★―――〔日本財託不動産投資情報マガジン〕 Vol.312 ―――――――――

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１.　外国人女性のお部屋に不審者が！？生活サポートで外国人入居者の不安を解消する

２． マンション投資を実践されたオーナー様の生レポート≪最新版≫

３．「サラリーマンのための東京中古マンション投資セミナー」

〜参加者募集のお知らせ〜

４． 編集後記

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■　外国人女性のお部屋に不審者が！？生活サポートで外国人入居者の不安を解消する

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こんにちは。

賃貸営業部の金淑（キンシュク）です。

来日してから、はや６年が経ちました。

当初は慣れない日本での生活に戸惑うばかりでしたが、

いまでは、優しい日本の友人にも恵まれ、

仕事もプライベートも充実した毎日を送っています。

私が日本に来た当時は、言葉や生活習慣の違いもあり

外国人が借りられるお部屋は限られていましたが、

最近では外国人入居者の受け入れに

積極的な賃貸管理会社も増えてきています。

ただ、お部屋が借りやすくなったとはいえ、

家族も知人も誰もいない異国の地で、

たった一人で暮らしていくことは本当に不安が尽きません。

毎日の買い物は？病気になったら？

電車はどう乗ったらいいのか？電気や水道が止まってしまったら？

そんな外国人の方の不安を取り除き、

安心して生活いただくためにも、

私たちは外国人入居者のフォローもしっかり行っています。

先日、外国人入居者のＡさんから

「今すぐにも解約したい」というご連絡を頂きました。

今年の４月、Ａさんは日本語学校に通うために、

中国からやってきました。

来日してからわずか１カ月程度で、もうお部屋の解約です。

あまりにも急な話だったので、

何か困ったことでもあったのか聞いてみると、

「もう中国に帰りたい」とポツリとつぶやいたあと、

その理由を話してくれました。

Ａさんが学校から帰宅して、夕飯の支度をはじめようしていた時、

インターフォンが鳴りました。

インターフォンに出てみたものの、日本語学校に通い始めたＡさんは、

まだ相手の話しを十分聞き取ることが出来ません。

「隣に引っ越して来た人が挨拶に来たのかもしれない。」

そう思ったＡさんがドアの鍵を開けて出ようとした瞬間、

外側から力強くドアを引っ張られました。

ドアの向こうには、

帽子を深めに被りヨレヨレのジャージを着た

３０歳前後の色黒の男性が立っていました。

男性はＡさんの手首を掴むと玄関へ足を踏み入れ、

内側からドアに鍵を掛けました。

そして、不審者は早口でまくしたてました。

『？洗濯物？？下着？

？１人？住んでいる？いまなに？』

断片的に聞き取れたキーワードと

男性のただならぬ様子に、身の危険を感じたＡさんが

「出て！」大きく叫ぶと、

不審者は「また来るよ」と言って退散したそうです。

まずは、Ａさんの気持ちを落ち着けようと、

自宅に訪問することにしました。

Ａさんは、中国では家族と一緒に生活しており、

日本に来てから初めて一人暮らしをはじめたそうです。

そこで、

「知らない人が訪ねてきた時は、簡単にドアを開けない」

「扉を開けるときは、ドアチェーンを必ずかける」

「防犯ブザーを持つ」

また、「下着や洗濯物をベランダに干さない」

といった防犯上のアドバイスをしました。

特にオートロックのないアパートだったので、

ドアチェーンをかけることは何度も念を押しました。

今回の件を警察に届けたか尋ねると、

まだ届けていないと言うので、

警察に同行して、事情を説明することにしました。

日本語で物事を正確に伝えることに自信が持てないため、

１人で警察にいくことができなかったようです。

警察からの帰り道、

「私が出会ってきた日本人は素敵ないい人ばっかりだから、

これから日本でがんばろうね」と伝えると、

『本当にありがとうございました。頑張ります。』と言い、

初めてＡさんの笑顔を見ることが出来ました。

その後、オーナー様に相談し、Ａさんのお部屋には、

防犯カメラ付きのインターフォンを設置することになりました。

Ａさんはとても喜ばれ、今では安心して住み続けています。

当社の毎月の賃貸契約のうち、

およそ１０％程度が外国人入居者の方々です。

外国人入居者が生活しやすいよう、

様々な取り組みを行っています。

