★―――〔日本財託不動産投資情報マガジン〕 Vol.319 ―――――――――

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１.　あるはずの会社がない！？　入居審査のポイントは『質』と『スピード』

２． マンション投資を実践されたオーナー様の生レポート≪最新版≫

３．「サラリーマンのための東京中古マンション投資セミナー」

〜参加者募集のお知らせ〜

４． 編集後記

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■　あるはずの会社がない！？　入居審査のポイントは『質』と『スピード』

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入居希望者から入居のお申し込みをいただいた際、

入居申込書にお客様の情報を記入してもらいます。

名前や住所、生年月日だけでなく、

勤務先、業種、年収、勤続年数についても記載する欄があり、

ひとつひとつ確認するようにしています。

例えば、年収に関する項目は、

家賃の支払い能力に問題がないか確かめるのに役立ちます。

なかには、なんとか審査を通そうと、

転職したばかりなのに、不自然に高い年収を記載する方もいるので、

気になる点がある場合には、

収入証明書や源泉徴収票の提出をお願いすることもあります。

入居の段階でしっかりと審査をしておかないと、

後々、滞納などのトラブルにつながることになるので、

審査には毎回気を使っています。

今日のコラムはこの「入居者審査」についてのお話です。

先日、入谷駅から徒歩１０分、

築２０年になるワンルームに入居のお申し込みが入りました。

募集を開始してから、わずか１ヶ月程度でのお申し込みです。

お申込み頂いた入居者のＡさんは、

３７歳の外国籍の男性です。

職業欄には印刷業と書かれていました。

ところが、入居申込書に記載されている会社名を

ネットで検索しても、検索結果にまったく表示　されません。

会社の電話番号を「電話案内サービス」で調べてみても、

登録はありませんという回答でした。

なにやら雲行きが怪しくなってきました。

今度は住所をネットで調べてみると、

その場所には５階建てのマンションがありました。

１階部分は店舗のようでしたが、

ネット上の写真ではシャッターが閉まっていたので、

印刷会社かどうかまではわかりません。

せめて、社名が書かれた看板でも、確認できればと思ったのですが、

看板も掲げていませんでした。

不審に感じてＡさんに連絡を取り、

詳しい事情を聞いてみることにしました。

Ａさんは、そのマンションの１階が

勤務先の印刷会社だと言い張ります。

具体的にどんなものを印刷しているのかと聞くと、

来日する外国人向けのパンフレットを

作っているということでした。

確かに、日本向けの商売している訳ではないので、

インターネットや電話番号案内への登録が

なくても不思議ではありません。

ただ、どうしても不信感が拭い去れなかったので、

直接現地に足を運び、自分の目で確かめることにしました。

現地にいってみると、ネット上の写真のとおり、

マンションの１階部分はシャッターが閉まっていました。

マンションのすぐ隣にあった店舗の定員に話を聞くと

『印刷会社？あそこはずっと昔から閉まったままだよ。

勘違いじゃないの？』

といって、そっけない返事です。

念のため、マンションの上階のフロアも確認しましたが、

全て居住用で会社が入居している形跡は見当たりませんでした。

すぐにその場でＡさんに連絡を取りました。

『Ａさんですか。いま現地にいるんですがお勤め先が確認できません。

１階にはシャッターが閉まっている店舗があります。

この場所で間違いありませんか？それともお隣の店舗の間違いですか？』

すると、Ａさんはしどろもどろになって、

今度は、会社は移転しており、

別の場所にあると言い出しました。

これではオーナー様からお預かりした大切な資産に

ご入居いただくことはできません。

残念ながら、Ａさんは入居申込書に虚偽の記載をされたということで、

ご紹介いただいた仲介会社を通じてお断りをさせて頂きました。

オーナー様に１日でも早く日割り家賃をお届けするためにも、

空室を出来るだけ早く埋めたい気持ちもありますが、

今回のケースのように、

申込書の記載内容に気になる箇所がある場合には、

現地確認をするなどして、しっかりと審査をしています。

そうしなければ、

後々、滞納トラブルにつながることも考えられますし、

さらに、今度は退去してもらうために訴訟問題にまで

発展する可能性もあるからです。

ただ、審査に時間をかけてしまっては、

その分空室期間が長引いてしまいます。

そこで、当社では入居申し込みが入ってから、

３日以内を目安に審査を完了するようにしてます。

もちろん、審査を即日完了することもありますが、

今回のように確認が必要なケースもあるので、幅を持たせています。

