込みも多くはないでしょう。
将来の利益の見込みが薄いのであれば、不動産価格も低迷することになるのです。

その点、東京は将来も旺盛な賃貸需要が見込むことができ、
物価上昇に応じた家賃の引き上げも実現可能でしょう。
そうなれば、物価上昇に応じた不動産価格の上昇も期待できます。

また、預金で将来の生活の準備をしている方は、
ケガや病気、災害、リストラなど万が一の出費に備えている点もあるでしょう。

その点、実物不動産のなかでも都内の中古ワンルームマンションは、
投資家からの人気も高く、他の収益不動産と比べても換金性が高くなっています。

ここまで、インフレ時代における、不動産投資の有効性をお伝えしてきました。

毎年のように物価上昇を続ける、このインフレ時代に、
老後生活を預貯金で備えることはますます難しくなっています。

その理由は、ここまでお伝えしてきた通り、
年々実質的な現金の価値が目減りしていくからです。

資産を防衛しながら、安心して老後生活を送るためには、
インフレに強く、そして安定収入が入ってくる実物資産へ組み換える必要があります。
 
なかでも、東京の中古ワンルームであれば、
長期的・安定的に家賃収入を得ることができるだけでなく、高い換金性も有しています。

老後生活を預金で備えている方は、
ぜひ都内の中古ワンルームマンションへの組み換えを検討されてみてはいかがでしょうか。

日本財託 マーケティング部セールスプロモーション課 K・R

◆ スタッフプロフィール ◆
新卒2年目、大阪府熊取町出身の23歳。
セミナーの運営やメールマガジンの執筆、広報活動を通じて、
東京・中古・ワンルームの魅力を多くのお客様にお伝えしています。

先日、久しぶりに、地元・大阪の大好きなお寿司屋さんに行きました。
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価格は安くて、味は絶品。お勧めのお寿司屋さんです。

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