家族の資産形成スピードを2倍に!夫婦で始める不動産投資の実例
2018/01/18
12日の日経産業新聞一面に、
「パワーカップル」という言葉が紹介されていました。
パワーカップルの定義は諸説あり、
夫婦2人とも年収が700万円超であったり、
世帯年収が2,000万円以上などと言われています。
パワーカップルの最大の強みは、
資金力にあります。
記事では、いわゆる「億ション」を購入する
夫婦共働きの世帯に注目が集まっているというのです。
「億ション」を購入する動きを後押しているのは、
夫婦それぞれが組むことのできる
住宅ローンの活用です。
夫婦がフルタイムで働き、さらに収入にも恵まれているため、
夫婦それぞれがローンを組むことができ、
さらに住宅ローン控除も夫婦ダブルで受け取るというものです。
不動産投資の現場でも、夫婦で共に借り入れを行い、
世帯の資金力を活かして資産形成を行っている
ご家族もいらっしゃいます。
今回のコラムでは、
不動産投資でも実践できる
夫婦で効率よく資産形成を行う方法について
事例を交えてご紹介いたします。
不動産投資において、
前述したような夫婦それぞれの年収が
700万円以上必要かといえばそうではありません。
当社が提携している金融機関では、
条件にもよりますが、年収400万円から
ローンを利用することが可能です。
金融機関によっても異なりますが、年収だけでなく、
3年以上の勤続年数や正社員であることなど
その他の条件をクリアしていれば借入することができます。
いまは共働きの世帯も増えており、
結婚されている世帯の48.4%、
高齢者世帯を除けば約6割が共働きです。
働くということは、給料という形で生活費が得られるだけでなく、
金融機関からの信用力も同時に手にすることができます。
せっかく夫婦ともに働いているのであれば、
この信用力を活かさない手はありません。
夫婦で不動産投資を行うことができれば、
一人で行うよりも
資産形成のスピードが2倍になります。
当社のオーナー様でも、
ご夫婦で不動産投資を始められるケースが増えています。
では、どのような形で不動産投資を実践しているのか、
具体的な事例でご説明します。
40代のAさんご夫妻は、
将来の老後の不安を解消するため、
夫婦でマンション投資を実践しています。
目標は定年までにひとり3戸、
夫婦でローンのないマンションを6戸所有することです。
Aさんの年収は800万円、
奥様もフルタイムで400万円の収入を得ています。
幸いお二人とも自己資金に余裕があり、
4年前にAさんは1戸、奥様は2戸を購入しました。
Aさんご夫妻は、まずはローンのないマンションを
1戸持つことを考え、
購入の際に頭金を多めに投入されました。
さらに、運用中の株式を解約し、
わずか1年でご主人のローンの返済を終えたのです。
その後、間を置かずに2戸目を購入し、
順調に投資を進めています。
奥様も、定期的に繰上返済を行ない、
1戸目の完済を目指している最中です。
もし、ご主人だけで投資をしていたのであれば、
ローンのないマンションを3戸つくることで
終わっていたことを考えると、
今回、奥様が投資をすることで
老後生活のゆとりに大きな違いが出てきます。
Aさんご夫妻はローンのないマンションを6戸作ることで、
月額40万円以上の手取り家賃収入を見込めます。
年金以外の収入がこれだけあれば、
ゆとりある老後の生活が計算できるので、
モチベーション高く資産形成を行っています。
Aさんの奥様はフルタイムの正社員として働いていたので、
ご自身でローンを組むことができましたが、
勤務形態によってはパートナーの年収が
目安の400万円に届かないこともあります。
その場合、夫婦で投資を行うことは難しいのでしょうか。
Bさんご夫妻も、
2人でそれぞれ不動産投資をはじめることを
検討されていました。
夫婦ともに大手企業に所属し、
フルタイムで働かれています。
ただし、奥様は事務職のため、
借入の目安となる400万円には届かない状況でした。
この場合、奥様おひとりでしたら、
ローンを組むことが難しかったかもしれません。
しかし、大手企業の正社員に加え、
ご主人の年収が1,500万円を越えていたことで、
Bさんを連帯保証にすることで融資を受けられました。
現在Bさんと奥様は
ともに2戸ずつ所有しています。
このように、たとえ年収が目安の金額に届いていなくとも、
パートナーの力を借りることで、
不動産投資を始めることも可能です。
不動産投資は、ローンの借り入れができる
サラリーマンとの相性は抜群です。
それは、働く女性にも言えることです。
正社員として働いている女性であれば
金融機関から融資を受け不動産投資を実践できるのです。
この信用力を最大限に活かさない手はありません。
2つの事例のように、
夫婦のローン枠を最大限生かすことによって、
ひとりで資産形成を行うよりも早く
ローンのないマンションを作ることができます。
また、一人が複数のマンションを所有するよりも、
ご夫婦それぞれが所有することで、家賃収入が集中することを避けられ、
所得税の増加も分散することが可能です。
なお、自宅用のローンでは住宅ローン控除が使えますが、
投資用ローンでは住宅ローン控除を使うことはできませんので、
ご注意ください。
ご夫婦で不動産投資を行うメリットは、
単に資産形成のスピードが加速するだけではありません。
夫婦で共通の目標をもつことで、
会話も増え、家族の絆も深まることが期待できます。
ある50代のご夫婦は
夫婦で実践することをご紹介すると、
「夫婦で将来のことを話すきっかけとなり、
結婚してから20年以上たったが、改めて絆が深まった」
と話されていました。
夫婦共働きが当たり前の世の中になったいま、
資産形成も夫婦で行う時代になりつつあります。
家庭の将来の資産形成を考えるひとつの選択肢として、
夫婦で始める不動産投資を考えてみてはいかがでしょうか。
日本財託 マーケティング部セールスプロモーション課
村嶋 直樹(むらしまなおき)
◆ スタッフプロフィール ◆
静岡県御殿場市出身の30歳。
マーケティング部セールスプロモーション課として、
セミナーやHP・Facebookの運営、メールマガジンの執筆や広報活動を通じて
東京・中古・ワンルームの魅力を多くのお客様にお伝えしています。
年末年始、故郷に帰省したのですが39度の熱が出てしまい寝込むことに。
幸いインフルエンザではなかったものの、
初めて実家のお雑煮を食べることなく東京に戻ってきました。