富裕層の資産は10年で138兆円増加!サラリーマンも実践可能なお金の働かせ方とは
2021/02/18
今週月曜日、実に30年ぶりに日経平均株価が一時3万円の大台を突破しました。
18日(木)の終値も3万236円となっており、
1万円を割り込んだ2011年頃と比較すると、実に3倍以上もの値上がりです。
ただ、30年前といまの経済状況を比べると、
株高の恩恵をいまひとつ感じられていない方が多いのではないでしょうか。
10都府県では緊急事態宣言が発出されており、
引き続き飲食業界や観光業界などを中心に厳しい状況に立たされています。
そもそも株価とともに、給料は上昇していたのでしょうか。
厚生労働省の賃金構造基本統計調査では、
2011年の月額平均賃金は約29.7万円でしたが、
2019年は約30.8万円とほぼ変化はありません。
とはいえ、このような状況でも、資産を増やした方もいます。
それは、純金融資産保有額(金融資産の合計額から負債を差し引いた金額)が
1億円を超える「富裕層」です。
野村総合研究所の調査では、富裕層の保有資産が
この10年で1.7倍の138兆円も増加しているのです。
その要因は、積極的な資産運用にあります。
ただ、資産運用は富裕層の専売特許ではありません。
資産運用というとリスクが気になるので、もっぱら貯金という方もいるかもしれませんが、
一般的なサラリーマンでも堅実に資産運用を行っていけば、
豊かな老後を過ごせるだけの資産を作ることは可能です。
そこで今回のコラムでは、サラリーマンにおすすめする
堅実な資産運用についてご紹介します。
野村総研の調査では、2009年から2019年の純金融資産保有額の変化をまとめています。
1億円以上を保有する『富裕層・超富裕層』とカテゴライズされる層では、
2009年に195兆円だった保有額が、
2019年には333兆円と約1.7倍に膨れ上がりました。
富裕層は資産運用に対する意識がより強く、
増えた収入をさらに別の資産に投資をすることで、
資産を増やし続けているといわれています。
この運用意識の高さと株高を背景にして、
約140兆円もの資産の拡大につながっています。
一方で、日本全体の家計をみると預貯金が積み上がっていることがわかります。
昨年末、日銀が発表した7~9月期の資金循環統計の速報値によると、
9月末時点で各家計が保有する預貯金は1,034兆円で過去最高を更新しています。
昨年と比べても実に、約50兆円近く増えています。
これはコロナの影響を考慮して、生活防衛のために余剰資金を預金に回す
家庭が増えていることが予想されます。
とはいえ、将来の生活のために現金を貯めこんでいたとしても、
資産は増えてはいきません。
富裕層がこの10年で資産を1.7倍に増やしたように、
積極的に運用をしていくことが重要になっています。
ただ、株式市場が好調とはいえ、個別銘柄に投資をしてしまうと、
毎日の株価の動きが気になり、サラリーマンとしての本業にも影響を及ぼしかねません。
そこで、おすすめするのが不動産投資です。
賃貸需要の確かな立地の不動産に投資をすれば、
安定して家賃収入を得ることができます。
特に、都内のワンルームマンションは、
このコロナ禍であって安定した実績を残しています。
一般のサラリーマンでもローンを活用して、購入することが可能な点もメリットです。
長期のローンを利用すれば、入居者から得られる家賃収入で毎月の返済額を賄うことができ、
あなた自身のお金を使わなくても、毎月、元本が返済されていきます。
さらに、繰り上げ返済を進めて、マンションを1戸でも完済することができれば、
その家賃収入を次のマンションのローン返済にあてることができ、
2戸目、3戸目とマンションを増やしていくことが可能です。
マンションを1戸ずつ着実に増やしていくことで、なかには40代でアーリーリタイアを
達成したオーナー様もいらっしゃいます。
ほかにも、家賃収入額が給与収入を上回ったオーナー様は多数いらっしゃいます。
こうした方々も、最初は1戸の中古ワンルームマンションがすべての始まりでした。
リスクを嫌って投資をしないでいると、
かえって資産を増やす機会を逃してしまうことになりかねません。
まずは、銀行に眠らせている預金を運用にまわして
「お金に働いてもらうこと」が大切です。
このコロナ禍の外出自粛期間中で
投資と向き合う時間も多いかと思います。
ご自身とご家族の将来に備えて、お金に働いてもらうことを検討してみてはいかがでしょうか。
日本財託 マーケティング部セールスプロモーション課
村嶋 直樹(むらしまなおき)
◆ スタッフプロフィール ◆
静岡県御殿場市出身の33歳。
マーケティング部セールスプロモーション課で、メールマガジン執筆や広報活動、セミナーの運営などを通じて、東京・中古・ワンルームの魅力を多くのお客様にお伝えしています。
先日最終回を迎えた『麒麟がくる』は、久々に最後まで鑑賞した大河ドラマでした。
裏切り者のイメージが強かった明智光秀ですが、その印象がいっぺんするほど爽やかで
人に好かれる新しい光秀像に最後まで楽しむことができました。