トイレに穴が開いた！？外国人入居者の生活トラブルを解決するアプリ活用術
2016/07/14
★―――〔日本財託不動産投資情報マガジン〕 Vol.460 ―――――――――
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オーナー数６，１６７名、管理戸数１６，２４７戸、入居率９９．４７％
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１. トイレに穴が開いた！？外国人入居者の生活トラブルを解決するアプリ活用術
２． マンション投資を実践されたオーナー様の生レポート≪最新版≫
３. ワンルームマンションの買い取りもお気軽にご相談ください
４．「サラリーマンのための東京中古マンション投資セミナー」
～参加者募集のお知らせ～
５． 編集後記
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■ トイレに穴が開いた！？外国人入居者の生活トラブルを解決するアプリ活用術
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私が所属する国際事業課が発足して、
丸２年が経ちました。
外国人入居の促進と、
管理物件にお住いの外国人入居者へのきめ細かい対応が、
私たちの使命です。
この２年間で、１，９２６名の外国人の方に、
当社の管理物件へご入居いただきました。
そのなかでも、多いのは中国からの留学生です。
お部屋のご案内や入居後の生活トラブルへの対応に活躍しているのは、
電話でもメールでもありません。
実は「中国版ＬＩＮＥ」ともいえるメッセージアプリ、
ＷｅＣｈａｔ（微信）がコミュニケーションの鍵になっています。
そこで今回のコラムでは、ＷｅＣｈａｔを活用した
外国人入居者の募集と入居者対応の取り組みについて
ご紹介します。
当社の管理物件に外国人が入居する際は、
必ず専門の家賃保証会社にご加入頂いております。
家賃保証会社の審査には、
日本で使用できる携帯電話や銀行口座の情報が必要です。
一方、審査に必要な携帯の取得や銀行口座の開設手続きには、
日本の住所が必要になってきます。
そのため、多くの留学生は来日してから、
一旦、学校の寮や知り合いの家に身を寄せ、
携帯の契約や銀行口座の開設をしていました。
それらの手続きを含めると「自分の部屋」を持つまで、
２～４週間を要したのです。
しかし、今では、ＷｅＣｈａｔを活用して、
現地にいながらにして
入居審査を進められるようになりました。
では、実際にどのように入居審査を行ったのか、
この３月に来日したＡさんの事例でご紹介します。
Ａさんとは、昨年の夏に、
上海で行われた留学フェアで出会いました。
当社では、提携する留学エージェント主催の留学フェアへ
継続的に出展しています。
これから留学する学生やその保護者に、
日本財託のことを知ってもらい、
来日時に当社の管理物件を選んでもらうためです。
フェアから半年後、Ａさんから当社の管理物件に
住みたいとの申し出がありました。
ところが、Ａさんは
まだ中国本土に在住していて、来日は少し先になるとのこと。
これまでは、この段階でお断りするしかなかったのですが、
当社は家賃保証会社と協力し、
入居審査を進められる体制を構築しました。
ここで活用されるのがＷｅＣｈａｔです。
Ａさんには、日本語学校の合格通知と、
取得した在留資格認定証明書の写真を、
ＷｅＣｈａｔを通じて送ってもらいます。
この２つの書類と本人確認さえ取れれば、
入居審査を進めることができるのです。
ＷｅＣｈａｔは中国のスマートフォン利用者の９割がインストールしているほど、
馴染みのあるツールなので、
ほとんどの人が操作に慣れています。
逆に不慣れでやり取りに時間がかかるメールなどと比べ、
迅速に情報交換ができる上、
必要に応じて音声通話やビデオ通話も活用できます。
Ａさんの場合も、２週間とかからず、
部屋を決めてから来日することができました。
賃貸仲介会社からも、日本財託の審査体制が徐々に認知され始め、
特に中国人留学生について、
優先的にご紹介をいただけるようになっています。
来日にして、お部屋に入居した後にも
ＷｅＣｈａｔは大活躍しています。
当社ではＰＲ用のアカウントとは別に、
入居者専用のＷｅＣｈａｔアカウントを作成しており、
現在約１，３００名の外国人入居者と直接つながっています。
何か困ったことがあっても、
日本語での会話に不安がある入居者にとっては、
「管理会社に電話をかける」のは、
ハードルが高いものです。
中国語を話せる国際事業課のスタッフとつながる
ＷｅＣｈａｔであれば、中国語でやり取りできるため、
進んで登録してもらっています。
『トイレに穴が開いた！』
先日、中国人留学生のＢさんから、
ＷｅＣｈａｔで連絡が入りました。
トイレには当然穴は開いているけど...
