★―――〔日本財託不動産投資情報マガジン〕 Vol.439 ―――――――――
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　１. マイナス金利がいよいよスタート！マンション投資の絶好機到来！？
　
　２． マンション投資を実践されたオーナー様の生レポート≪最新版≫
　
　３.　ワンルームマンションの買い取りもお気軽にご相談ください
　
　４．「サラリーマンのための東京中古マンション投資セミナー」
　　　　　　　　　 ～参加者募集のお知らせ～

　５． 編集後記

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　■　マイナス金利がいよいよスタート！マンション投資の絶好機到来！？
　
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　今週の火曜日から日本初の
　「マイナス金利」政策が始まりました。
　
　これによって、
　銀行が新たに日銀にお金を預けると、
　０．１％の利息を取られることになります。

　導入の決定から、
　連日、新聞やテレビ、ビジネス誌でも
　マイナス金利の話で持ち切りです。
　
　
　マイナス金利の導入によって、
　私たちの生活はどうなってしまうのでしょうか。

　そして、今後の資産形成をどのように考え、
　どのように行動すればよいのでしょうか。　

　そこで、今回のコラムでは、
　マイナス金利を導入した目的を確認しながら、
　マイナス金利が不動産投資に与える影響について、
　取り上げていきます。
　
　
　まず、不動産について考える前に、
　マイナス金利導入の目的について確認したいと思います。
　
　マイナス金利の目的をひと言でいえば、
　『景気回復へのテコ入れ』です。

　マイナス金利がもたらす３つの効果によって、
　日銀は景気を刺激しようと考えています。
　
　一つ目の効果が、
　銀行から市場への資金供給を増やすことです。
　
　日銀にお金を預けても減ってしまうだけですから、
　銀行は別の場所にお金を振り向けて、
　お金を稼ぐ必要があります。

　その結果として、市場に出回るお金の全体量が
　増えるようになることを期待しています。
　
　二つ目は、円安による輸出企業の業績向上です。
　
　他の通貨と金利を比較した場合、
　金利の高い通貨ほど人気が高まります。

　日本はマイナス金利を導入したことで、
　円の人気を薄め、為替トレンドを円安に誘導しようとしているのです。

　思惑通り円安になれば、輸出企業が利益を出しやすくなり、
　自動車、電気機器、半導体といった業界の業績が、
　改善していきます。

　そして三つ目が、株価の底上げです。

　輸出企業の好調な業績が、
　株価全体のけん引役となります。
　
　株価が上昇して投資家の含み益が拡大すれば、
　それに伴って、消費者の財布のひもが緩み、
　消費が拡大することを期待しています。

　これらマイナス金利の効果を通して、
　黒田総裁就任以後、悲願としているインフレ率２％を、
　達成することも日銀の大きな狙いでしょう。
　
　
　では、景気回復を狙って導入されたマイナス金利は
　私たちの実生活にどのような影響をもたらすことが
　予想されているのでしょうか？
　
　メリットとデメリットの
　両面から考えてみましょう。
　
　
　まず、デメリットとしては、
　銀行預金の金利の引き下げです。
　
　三井住友銀行では、１６日から
　普通預金の金利を０．０２％から０．００１％へと、
　「もう預けないでくれ」と言わんばかりに
　一気に引き下げました。
　
　仮に１００万円を預けていたとしても、
　もらえる利息はたったの１０円です。

