★―――〔日本財託不動産投資情報マガジン〕 Vol.277 ―――――――――

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１.　積み立て不足１兆円　厚生年金基金の解消で迫られる自分年金づくり

２． マンション投資を実践されたオーナー様の生レポート≪最新版≫

３．「サラリーマンのための東京中古マンション投資セミナー」

〜参加者募集のお知らせ〜

４． 編集後記

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■　積み立て不足１兆円　厚生年金基金の解消で迫られる自分年金づくり

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「厚生年金基金　廃止する方針」

「積み立て不足１兆円」

先月２８日、厚生年金基金の廃止に関する記事が

新聞各紙の１面を飾りました。

ＡＩＪ投資顧問による企業年金資産の消失問題を受けて、

一定期間経過後に、厚生年金基金制度を廃止する方針を

厚生労働省が固めました。

厚生年金基金とは、企業年金のひとつで

公的年金に対する『上乗せの年金』です。

業界単位、また大企業などの一部の企業では

企業単独で基金を作り、保険料を運用しています。

厚生年金基金には基金独自の保険料に加えて、

公的年金の保険料の一部を借りて運用する

代行部分があります。

この代行部分はもともと公的な年金ですから、

基金の財政状況を問わず

必ず加入者に支払わなければいけません。

しかし、５７６の厚生年金基金のうち、

２２６基金で代行割れを起こしているのです。

その額は実に１兆１，０００億円にもなります。

そもそも、この厚生年金基金ができたのは、

いまから４６年前の１９６６年です。

当時はまさに高度経済成長期で、

株価も右肩上がりの状況でした。

当時の予定利率は５.５％に設定されていましたが、

当時はそれ以上の利回りを稼ぐことができていました。

実際に１９７２年から１９８６年までの

厚生年金基金の運用利回りは８％〜９％で推移していました。

（みずほ総合研究所　調べ）

しかし、バブルの崩壊で急激に景気は悪化、

予定利率の維持どころか、

マイナスの運用で代行部分割れが続出しました。

予定利率を下げるといっても、

将来の予定給付額が変わらなければ、

利率を下げた分だけ、今度は積立金を積み増しする必要があります。

利率は下げたいが積立金を積み足す資金がない、

しかも運用利回りも思うようにあがらない。

そうしたなかで、

代行割れの基金が続出したのです。

このまま代行部分の赤字が続けば、

問題は拡大する一方です。

そこで、厚生労働省は『損切り』を行い、

基金を解消しようというのが今回の発表です。

『うちの会社では企業年金はないので関係ないかな』

しかし、そんなことはありません。

今回の発表は決して他人事ではないのです。

この代行部分割れしている穴埋めには、

厚生年金の積立金があてられるというのです。

ただでさえ、年金支給額が年々膨れ上がっていき、

年金積立金の取り崩しが行なわれている状況です。

２０１２年度には約８．８兆円の積立金が取り崩される予定です。

取り崩し額が年々大きくなっているにも関わらず、

さらに１兆円もの代行部分の穴埋めを

積立金から捻出しようというのです。

しかも２０１２年度第一四半期の年金積立金の運用実績は、

約２兆円もの赤字を出しています。

この積立金は将来のわたしたちの年金支払の原資です。

原資が減るということは、企業年金のない会社に勤めている人にも

関わってくる重大な問題です。

今回の厚生年金基金の解散の報道は、

企業が社員の老後まで手厚く面倒をみる時代が終わったことの

象徴かもしれません。

そうだとすれば、老後の準備は私たち自身の手で

行なう必要があります。

株式や債券に投資をしていた厚生年金基金が

景気の波によって資産を大きく減らしたことからも分かるように、

老後の生活に備えるためには、

景気に左右されず安定して収益を上げられる投資先が理想です。

その理想的な投資先としておすすめしているものが、

東京の中古ワンルーム投資です。

バブルの崩壊やリーマンショックなど、

景気を大きく後退させる出来事があったなかでも、

中古ワンルームは安定した利回りで収益を上げています。

また、最も賃貸需要の高い東京２３区に投資をすれば、

空室リスクも抑えられるので、

長期的に安定して家賃収入を得ることが可能です。

東京・中古・ワンルームであれば、

多くの厚生年金基金が維持することができなくなった

手取６％の利回りを、

いまでも安定して運用することができます。

１０００万円の中古ワンルームで手取り６％の物件であれば、

毎月５万円の家賃収入が入ってくるので、

公的年金の上乗せ分として活躍してくれます。

また、中古ワンルームの場合は、

企業年金と違って、まとまった資金が必要なときには

売却して現金を手にすることもできます。

さらに、相続財産として子どもに

遺してあげることができます。

１棟アパートと違って、区分所有なので分けやすく、

相続税評価額も３分の１程度に抑えることが可能です。

定年を迎えて収入源が年金だけになった時、

働かなくても毎月あなたの口座に振り込まれる

家賃収入はどれだけありがたいことでしょうか。

老後の生活に備えるためには、

空室リスクが少なく、安定して家賃収入が入ってくる

東京・中古・ワンルームがおすすめです。

日本財託　マーケティング部　坂元　寛和

◆　スタッフプロフィール　◆

マーケティング部に所属し、セミナーの企画・運営、

ＨＰメンテナンスなど、東京・中古・ワンルームに関する情報を発信する。

趣味は読書。最近はビジネス書だけではなく、

読むと元気とやる気が沸いてくる池井戸潤氏の小説にはまっている。

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第１１２回【東　京】２０１２年１１月　３日（土）ＰＭ１：００〜３：３０

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■４．編集後記

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経理部の福井です。

今年の６月から日本財託で働くため、

大阪から東京へやってきました。

そんな、私の趣味はカメラです。

休日は相棒の"デジタル一眼レフカメラ"

を片手に街へと繰り出しています。

撮影に出掛けるとき、

あえてテーマを決めないようにしています。

その日、その時、街の風景が心に感じる時

撮影のテーマを決めるようにしているのです。

最近では「猫の目線」をテーマに赤羽の街を撮影しました。

テーマが「猫の目線」ですから、

地面すれすれから空を見上げたり

高い塀の上から民家を見下ろしたり

車のボンネットの上に寝転がるようカメラを置いてみたり、

まるで猫が赤羽の街を散策するようにシャッターを押すと

「猫の目線」で写真が撮れるのです。

こうして撮影した複数の写真から、

テーマに合った写真を選び

フォトアルバムに作品としてまとめて保存しています。

実は、中学から高校までの６年間は剣道部に所属し

カメラとは無縁の生活でした。

しかし、大学に入ってから、ふっとのぞいたカメラサークルで

カメラだけが持つ独特な世界観に魅了されてしまったのです。

カメラを通すと日常生活では感じることが出来ない

動物の目線や一瞬の瞬間を捉えることがができます。

すると、何度も訪れた街の風景から

また新しい魅力を見つけることができます。

これからもカメラのレンズを通じて

東京の魅力を見つけて行きたいと思います。

日本財託　経理部　F・M

◆スタッフプロフィール

福井　正基（ふくいまさき）

日本財託 経理部として、入出金の対応や確認を担当する。

学生時代は写真部として、他大学と合同で写真展を開催したり、

写真家を招いたイベントを開催するなど、精力的に活動。

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【担　当】坂元　寛和

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