審査の『質』と『スピード』

相反する要素になりますが、

この二つを両立させることがオーナー様の利益に直結します。

毎月２００件以上の審査を行っていますが、

これからも入居者情報の見極めと審査のスピードを意識しながら、、

１日でも早く空室を埋められるよう、取り組んでいきたいと思います。

日本財託管理サービス　賃貸営業部　小竹　祐

◆スタッフプロフィール

東京都府中市出身、２９歳。

賃貸営業部にて城東エリアを担当し、入居者居募集を行っています。

また、入居希望者の入居審査に力を入れています。

趣味のルアーフィッシングを河口湖や相模瑚で行っています。

３年前には５６cmのブラックバスを釣り上げました。

今はスズキ８０cmオーバーを目指し、横浜に繰り出しています。

※　次回のメルマガ配信は８月２２日（木）になります。

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■ ２．マンション投資を実践されたオーナーのナマレポート≪最新版≫

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第１２８回【東　京】２０１３年９月　７日（土）ＰＭ１：００〜３：３０

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『なぜ、中古ワンルームなのか？』

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最新の不動産市況を読み解きながら、

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入居者が付きやすい物件を選ぶことが大切です。

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■４．編集後記

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先週の土曜日、姉に第一子が誕生しました。

私にとっては、初めての姪っ子です。

姉とは年子で１つしか年が離れていないせいか、

姉妹というよりも友達のように育ってきました。

ケンカをするときも殴る蹴るの大ゲンカ、

数ヶ月間も口を聞かないこともありました。

それでも、基本的には仲が良い姉妹で、

２人で名古屋に旅行をしたこともあります。

名古屋駅に着くなり、ひつまぶしを食べて、

夜はきしめんと手羽先をほおばる。

次の日は、巨大エビフライをいただき、

ういろうとエビ煎餅をお土産に買って帰りました。

２人で名古屋名物を食べ歩いた懐かしい思い出です。

そんな姉が結婚することを知ったのは、

３年前のことです。

いつも一緒だった姉を取られた気がして、

心から喜ぶことができませんでした。

姉が結婚をして実家を出て行ったことをきっかけに、

家を建て替えましたが、

新しい家には姉の部屋はありません。

自分の部屋は広くなりましたが、

広くなった分だけ、姉との距離が開いた感じがして、

さびしかったことを覚えています。

その後、素直におめでとうと言えないまま、

結婚式当日を迎えました。

披露宴でのお色直しのことです。

『ただいまから新婦がお色直しのため、一旦退席いたします。

　新婦がぜひ付き添って頂きたいという方がいます。

　妹の郁乃（いくの）さん。

　前に出て来てください』

突然、司会者から名前を呼ばれました。

拍手に導かれるように姉のもとへと進んで行き、

差し伸べられた姉の手をそっと握ると、

「いつも生意気言ってたくさんケンカもしてきたけど...

　郁乃と姉妹で本当に良かったと思っているよ。

　ありがとう。。」

会場から退席する最中、姉は顔を正面に向けながら

私だけに聞こえるように呟きました。

これまで私が勝手に抱いてきた

わだかまりが一気に溶け、涙がポロポロとあふれてきました。

控室には、先に退席していた旦那さんが待っていました。

『お姉ちゃん。お義兄さん。

結婚ほんとうにおめでとう。』

子供っぽいつまらない意地もすっかりなくなり、

今度こそ二人に心の底から祝福の言葉を贈ることができました。

姉はいま姪っ子と病院にいますが、

退院後は、娘を連れて実家に帰ってくる予定です。

新しい家には姉の部屋はありませんが、

私の部屋で、姉と私、そして姪っ子の３人で、

子供の時のように枕を並べて寝ようと思います。

日本財託管理サービス 賃貸営業部　K・I

◆スタッフプロフィール◆

賃貸営業部にて、入居者募集の図面を作成し、インターネットへ

物件の登録を行っています。

趣味はスノーボード、オフシーズンの夏は音楽フェスに行ったり

バーベキューやキャンプなどアウトドアを楽しんでいます。

最近はおいしいパンケーキを探すのが日々の楽しみの一つです。

※　次回のメルマガ配信は８月２２日（木）になります。

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