★―――〔日本財託不動産投資情報マガジン〕 Vol.296 ―――――――――

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オーナー様数４，５６６名、管理戸数１１，３５９戸、入居率９８.８０％

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１.　オーナーにも問われる防火責任　火災リスクに備える３つのポイント

２． マンション投資を実践されたオーナー様の生レポート≪最新版≫

３．「サラリーマンのための東京中古マンション投資セミナー」

〜参加者募集のお知らせ〜

４． 編集後記

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■　オーナーにも問われる防火責任　火災リスクに備える３つのポイント

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２００９年１１月、高円寺の居酒屋で１４人が死傷するという

痛ましい火災事故が起こりました。

この火災で業務上過失致死傷罪に問われた、

居酒屋の経営者、ビル所有会社の元社長、同社社員の防火管理責任者に

今月１３日、東京地方裁判所で判決が下されました。

火災の直接の原因となった居酒屋の経営者に禁固２年６ヵ月（執行猶予５年）、

さらに、テナント側だけでなく、ビル所有者側も責任が問われ

ビル所有会社の元社長と同社の防火管理責任者には、

それぞれ禁固１年８か月（執行猶予３年）が言い渡されました。

本来、２ヵ所以上は確保しなければならない避難通路のうち、

１ヵ所は飲み逃げを防止するため施錠されていました。

通路には座布団やタンスが置かれ、

非常階段があるかどうかも分からないほどで、

さらに、火災報知機の回線をつなげておらず、

消火器も正常に使用できない状態だったと言います。

不動産投資をするうえで、火災は大きなリスクの一つです。

不動産投資は他の金融商品とは異なり、

投資対象の物件には実際に人が住み、

生活を営んでいます。

だからこそ、入居者が安全に暮らしていける環境を

オーナーは整える必要があります。

安全な住環境を整えることを怠ってしまうと、

ご紹介した高円寺の火災事故のように、

オーナー側にも責任を問われかねないのです。

商業用ビルだけでなく、１棟アパートやマンションでも

廊下に荷物が置きっぱなしになっている、

扉の前に物が置かれて階段の扉を開けづらい、

消火器が古くなって使えないなど、

管理が行き届いていない物件もあります。

このような状態を放置したまま、

火災が起きてしまうとオーナー側も責任を問われかねません。

そのため、普段から建物の管理状況に目を光らせ、

定期的な消防設備点検もきちんと行い、

報告してくれる管理会社をパートナーとして

選んでおくことが欠かせません。

管理会社にまかせっきりにするのではなく、

管理会社からの定期報告書にもきちんと目を通し、

分からない点があれば質問をするなど、

ご自身でも意識を高く持っておくことが大切です。

また、火災被害を最小限に抑えるためには、

火災に強い鉄筋コンクリート造のマンションを選ぶことも重要です。

先月、熊本市の木造アパートで火災事故が起きました。

火は約３時間後に消火されましたが、

木造２階建てのアパート約１４０平方メートルと

隣接する住宅約２００平方メートルも全焼させ、

アパートの１階に住んでいた熊本大学の学生も犠牲になった

大変痛ましい火災事故でした。

当社でもワンルームの全焼事故を経験したことがあります。

しかし、いずれも鉄筋コンクリート造のマンションであったため、

火災被害は部屋内で留まり、建物全体には広がりませんでした。

また、保険金を活用して、

もともとバスとトイレが一体となった３点式ユニットバスを、

トイレ・バス別のセパレートタイプに変更したり、

アクセントクロスを張るなどしてお部屋を一新した結果、

当初の家賃よりも高い家賃で新しい入居者を決めることができました。

しかも、火災発生から実働６０日程度でこれらの復旧工事を

完了することができたのです。

（ワンルーム火災事故への対応の詳細はこちらから）

http://www.nihonzaitaku.co.jp/manage/man05/man05_01.html

このように、火災に強いコンクリート造のマンションで、