　１回のＡＴＭ手数料にも足りません。

　金利の引き下げには、
　これから他の銀行も追随することが考えられます。

　
　また、預金に限らず、金融商品の利回りも、
　軒並み低下していくと言われています。
　
　政策金利に合わせて国債の金利も低下するため、
　金融機関が利ざやを確保しにくくなるためです。
　
　実際、財務省は１０年物の個人向け国債の
　２月の募集を停止しました。
　　
　そして９日には、日本の長期国債の金利は、
　史上初の「マイナス金利」へと突入。
　
　同日、野村アセットマネジメントは、
　投資信託の一種で国債などの債券を中心に運用を行う
　ＭＭＦの新規販売をストップしました。
　
　運用の多くを国債で運用してきた保険会社も
　他人事ではありません。
　
　１７日には富国生命が運用利回りの確保が難しくなったとして、
　一時払い終身保険の取り扱いを２月末で停止すると決めました。
　
　また、私たちの将来の年金を支える積立金の運用の一部は
　国債で行われているので、運用利回りの低下は深刻な問題です。
　将来の年金受給額の減少も危ぶまれます。
　
　金融商品で資産形成を考える上では、
　より厳しい環境になっていくと言えるでしょう。
　
　
　一方で、私たちにとってのメリットもあります。
　住宅ローンをはじめとする借入金利の引き下げです。
　
　新生銀行は３日、２０年固定型住宅ローンの金利を、
　０．１％下げ、１．４％としました。
　
　ソニー銀行も３月から適用する変動金利を、
　０．０２％下げ、過去最低の０．５１９％にすると、
　発表しています。
　　
　他の銀行も順次、住宅ローン金利を見直していくことが、
　見込まれるでしょう。
　
　この借入金利の引き下げは、
　不動産投資にとっても大きなメリットです。
　
　住宅ローンと同じように、投資用ローンの金利も
　引き下げる動きが徐々に出てきました。

　たとえば、当社のある提携金融機関では、
　金利を今月から約０．１％引き下げ、
　１．９６８％へと変更しました。
　
　そのほか、優遇金利を適用して
　１．７８％という金融機関も出てきています。
　
　さらに、政策金融公庫は、
　１０年間という短期の借り入れではありますが、
　固定金利で１．５％程度で利用できます。
　
　来月以降、他の金融機関でも、
　同じように金利の見直しが進んでくると予想されています。
　
　金利の引き下げは不動産投資をはじめるには、
　絶好のチャンスです。
　
　他の金融商品の利回りが低下する中で、
　利回りが安定しており、
　融資条件も恵まれている不動産投資に、
　今後ますます注目が集まることが考えられます。

　ローンの金利が低下すると、
　手取り利回りと借入金利の差である、
　イールドギャップを取りやすくなります。
　
　このギャップが大きければ大きいほど、
　投資条件としては優れていることになります。

　現在の都内の中古ワンルームマンションの
　手取り利回りは４％～５％程度です。

　そして、借入金利は１．５％～２％程度ですから、
　手取り利回りと借入金利の差は２％以上取れることになります。

　借入をして不動産投資をはじめても、
　しっかりと利益を回収できる今、
　不動産投資を始めるには良いタイミングです。

　そして、金利が低く、手元に資金が貯めやすいうちに
　繰り上げ返済を進めておけば、
　一転して、金利上昇局面になったとしても安心です。
　
　
　マイナス金利の導入は現在のところ、
　冒頭にお伝えした円安、そして株高といった
　狙い通りの効果を生み出しているとは言えません。

　現に株価は１月から２月にかけて大きく下落、
　世界的な経済不安の影響で、安全資産である円に人気が集中し、
　為替は円安ではなく、円高にふれています。
　
　これから、マイナス金利が日銀の思惑通りに
　成功するのかどうか、
　それは誰にも断言することはできません。
　
　ただ、ひとつ言えることは、
　マイナス金利の導入によって、
　投資用ローン金利は下がり、
　投資のチャンスが到来しているということです。
　
　マイナス金利が続く限り、今後もローン金利は、
　低い水準で安定することが考えられます。
　
　金融商品での運用が難しくなり、
　イールドギャップが取りやすくなった今こそ、
　不動産投資を検討されてはいかがでしょうか。

　日本財託　マーケティング部　横尾　幸則（よこおゆきのり）

　◆　スタッフプロフィール　◆

　埼玉県大宮市出身の２８歳。

　マーケティング部で、セミナーやＨＰの運営、
　メールマガジンの執筆や広報活動を通じて
　東京・中古・ワンルームの魅力を多くのお客様に伝える。

　プライベートでは「歌う、弾く、作る」といった音楽活動を行ったり、
　様々なイベントに顔を出している。

　
◆　≪不動産投資コラムが３００本以上≫
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　■ ２．≪オーナー様の生の声　合計４７０話　ＨＰ掲載中≫
　　　　マンション投資を実践されたオーナー様の生レポート≪最新版≫

