★―――〔日本財託不動産投資情報マガジン〕 Vol.255 ―――――――――
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　１.　公示地価の下落幅が縮小！資産価値を守る『立地』選びのポイント

　２． マンション投資を実践されたオーナー様の生レポート≪最新版≫

　３．「サラリーマンのための東京中古マンション投資セミナー」
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　４． 編集後記


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　■　公示地価の下落幅が縮小！資産価値を守る『立地』選びのポイント

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　２２日、国土交通省は２０１２年１月１日時点の
　公示地価を発表しました。

　全国の公示地価の変動率は、
　住宅地でマイナス２.３％、商業地でマイナス３.１％、
　前年の下落率は、それぞれマイナス２.７％と３.８％ですから、
　下げ幅は少なくなっています。

　２００８年のリーマンショック以降、
　全国の地価は４年連続の下落となりましたが、このように下げ幅も小さくなり、
　そして、住宅地の地価上昇地点の数は前年の３倍になるなど、
　地価下落に歯止めがかかりつつあるようです。
　
　
　さらに、世界的な金融緩和が
　追い風となっています。
　
　日本でも２月１４日に日銀が追加の金融緩和策を打ち出してから、
　株価が１０，０００円台の大台に乗るなど、一定の効果が見られています。
　株式市場に続き、金融緩和によって増えたお金の投資先として
　不動産に注目が集まっています。


　実際、今年の１月から２月にかけて、金融緩和による市場環境の好転を受けて
　世界のヘッジファンドに総額で約１兆円の資金がなだれ込みました。
　

　業界紙週刊住宅によれば、
　
　『今後１，０００億円規模をアジア・パシフィック地域に投資し、
　　その半分をアジアに振り向ける。日本はいまが投資の絶好の好機だ。』
　　　　　　　　　　　　　　　　　（イギリス不動産会社の駐日代表）
　

　『１９９１年以降、長期の下落トレンドのままだが
　　今回の公示地価はその終えんが近いことを示唆している』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（アメリカ証券大手）
　
　など、市場関係者は都市部を中心に、
　今後地価の上昇を見込んでいます。

　
　ただし、今後地価の上昇が見込まれるといっても、
　高度経済成長期のように、
　日本全国が画一的に地価が上昇することは難しいでしょう。
　　
　そもそも、高度経済成長期は
　経済の成長と共に、給与水準もあがっていましたので、
　同様に地価もあがりましたが、
　現在は一貫して給与も減少傾向にあり、
　全国一律に地価が上昇するとは考えられません。


　今回の公示地価の発表でも、
　地価の上昇地点は再開発が盛んに行なわれた場所など、
　地価が上昇する材料がきちんとあるポイントばかりです。


　例えば、
　５月２２日の開業を間近に控えた
　東京スカイツリーの押上駅周辺。
　
　東京電機大学のキャンパス移転で
　５，０００人以上の学生が増える足立区千住旭町。
　
　また、変わったところでは韓流ブームで観光客が溢れる新大久保。


　いずれの場所も、人が集まることで、
　不動産に高い価値が産まれることが予想される場所です。


　かつては、国土の狭い日本では『土地は有限』。
　
　だからこそ資産価値があるといわれ、土地は必ず値上がりするという
　土地神話がありましたが、それはもう遠い昔の話です。


　土地は有限だから資産価値があるのではなく、
　利用価値があるから資産価値が高まるのです。

　利用価値とは、土地がもつ収益力そのものです。


　再開発があったエリアでは、多くの人が集まるので、
　それだけ商売の機会もあるでしょう。
　また、そこで働く人の住まいも必要です。


　地価上昇のトレンドが見られるといっても、
　長期的に物件の資産価値を保つためには、
　
　再開発が行なわれていてこれからの発展が期待される場所、
　新宿駅や渋谷駅、品川駅、池袋駅といったビッグターミナルへの
　交通アクセスが便利な場所、最寄駅から近い場所など
　こうした場所をピンポイントで狙っていくことが大切です。



　日本財託　マーケティング部　坂元　寛和

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　■４．編集後記

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今年の地価上昇率トップとなった「足立区千住旭町」には、
　私の母校である足立学園高校があります。

　私が通っていた１５年前は、まさに下町といった風情の街並みで、
　学校の前のパン屋で、よく生クリームパンを食べていた思い出があります。

　よく知っている街だけに、
　今回のニュースには大変驚きました。
　
　
　しかし、さらに驚いたのは、
　千住旭町の街並みが写った新聞の小さな写真に、
　
　『祝　吉本祥二君　福岡ソフトバンクホームズ指名
　　おめでとうござます！　足立学園高等学校』

　という垂れ幕が写っていたことです！


　足立学園は決して野球の強豪というわけではなく、
　ごく普通の野球部のはずでした。

　「そんな母校からなんでプロ野球選手が？？？」

　不思議に思って調べてみると、

　吉本君は下町のダルビッシュと呼ばれ、ストレートは最速１４９キロ、
　高校２年夏の初戦に日米１５球団のスカウトが集結した逸材で、

　「地元の足立区から甲子園に行って世間を驚かせたい」との思いで
　自宅から自転車で通える足立学園を選んだそうです。

　強豪高ではないので、のびのびと野球ができることも
　吉本君が選んだ理由のようでした。


　専門家によれば、伸びしろはまだまだたっぷり
　残されされているようなので、

　地元の地価上昇率とおなじように、
　大きな成長カーブを描いて、
　球界を代表する投手になってほしいですね。


日本財託　マーケティング部　S・H

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