きちんと保険に加入していれば、火災被害を最小限にとどめることができます。

ただ、注意しなければならない保険の契約期間です。

たとえば、オーナーが自主管理している物件に、

何年も前から入居している入居者がいるとします。

どうせこれからも住み続けるのだからと、更新の手続きを

行わないでいると、いつの間にか火災保険の期限も切れて、

無保険で入居を続けていたということになりかねません。

そのような状態で火災が起きた場合、

オーナーと入居者の双方が満足できるような解決を目指すことは、

現実的に難しいものです。

そうならないためにも、更新契約の手続きをしっかりと行い、

その都度、保険契約も確認することが重要です。

『火の用心』という言葉があるように、

火災リスクに対しては、事前の備えが何よりも大切です。

そのためにも、

１．信頼できる建物管理会社に任せ、防火管理を徹底する

２．火災に強いコンクリート造のマンションを選ぶ

３．更新契約時に保険内容の確認を行う

以上の３つのポイントを

しっかりと押さえておくことをお勧めします。

日本財託　マーケティング部　小林　和徳

◆スタッフプロフィール

マーケティング部所属し、セミナーやＨＰの運営、メールマガジンの

執筆などを通じて東京・中古・ワンルームの魅力を多くのお客様に伝える。

家庭では４歳になる息子と１歳の娘のよき父親です。

子どもの写真と動画で携帯のメモリーは常に一杯。

家族に対する愛情も一杯のマイホームパパです。

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■４．編集後記

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２月２４日に開催された「東京マラソン２０１３」に

日本財託の社員２９名が、チャリティーランナーとして参加しました。

当社が社会貢献活動の一環として参加したチャリティーランナーの参加費は、

難病をと戦う子供たちのためのキャンプ場を提供する

「そらぷちキッズキャンプ」へ寄付されます。

私も２９人のチャリティーランナーの１人として、

東京マラソンにエントリーしました。

もともと野球やサッカーといったチームスポーツが好きで、

体力には自信がありました。

しかし、これまで１０キロ以上の距離を走ったことがなかったので、

４２.１９５キロという長い距離を本当に完走することができるか、

不安のなかでのスタートでした。

大会当日、早朝の気温は３度、

肌を刺すような冷たい風が吹きすさぶなかでも、

沿道からたくさんの声援をもらいました。

見ず知らずのおじちゃんやおばちゃんたちが、

ハイタッチをしてくれたり、チョコやアメを手渡してくれました。

父親の腕の中で、「がんばれぇ」と

小さな手を振って応援してくれた男の子。

苦しそうにしている私を見て「もう少しだぞ」と

励ましてくれたおじいちゃんランナー。

「いつ頑張るの？今でしょ！」という話題の予備校講師のセリフをまねた

プラカードを掲げて応援してくれた同世代の方。

そして、４０キロ地点で私たちを待っていてくれた、

そらぷちキッズキャンプの子供たち。

浅草に差し掛かったあたりから足も上がらなくなり、

経験したことのない疲労を感じました。

「もう歩いてもいいだろう」

「少し止まろう」

そんな誘惑が何度も襲ってきましたが、

沿道からの応援を力にかえて、なんとか無事に完走することが出来ました。

ランナーはよく孤独だとよく言われますが、

私がはじめて経験したマラソンは孤独とはほど遠いものでした。

周りの応援に支えられ、その感謝の気持ちが

疲れきった足を一歩前に一歩前にと

踏み出す力になってくれました。

今もまだ股関節と膝が悲鳴を上げていますが、

本当に参加して良かったと思います。

周囲の人たちのサポートに支えられた走った

忘れられない１日になりました。

日本財託　営業部　　S・S

◆スタッフプロフィール

日本財託の営業部に所属、東京の中古マンション投資を通じ、

お客様の老後の不安を解消することを目指している。

野球やサッカーとジャンルを問わず、スポーツが大好き、

運動神経には自信あり。

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どんなことでも結構です。ご意見をお聞かせください。

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