★―――〔日本財託不動産投資情報マガジン〕 Vol.375 ―――――――――

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１.　一番簡単な相続税対策とは！？

２． マンション投資を実践されたオーナー様の生レポート≪最新版≫

３．「サラリーマンのための東京中古マンション投資セミナー」

〜参加者募集のお知らせ〜

４． 編集後記

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■　一番簡単な相続税対策とは！？

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来年１月から実施される相続税の増税の影響で、

いま生前贈与に注目が集まっています。

２０１３年の贈与税の申告納税額は１,７１８億円。

前年が１,３１１億円ですから、約４００億円、実に３０％も増加しています。

（国税庁「平成２５年分の贈与税の確定申告状況」より）

財産を贈与する場合、財産の評価額から１１０万円分を

差し引くことができます。

この１１０万円の控除枠は毎年利用できるので、

コツコツと計画的に生前贈与を進めて相続財産を減らしていけば、

結果として、相続税を節税することができます。

さらに、高齢層から若年層へ財産の移転を促したいという政府の意向もあり、

来年１月からは贈与税の軽減が行われます。

贈与税は１１０万円の控除後の金額に応じて、

税率が細かく定められており、

この贈与税率が５％〜１０％軽減されます。

このように贈与を有効に活用することが、

効果的な相続対策につながります。

今回のコラムは、この相続対策に効果的な生前贈与のなかでも、

効果の大きく、簡単にできる「配偶者への居住用財産の贈与の特例」について

ご紹介します。

配偶者への居住用財産の贈与の特例は、

マイホームまたは住宅取得用の資金のいずれかを

２,０００万円まで控除することができるというものです。

この控除を受けるためには、

婚姻して２０年以上が経っていなければなりません。

この控除とあわせて、毎年の基礎控除額１１０万円も使えるので、

最大２,１１０万円を控除することができます。

この配偶者への控除を最大限に活かすためには、

現金で贈与するよりも、不動産で贈与したほうが効果的です。

現金を贈与した場合、額面に対して１００％で評価されます。

一方、不動産の場合、

建物は固定資産税評価額で評価され、

土地は路線価で評価を受けます。

不動産は時価よりも低く評価されるので、

現金で贈与するよりも、不動産で贈与したほうが、

より多くの資産を贈与することができます。

贈与には『相続開始前３年以内の加算の規定』というのがあります。

相続開始から過去３年間の贈与はなかったことされ、

あらためて相続財産に加算して、相続税を計算しなくてはなりません。

この居住用財産の贈与を活用すれば、

相続開始前３年以内の加算の規定は適用されず、

夫の相続財産を一気に減額することができます。

なお、配偶者がこの制度を利用して贈与を受けた場合、

贈与を受けた翌年の３月１５日まで住み続ける必要があります。

婚姻して２０年以上も経っていれば、

子どもが育っていて自宅を出て行くことも少なくありません。

夫婦だけでは広すぎる自宅は、かえって住みずらいものです。

嫁いだ娘のそばに引っ越したいと考えるかもしれません。

その場合、自宅を売却しても問題ありません。

ポイントは、特例を受けた時は、

住み続ける意志があったということです。

仮に売却して利益が出た場合、

もう１つの特例が効果を発揮します。

それが『居住用財産の特別控除』です。

居住用不動産を売却して利益が出た場合、

３,０００万円以内であれば控除されます。

この特例は、夫婦でそれぞれ１人ずつ利用することができます。

つまり、さきほど紹介した居住用財産の贈与を利用して、

自宅を共有名義にしておけば、

夫婦それぞれが３,０００万円の特別控除が受けられるので、

あわせて６,０００万円まで控除を受けることができます。

ただし、戸建住宅の場合は、

土地と建物それぞれの持ち分を贈与していなければ、

この最大６,０００万円の控除を受けることはできません。

相続税の増税を間近に控え、

生前贈与にも注目が集まっています。

今回ご紹介したように、贈与の特例も単に制度を知っているだけではなく、

その効果的な使い方まで知っていると、大きな効果を生み出してくれます。

本コラムでは、相続・贈与に関するお役立ち情報を

今後も取り上げていきますので、ぜひ、参考にしてください。

日本財託　マーケティング部　小林　和徳

◆スタッフプロフィール

マーケティング部所属し、セミナーやＨＰの運営、

メールマガジンの執筆などを通じて

東京・中古・ワンルームの魅力を多くのお客様に伝える。

休日は子ども達の間で大人気の妖怪ウォッチを探す日々を過ごし、

すっかりと妖怪ウォッチ難民と化している。

◆　≪不動産投資コラムが３００本以上≫

不動産投資コラムのバックナンバーはこちらから

http://www.nihonzaitaku.co.jp/mailmag/backnumber/

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■ ２．≪オーナー様の生の声　合計４０５話　ＨＰ掲載中≫

