★―――〔日本財託不動産投資情報マガジン〕 Vol.291 ―――――――――

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１.　アベノミクスが始動！政策から浮き彫りになる不動産の２極化

２． マンション投資を実践されたオーナー様の生レポート≪最新版≫

３．「サラリーマンのための東京中古マンション投資セミナー」

〜参加者募集のお知らせ〜

４． 編集後記

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■　アベノミクスが始動！政策から浮き彫りになる不動産の二極化

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日経平均株価の値上がりが続いています。

ほんの２ヵ月前は、８，０００円台だった平均株価が

１０，６００円台にまでを急上昇しています。

その背景には、「アベノミクス」と呼ばれる経済対策があります。

アベノミクスとは、「安倍」総理と経済の「エコノミクス」を

組み合わせた造語で、２％のインフレターゲット、円高の是正などを

目的とした経済政策のことです。

そのアベノミクスによる期待から、株価は上昇し、

これから資産価格もあわせて上昇すると予想する専門家もいます。

先日、官民共同による不動産投資ファンドの

設立に関する報道がありました。

目的は、空洞化が進む地方都市の活性化です。

地方には、駅前にもかかわらず「シャッター通り」なっている街や

中心市街地にも関わらず未活用の土地、

さらに 古くなって耐震性が不十分な建物がたくさんあります。

そこで、ファンドの資金を使い

新たな人の流れを生み出す「呼び水」として

商業施設や新しいオフィスビルを建設し、

地方経済を活性させようとしているのです。

国や民間企業、金融機関からの融資をあわせて

１，０００億円規模のファンドを検討しています。

ファンドの対象を地方都市に限定している理由は、

もともと地域経済が落ち込んでいる地域の再開発は

営利を追求する民間企業だけでは二の足を踏んで、

積極的に取り組むことが難しいからです。

一方で、もともと人が集まる東京では、

なにも国が民間企業の背中を押さなくても、

収益力を高めようと、再開発が盛んに行われています。

昨年だけでも、

渋谷ヒカリエ、東京駅リニューアルオープン、東京スカイツリー

ダイバーシティ東京、中野セントラルパークなど、

多くの場所で再開発が行われています。

昨年、ゴールドマンサックスをはじめとした大手外資系ファンドが

日本の不動産に投資するというニュースが報道されましたが、

その投資対象は、都心の不動産を中心としたものでした。

不動産は利用価値という考え方が徹底している

外資系ファンドは都心の不動産に投資し、

一方、アベノミクスでは地域経済を活性化させるため、

地方の不動産に投資する。

「アベノミクス」が功を奏して２％のインフラ目標を達成し、

資産価値も上昇するかもしれません。

これまでの投資家の行動パターンを見ると、

景気が回復してきて、不動産が動き出すと、

「どうしても買いたくなる」という心理が働きます。

リスクと利回りが見えなくなってしまうのです。

仮に、物件の価格が上昇していくと、利回りが低くなり、

投資として、利回りが合わなることもあります。

家賃の決め方は、あくまで周辺相場の賃貸需要によって決まります。

物件価格が上昇したといっても、

家賃がすぐに上がる保障は何もありません。

経済政策によって資産価格の上昇があったとしても、

『家賃＝賃貸需要』が上がるという保障はないのです。

利回りが取れないのであれば、

まわりから、どんなに薦められても決して無理して買わない。

不動産投資は休むことも必要です。

日本財託　マーケティング部　小林　和徳

◆スタッフプロフィール

マーケティング部所属し、セミナーやＨＰの運営、メールマガジンの

執筆などを通じて東京・中古・ワンルームの魅力を多くのお客様に伝える。

家庭では４歳になる息子と１歳の娘のよき父親です。

子どもの写真と動画で携帯のメモリーは常に一杯。

家族に対する愛情も一杯のマイホームパパです。

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■ ２．マンション投資を実践されたオーナーのナマレポート≪最新版≫

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■４．編集後記

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先日、母の呼びかけで家族が集まり

食事をする機会がありました。

２時間ほど経ったところで、

母から促されるように父が口を開きました。

なんと仕事を引退するというのです。

父は今年で６５歳になります。

４０歳で一念発起し、

健康食品や自然食品を中心に取り扱う会社を起業しました。

開業当初はバブル景気の恩恵もあり順調でした。

しかし、バブル崩壊後は売上げが落ち込み、

自宅を担保に借金をしたり、母と二人三脚で乗り切って来たのです。

父は起業して以来２５年間、休日もほとんど仕事に出かけ、

親子の会話は自然と少なくなりました。

私は、父を意識的に避けるようになり、

実家に連絡する時は、いつも母親ばかり。

突然の父の引退宣言を聞き、

父が一生懸命に仕事をしている姿がよみがえりました。

家族のために必死で働いてきた父に、

これまで感謝の言葉を伝えてこなかった自分に気づきました。

そして、勇気を出して「父さん、これまでありがとう。」と、

２５年経って素直に気持ちを伝えることが出来ました。

翌日の朝、「いってきます！」

いつもの元気な父の声で目覚めました。

『あれ、引退したんじゃないの？』

と尋ねると「ほとんどな」と笑顔の返し、

そんな父の姿をみて「自分も負けてられないな」と

新年早々から『喝』を入れてもらいました。

日本財託　営業部　S・S

◆スタッフプロフィール

物件の仕入れから販売・賃貸管理まで、

賃貸管理会社として必要なあらゆるセクションを経験し、

現在は営業部にて東京の中古ワンルームマンション投資をご紹介している。

趣味は、学生時代に没頭したバンド活動で

ボーカルを務めた腕前をカラオケで披露すること。

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