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《 実際に購入されたお客様の声とその物件をご紹介！》

【資金の効果的な運用　No.１２０】

　『特権を最大限に活かした投資』

　Ｈ・Ｔ様　３８歳　
　日本財託を知ったきっかけ：知人の紹介
　ご購入日：平成２７年９月
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　■　５.　編集後記

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　先日、クローゼットの整理をしていたら、
　生まれて始めて購入したブランド品
　『コーチの手帳カバー』を見つけました。
　
　８年前、社会人になる直前に、
　友人とニューヨークに行ったとき、
　自分への就職祝いとして買ったものです。

　コーチの『Ｃ』の文字模様と、
　ショッキングピンクの縁取りが可愛くて、
　ひとめぼれでした。

　旅行に行く前から購入しようと決めていました。

　コーチのニューヨーク店に足を踏み入れ、
　キョロキョロとショーケースのなかを見渡してみるものの、
　お目当ての手帳カバーは見当たりません。

　「May I help you」

　そんな私の姿を見て、
　ブロンドヘアーが美しい店員さんが声をかけてくれました。

　『アイウォントカバー 。アイラブピンク。』
　
　一言ずつゆっくりと単語を並べて答えましたが、
　店員さんは困った顔をしています。

　その後、何事か英語で尋ねられましたが、
　まったく聞き取れません。

　答えに窮していると、店員さんが気を効かせて
　次々とショーケースの上に商品を並べてくれました。

　ポーチ、スカーフ、財布、革小物。
　置かれている商品は様々でしたが、すべてピンク色です。

　どうやら『ピンク』という単語は伝わったようですが、
　私が欲しい手帳カバーが出てきません。
　
　「〇☆□％△＃＊※＠＆＄・・・」

　スカーフを広げながら、
　店員はぐいっとこちらを覗き込んできます。

　違うんだよなと思いながらも、
　スカーフを手に取り『イエス』と答えてしまいました。
　　
　すると「Good！」と笑いながら、
　目の前から店員さんが離れました。

　さらにピンクの商品を探しに行ったのかもしれません。　

　チャンス到来とばかり、逃げるようにして
　お店を抜け出しました。
　
　ホテルに戻り、手帳カバーが買えなかったことを友人に伝えました。

　「あのさ、それって ‟ピンクカバード"と勘違いされたんじゃないの？」

　どうやら、ピンク色に覆われた商品という意味になってしまうとのこと。

　正しい英語の言い回しを教えてもらい、何度も発音の練習を重ねて、
　翌日ふたたびお店を訪ねました。
　
　『エクスキューズミ～．アイムルッキングフォ...』
　入り口付近にいた店員さんを見つけるなり、
　練習の成果をぶつけました。

　「あ、日本からのお客様ですか？私、日本人です。」
　聞こえてきた言葉は日本語です。一気に気が抜けました。

　よくよく見れば、髪を染めているものの、
　顔は日本人そのものです。
　
　そんなことも気付かないほど、舞い上がっていたようです。

　無事に目当ての手帳を手に入れることができましたが、
　一言で日本人と分かったということは、
　私の発音はまだまだのようです。

　そんな苦労をして手帳入れたコーチの手帳ですが、
　もったいなくて１ページも手を付けないまま。

　英会話で悪戦苦闘したほろ苦い思い出を象徴するように、
　コーチの手帳はクローゼットにしまったきりになっています。
　

　あれから８年が経ちました。

　「イエス」と「ソーリー」しか話せない英語力は
　相変わらずのままですが、
　ちょうど４月から会社で英会話教室がスタートする予定です。
　
　まずは初級コースに参加して、
　１ページ、１ページ、学んだことをあの手帳に書き込んで、
　しっかりと英語が話せるようになりたいと思います。
　　

　日本財託　総務部　K・S

　◆スタッフプロフィール

　石川県金沢市出身。

　総務部に所属し、会社の備品管理、給与計算や労務管理、
　さらに人材の採用を行っている。

　趣味は、お笑いの番組を見ること。
　発想が独特な「バカリズム」がお気に入りの芸人です。
　
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