★―――〔日本財託不動産投資情報マガジン〕 Vol.287 ―――――――――

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１.　ニュースでは報道されないボーナスの実態

２． マンション投資を実践されたオーナー様の生レポート≪最新版≫

３．「サラリーマンのための東京中古マンション投資セミナー」

〜参加者募集のお知らせ〜

４． 編集後記

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■　ニュースでは報道されないボーナスの実態

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『貯蓄』が４３％で第１位。

先日、日経新聞が行った２０１２年冬のボーナスに関する

アンケート調査の結果です。

貯蓄に次いで、「生活費の補てん」が２５％で２番目となり、

「旅行・レジャー費用」は回答率がぐっと下がって１０％の

３番目になります。

「余計な出費をなるべき抑え、さらなる収入減に備える」

「将来の生活資金として貯蓄にまわす。

確実な自衛手段を進めるしかない」

サラリーマンの苦しい台所事情がうかがえる結果となりました。

また、この時期になるとボーナスの支給額に関するニュースが

テレビや新聞などで報道されます。

日経新聞の調査によれば、

全産業のボーナス平均支給額は７４７，０８３円、

製造業で７４３，５６７円、

非製造業で７８２，３８７円でした。

ただし、これだけの金額のボーナスを

多くのサラリーマンがもらっているわけではありません。

この調査は上場企業、有力非上場企業の大手３，７５９社が対象で、

しかも回答しているのはわずか１０２社です。

回答会社の会社名が掲載されるので、

支給金額に自信のある会社しか回答していません。

優良企業のなかで、さらに業績のよい企業の平均値ですから、

実態と比べるとかなりの高額になっています。

日本全体でみると中小企業の割合は約９９％、

中小企業に勤めている人の割合は約８０％に上ります。

こうした中小企業のボーナス支給額の実態について、

三菱ＵＦＪリサーチ＆コンサルティング株式会社が

厚生労働省の毎月勤労統計、総務省・人事院の資料をもとに、

２０１２年冬のボーナスの見通しを調査、公開しています。

この調査によれば、

全産業のボーナス平均支給額は３６６，５００円

製造業で４５７，３００円、

非製造業で３４５，６００円という結果でした。

さきほどの大企業の調査結果に比べて、

半分程度の平均支給額となっています。

さらに、当社の顧問契約先である会計事務所が行った

顧問先企業を対象にしたボーナス支給実績調査によれば、

調査対象企業６１３社のうち、

賞与支給がゼロの会社の割合が２０４社で約３３％、

支給のあった残り４０９社の平均支給額が１９８，８４３円でした。

調査対象企業の平均社員数が３３名で比較的小規模の企業であるとはいえ、

サラリーマンのボーナス水準は

ニュースで報道されているようなものではなく、

かなり厳しい水準であることがわかります。

収入の増加は期待できない、

かといって生活費の節約にも限界がある。

そこでいま、給料以外の収入を増やす手段として、

「副業」に注目が集まっています。

同じ日経新聞のアンケートによれば、

副業をはじめている方が１０％、

また副業に意欲を持っているひとまで含めると、

実に全回答者の４３％にもなります。

「生活費をねん出したい」

「老後資金を貯蓄したい」

「年金だけでは老後の家計を維持できない不安がある」など、

日々の生活費はもちろんのこと、

老後生活の不安解消のために取り組む人もたくさんいらっしゃいます。

しかし、収入を増やすために副業をはじめるといっても、

簡単な話ではありません。

副業には３つのデメリットがあるからです。

その１　本業に専念できない

副業で収入を上げることに集中するあまり、

本業がおろそかになることが考えられます。

給料を補うために始めた副業のおかげで、

本業に集中できず、仕事のミスや営業成績の悪化を招いて、

給料を減らしてしまうことにもなりかねません。

これでは、本末転倒です。

その２　知識やノウハウが必要

副業で収入を得るためには、収入を得ようとする分野の

知識やノウハウが必要になります。

パソコンを使って手軽に始められるアフィリエイトも

副業として盛んに行われています。

アフィリエイトとは、自分で開設したホームページ上に

商品の広告を掲載し、その広告から商品が売れた際に見返りとして、

報酬を得るという制度です。

しかし、このアフィリエイトも収入をあげるためには、

ホームページへの集客や魅力あるコンテンツ作りが必要になるので、

一朝一夕にはいきません。

その３　継続的に収入を得ることのむずかしさ

副業で収入をあげられるようになったとしても、

それを継続していくためには、新しい知識やノウハウを常に仕入れて

実践していく必要があります。

また、ノウハウや知識を必要としないアルバイトを

土日に行うといっても収入を上げ続けるためには、

定期的に働かなければ、収入を得ることはできません。

病気やけがで長期療養することになれば、

当然収入は見込めません。

このように収入が厳しいからと言って副業をはじめても、

継続して収入を得ることは簡単なことではありません。

そうであれば、本業に専念することができ、

着実に収入を生み出してくれるマンション投資も選択肢の一つに

いれるのはいかがでしょうか。

日本財託　マーケティング部　小林　和徳

◆スタッフプロフィール

マーケティング部所属し、セミナーやＨＰの運営、メールマガジンの

執筆などを通じて東京・中古・ワンルームの魅力を多くのお客様に伝える。

家庭では４歳になる息子と１歳の娘のよき父親です。

子どもの写真と動画で携帯のメモリーは常に一杯。

家族に対する愛情も一杯のマイホームパパです。

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■４．編集後記

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１２月５日、宅建試験の合格発表が行われました。

今年は当社から８名の合格者を出すことができ、

私もその１人となることが出来ました。

日本財託に転職したのは、２年ほど前のことです。

日本財託に就職が決まり、実家に報告したとき、

母親から不動産について勉強になればと、

昔の宅建試験のテキストをもらいました。

そのテキストには、ところどころ赤いラインが引かれており、

勉強した形跡が見てとれます。

あれ？うちは不動産とは、無縁のはずだけど、

一体誰のテキストだろう？

不思議に思い尋ねると、それはかつて父が使用していたものでした。

私の父は高校卒業後、

金型を作る会社に就職し働いていました。

真面目な父の頑張りが評価され、

その会社の取締役となることができました。

しかし、仕事は徐々に価格の安いの海外へ流れていき、

業績が急激に悪化。

父の会社は倒産することになったのです。

その後、父はそれまで勤めていた会社の社長の紹介で、

大手の金型会社に無事再就職することが出来ました。

当時、高校生であった私には分かりませんでしたが、

転職を少しでも有利にするため、

父は宅建資格を取得することを考えていたのだと思います。

宅建のテキストの年度をみると、

ちょうど会社が倒産し、転職活動をしていた時期と一致します。

会社が倒産してつらい状況にあっているにもかかわらず、

家の中ではそんなそぶりもみせず、明るく振舞っていた父。

日焼けして少し黄ばんだこの本を見ると、

家族のために、自分の専門外にもかかわらず何とか状況を良くしようと、

テキストと格闘していた父の姿が目に浮かんできます。

私も妻と二人の子供を養う立場になって

そんな父に対する感謝と尊敬の気持ちが年々大きくなっています。

これまで、あまり父が誇るような息子ではなかったと思いますが、

これで少しは認めてもらえる気がしています。

今年受験したテキストは不要になったので、

来年に受験する仲間へ合格の念を込めて譲りましたが、

父のテキストは一生持っているつもりです。

日本財託　マーケティング部　K・K

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