マンション投資を実践されたオーナーのナマレポート≪最新版≫

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《 実際に購入されたお客様の声とその物件をご紹介！》

【老後の年金を作る　No.２２７】

『お宝物件は作りあげるもの』

Ｄ・Ｏ様　２８歳　千葉県在住

日本財託を知ったきっかけ：セミナー

物件購入日：平成２６年１月

ご購入物件：文京区（有楽町線「江戸川橋」徒歩６分）

平成９年築　頭金７０万円　他１戸

昨年、社会人として５年目を迎え、ふっと頭をよぎったことがあります。

このままサラリーマンの生活を続けた場合、将来の自分の姿です。

忙しく仕事に追われている日々を過ごしている私ですが、

２０歳年上の上司も全く同じように、１日中駆け回っています。

いつか、この生活から抜け出すためには、

上司がやってこなかった何かをしなければなりません。

http://www.nihonzaitaku.co.jp/report/report01/post-257.html

◆　過去のオーナー様の体験談はこちらから

http://www.nihonzaitaku.co.jp/report/

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【名古屋】２０１４年１２月　６日（土）ＰＭ１：００〜３：３０

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■４．編集後記

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先日、父の還暦をお祝いするため、

群馬県の伊香保温泉へ家族旅行に出掛けました。

『人生の節目に最高の思い出をプレゼントしよう』

この日のため、兄と姉、私の３人で話し合いを重ね計画した

初めての親孝行です。

とても寡黙な父が喜んでくれるか、

正直不安でした。

幼い頃、父はとくにテーブルマナーに厳しくて、

食事をしながらテレビを見ることは許されません。

黙々と食事する父と食卓を囲むと、

緊張したものです。

そんな父も８年前、

地元である福岡県に自宅を購入し、

母を連れて引っ越しました。

これまで親孝行らしいことをしてこなかったため、

あまり父の笑顔を覚えていません。

この還暦祝いをきっかけに、

心から喜んだ父の笑顔を見たいと思ったのです。

事前に飛行機のチケットを予約して、

当日は羽田空港で待ち合わせます。

「今日は、私たちに任せてね」

事あるたび、財布を開こうとする父。

そのつど止めて、全てのお会計は子ども達が払います。

兄も姉も、この日のためにお金を貯めていて、

それぞれ１５万ずつ持ってきていました。

末っ子の私は、少なめの１０万。

最高の思い出をプレゼントするために、

頑張ってお金を貯めてきました。

旅館に戻ってからサプライズで用意したプレゼントを手渡します。

プレゼントは３つ。

６０年前に父が生まれた日の出来事が書かれた還暦新聞。

プロに依頼して描いてもった父親の似顔絵。

そして「赤いちゃんちゃんこ」です。

驚いたのは　あの寡黙な父親が

ちゃんちゃんこを着てくれたことです。

「いいね、お父さん似合ってるよ」

みんなで声をかけるとセットの赤い帽子もかぶって、

にっこりと笑ってくれました。

『こんなふうに笑うんだ』

思わず、兄妹で顔を見合わせました。

照れてなのか、嬉しかったか。

いずれにしろ父親の笑顔を見ることができ、

家族旅行は大成功です。

大人になると、それぞれが家庭や仕事を抱え、

どうしても家族全員が揃うことは難しくなります。

でも、離れて暮らしているからこそ、

分かる嬉しさもあり、

それは親も子も同じなのかもしれません。

どんなに離れて暮らしていても、

年数回は顔を見せに福岡県の実家を訪れようと決めました。

次は母が還暦を迎えます。

熊本県阿蘇にある「黒川温泉」へ連れて行こうと

兄妹３人で家族旅行を計画中です。

日本財託　事業部　N・E

　◆スタッフプロフィール

千葉県船橋市出身。

事業部にて、立地や利回などを条件を厳正して、

確実に入居者が付く優良な投資用マンションを仕入れています。

身長１７７センチの長身が自慢。

うりふたつの双子の姉と並ぶとまるでモデルさながら。

２人のお酒の強さは筋金入り、

２時間でワインを４本空けたことがある。

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