どういうことなのだろう？
テキストチャットでしばらくやり取りしましたが、
気が動転してうまく説明できないのか、
いまいち状況が掴めません。
そこで、ＷｅＣｈａｔのビデオ通話機能を、
使うことにしました。
リアルタイムのビデオ通話で、
現場を映してもらいます。
すると一目瞭然、
便座の蓋は無残に割れており、
水面が直接覗き込めるような穴が開いていました。
どうして穴が開いてしまったのか、
詳しく尋ねると、だんだん事情が分かってきました。
どうやら貯水タンクの蓋を動かそうとして、
誤って便座の上に落としてしまったようです。
こういった現場の状況は、
テキストや電話だけでは分かりません。
ましてや母国語以外で、
説明するのは至難の業です。
ビデオ通話のおかげで、現地確認に行かなくても、
すぐに修理交換の手配をお願いすることができました。
オーナー様への連絡や損害保険の適用可能性など、
いち早く対応に取りかかれるのは、
ＷｅＣｈａｔの大きなメリットです。
こういった日夜寄せられるお困りごとに、
国際事業課では月４００件以上、対応しています。
入居者のために、
１秒でも早く解決できるよう心がけています。
今後も、中国からの数多くの留学生がやってくるはずです。
日本語勉強会の開催や地震に備えた防災イベントの実施など、
入居後の不安を解消する取り組みも行っています。
ここまでＷｅＣｈａｔの話をしてきましたが、
ＷｅＣｈａｔはあくまでもコミュニケーションツールです。
対応する私たちのコミュニケーションの質が
入居者の満足度を左右すると考えています。
これからもホスピタリティ精神をもって対応し、
より長く管理物件に住んでもらえるよう、
様々な取り組みを進めていきたいと思っています。
日本財託管理サービス 賃貸営業部国際事業課 金 淑（キンシュク）
◆スタッフプロフィール
中国延辺（エンベン）出身
７年前に日本に留学して日本語を学び、
日本財託管理サービスに入社。
賃貸営業部国際事業課にて、
外国人入居の促進と入居者サポートを行う。
日本に来たばかりで不安だらけの入居者を、
安心させる笑顔は、社内表彰制度「笑顔賞」の
殿堂入りを果たしている。
◆ ≪不動産投資コラムが３００本以上≫
不動産投資コラムのバックナンバーはこちらから
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■ ２．≪オーナー様の生の声 合計４９０話 ＨＰ掲載中≫
マンション投資を実践されたオーナー様の生レポート≪最新版≫
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《 実際に購入されたお客様の声とその物件をご紹介！》
【資金の効果的な運用 No.１３０】
『物件選びの前にリスクを知る』
Ｔ・Ｋ様 ４２歳 大阪府在住
日本財託を知ったきっかけ：書籍「東京の中古ワンルームを３戸持ちなさい」
ご購入日：平成２２年３月
ご購入物件：中央区（都営浅草線「東日本橋」徒歩１分）
平成１１年築 他５戸
リーマンショック直後の２００９年に、
転勤で東京に初めて住むことになりました。
住まいを探すために不動産店舗を訪れると、
地方では考えられないような多くの人が、
熱心に物件を選んでいました。
さらに、驚いたのは、
物件の無くなるスピードの速さです。
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■ ３. ワンルームマンションの買い取りもお気軽にご相談ください
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日本財託グループでは、東京２３区内の中古ワンルームマンションの
ご紹介だけではなく、ワンルームマンションの買い取りも行っております。
創業２６年、これまで１万戸以上のワンルームを取り扱ってきた実績を活かし、
正確でスピーディーな査定を実施。最短１週間で現金化します。
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日本財託が買主になるので仲介手数料はかかりません。
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買主は日本財託になるので、売却後のトラブルも一切心配ありません。
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マンション名と号室が分かれば査定金額をお出しできます。
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抵当権の設定のない不動産であれば最短１週間で現金化できます。
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■ ４. セミナーのご案内 ～ 参加無料 ～
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『サラリーマンのための東京中古マンション投資セミナー』