たとえば、

漏水被害、給湯器の故障など住まいのトラブルへの対応法をまとめた

「入居のしおり」を３カ国語に翻訳して発行してます。

また、今回のケースのように、

外国人入居者の生活トラブルに対応するため、

入居後に何か生活で困っていることはないか、不便を感じてることはないか、

定期的に連絡して生活のサポートを行っています。

来日したばかりの外国人入居者は、

右も左もわからず、とにかく不安な毎日を過ごしています。

だからこそ、私は賃貸管理会社に勤める外国人として、

外国人入居者が一日でも早く日本での暮らしに馴染めるよう、

サポートを続けていきたいと思っています。

日本財託管理サービス　賃貸営業部　金　淑（キンシュク）

◆スタッフプロフィール

中国延辺（エンベン）出身の２８歳

６年前に日本に留学して日本語を学び、日本財託管理サービスに入社。

賃貸営業部にて、募集図面の作成や外国籍の入居審査などを行う。

去年の９月に結婚し夫との２人暮らし。

今年の４月からコナミスポーツクラブに通い始め、

ヨガやフラダンスを勉強中。

仕事を通じて、人の幸せに貢献することを目指している。

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■ ２．マンション投資を実践されたオーナーのナマレポート≪最新版≫

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『なぜ、中古ワンルームなのか？』

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最新の不動産市況を読み解きながら、

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客観的なデータを交えて、詳しくご説明いたします。

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■４．編集後記

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昨年、大学生の息子が一人暮らしを始めました。

バレーばかりをやっていた息子に

はたして一人暮らしなんてできるのか？

一人暮らしをはじめると聞いた時には、

本当に不安でした。

息子は、当時高校で教員を務め

バレー部の顧問だった私の影響で、

小学３年生のときからバレーを始めました。

親子の会話と言えば、もっぱらバレーボールのことばかりで、

休日に良く出かける所も、体育館というほどです。

以来、小中高とバレー一筋の生活でした。

３年前に行われた春高バレーでは、

東亜学園バレー部の一員として全国優勝しました。

いまも東京学芸大学のバレーボール部に所属し、

関東大学リーグで優勝を目指して練習漬けの毎日を送っています。

息子というとバレーをしている姿ばかりが思い浮かび、

自炊や洗濯、掃除をしている姿がまったく想像できません。

親の心配をよそに、

たまにくれる電話ではケロッとしていますから、

息子は息子でなんとかやっているようです。

『便りがないのは良い便り』とは、

まさにこのことですね。

そんな息子から、

父の日にプレゼントが届きました。

ずしりと重たい箱の包装紙を開けてみると

私の大好きな焼酎が２本入っていました。

「お父さん、毎日お疲れ様です。」

「感謝」

２本のボトルには、

それぞれ感謝の言葉が大きくラベリングされていました。

一緒に生活をしていたときには、

バレーのことばかりだったとはいえ、会話もありましたが、

改まって感謝の言葉をもらった記憶はありません。

「こんなことができるようになったのか」と

息子の成長に顔をほころばせながら、

しばらく焼酎を手に取ってラベルを眺めていました。

今週の日曜日、久しぶりに

息子が実家に戻ってきます。

家族で飲むことはありますが、

まだ二人きりでお酒を酌み交わしたことはありません。

焼酎が苦手な息子にはワインを買っておき、

息子の近況を聞きながら、

二人でゆっくりグラスを傾けたいと思います。

日本財託　総務部　S・H

◆スタッフプロフィール

総務部にて主に採用活動を担当し、

これまでに１００名以上の採用に関わる。

採用活動を通じて、賃貸管理会社の魅力を伝えている。

元高校のバレー部の顧問として、香川県大会で優勝経験あり。

今でも、社会人のバレーボールチームに所属し、

関東大会の連続出場を目指して活動中。

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