【東 京】２０１６年７月３０日（土）ＰＭ１：００～３：００
【東 京】２０１６年８月６日（土）ＰＭ１：００～３：３０
【名古屋】２０１６年８月６日（土）ＰＭ１：００～３：００
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◆ セミナーで学べる内容をご紹介 ◆
『なぜ、中古ワンルームなのか？』
『なぜ、東京なのか？』
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最新の不動産市況を読み解きながら、
『なぜ、いまが買いどきなのか』
客観的なデータを交えて、詳しくご説明いたします。
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■ ５. 編集後記
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名古屋支店に配属されてから、
１年３ヵ月が経ちました。
名古屋支店では、東海エリアを中心に、
西日本のお客様を担当しています。
先日、お客様との商談のため愛媛を訪れました。
松山空港に到着してから商談場所まで、
タクシーに乗ろうとしたときのことです。
スーツの内ポケットに手を伸ばしたとき、
いつもの厚みが無いことを感じました。
あれ、待てよ。あるはずの財布が無い。。。
スボンの後ろポケットを確認し、
カバンの中もくまなく探しましたが、
どこにも見当たりません。
お金も身分証も全くないまま、
誰も知り合いがいない愛媛県まで来てしまいました。。。
幸い携帯電話は持っていましたが、
頼れる友人、知人は誰一人いません。
往復の航空券は手配していたので、
帰ることはできますが、商談先まで行く手段がありません。
何とかお金を借りようと、
空港周辺の警察、郵便局、銀行を訪れました。
何件もまわって汗だくになりながら、
お金を貸してくれるように、お願いして回りましたが、
どれも空振りです。
お客様との約束の時間は、
刻一刻と迫ってきます。
途方に暮れながら歩いていると、
タクシー会社の看板が目に入ってきました。
ここでなんとかできなければ、
お客様のもとにはたどり着けない！
その場に居合わせたタクシーの運転手さんに、
何度も何度も頭を下げてお願いしました。
身振り手振りを使って、必死に説明する姿は、
はたから見れば、
私が謝っているように見えたことでしょう。
タクシーの運転手さんは、
こちらの事情に理解を示してくれたのですが、
会社として動くことができないと断られてしまったのです。
意気消沈した私の姿を見かねた
運転手さんが言いました。
『会社としては送れないけど、個人的に送っていくよ』
さらには、商談先から空港に戻る手段も心配してくださり、
商談後にもわざわざ迎えにきてくださったのです。
お客様との商談後、恐縮しきりでタクシーに乗車すると、
サンドイッチを手渡されました。
「あんたの体型で昼から何も食べてなかったら、
そらお腹すいてるのは分かるよ。」
１７８センチ、体重９０キロ。
柔道や相撲、ラグビーをやっていると間違えられるほど、
ガッチリした体型の私です。
何度も何度もお礼を伝えて、
ありがたくサンドイッチを頬張りました。
手渡されたサンドイッチは、
あっと言う間に食べてしまいましたが、
これまでの人生で一番美味しいサンドイッチでした。
その後、中部国際空港セントレアに無事に到着。
私の財布は落とし物として
届けられていることが分かりました。
運転手さんから借りたお金は、
すぐに振り込み、お礼の電話を差し上げました。
かけがえのない恩人となった運転手さんの電話番号は
私の携帯電話に大切に登録してあります。
お礼にお食事でも、ご一緒したいのですが、
仕事だけでなくお孫さんの面倒を見たりと忙しいようで、
残念ながら、直接お会いして感謝の言葉を伝えることが
まだできていません。
コンビニでサンドイッチを購入して食べるたびに、
あの運転手さんの笑顔を思い出します。
今度お会いするときには、
お孫さんへのお土産も持って、
しっかり感謝の気持ちを伝えたいと思います。
日本財託 資産コンサルティング部 U・K
◆スタッフプロフィール
佐賀県佐賀市出身の２４歳。
資産コンサルティング部にて、東京中古ワンルームマンションを通じて
お客様の老後の不安を解消するのお手伝いをしています。
２ヵ月前からライザップに通いながら、１４キロ減に成功した。
さらに１１キロ落として、結果にコミットしたい。
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どんなことでも結構です。ご意見をお聞かせください。
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【担 当】坂元 寛和
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