★―――〔日本財託不動産投資情報マガジン〕 Vol.166 ―――――――――
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　　ます。

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　オーナー様数３，１８４名、管理戸数７，７５７戸、入居率９９．００％

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　１.　部屋のなかはゴミの山！

　　　　室内設備のメンテナンスが長期安定収入の決め手

　２． マンション投資を実践されたオーナー様の生レポート≪最新版≫

　３．「サラリーマンのための都内中古マンション経営セミナー」
　　　　　　　　 〜参加者募集のお知らせ〜

４．『お仕事帰り・休日の個別相談』申込み受付中

５． 賃貸管理もお任せください！
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　６． 編集後記

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　●好評につき、第３回名古屋セミナー開催決定！●

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　日時は６月１３日（日）１３：００〜１５：３０、
　名古屋での開催は今回で３回目になります。

　お席は先着順ですので、
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　■ １.　部屋のなかはゴミの山！

　　　　　室内設備のメンテナンスが長期安定収入の決め手

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　『・・なんだこれ』

　鼻につくイヤな匂い、

　ドアを開けると、
　目に飛び込んできたのは
　廊下に散乱しているゴミの山・・
　

　部屋からあふれ出たゴミが
　足元まで廊下を埋め尽くしています。

　
　『部屋のなかはもっとひどいのか・・』

　イヤな予感がしました。

　廊下と部屋をつなぐ扉は、
　上下２０センチほどの高さから細いガラス窓がついており、
　玄関口から扉についたガラスごしに
　室内の様子を伺うことができました。
　

　室内をのぞき見ると、
　扉についた窓の半分の高さまでゴミが見えます。

　
　
　室内に貯まったゴミの高さは
　１メートルといったところでしょうか・・・

　
　廊下に散乱したゴミを踏まないよう
　足の踏み場を確認しながら、廊下をすすみました。

　そして、ゴミの山が崩れ落ちないよう
　慎重に扉をあけてみると、
　

　部屋は一面ゴミの山でした。

　飲み捨てられた缶ビールが、ゴミ山の上に散乱。

　トイレには、使い終わったトイレットペーパーの芯が２０本以上
　雑然と転がっていました。

　洗面台や浴槽のふちは真っ黒に汚れ、
　シャンプーや整髪料が無造作に置かれていました。

　浴室内には、使い古したタオルがかかっていたので、
　おそらく利用はしているのでしょう。

　また、ゴミの山のなかに、
　一部不自然にくぼんでいる箇所がありました。

　そこには、クッションと毛布が置かれており、
　ここで入居者が寝起きし、生活をしているようでした。

　室内を一通り見た後、呆然として
　しばらくその場に立ち尽くしていました。

　これは、給水管の洗浄工事のために、
　ある入居者の部屋に入室したときのことです。

　室内で水を使うためには、
　マンションの共有部分から水を引き入れる必要があります。

　この役目を果たすのが『給水管』です。

　そして、この給水管が給湯器を通り、
　水だけではなく、お湯も使えるようになるのです。

　給水管は約１５年ごとに洗浄を行い
　管の詰まりを防いだり、長年の付着した汚れをきれいに洗い流します。

　洗浄を行わなければ、
　給水管が詰まってしまうだけでなく、管自体の痛みも早くなるので、
　定期的なメンテナンスが欠かせません。

　また、今回のように給湯器がベランダにある場合には、
　室内に入って給水管の洗浄を行う必要があります。

　防犯上の理由から工事会社のスタッフが

　ひとりで入室して洗浄を行うことはできません。

　入居者が工事に立ち会う必要があります。

　ワンルームマンションの場合、
　当然お部屋に住む人は一人しかいませんから、
　
　平日昼間の工事の場合、

　『仕事があるのだから、部屋にいられるわけないだろ』
　　その分の給料はおたくが出してくれるのか！』

　と言って拒否される方がいます。

　当社としても、工事の日程をできるだけ
　平日ではなく土日に行ってもらえるよう、
　建物管理会社に依頼していますが、

　どうしても、立会いができない場合には、
　入居者の許可を得て、当社のスタッフが代わりに
　工事に立会うこともあります。

　冒頭のゴミが溢れていた部屋は、
　この立会い工事で入室した時のことでした。
　

　給湯器につながる給水管がベランダにあるため、
　どうしても入室する必要があったのです。

　しかし、室内に入ってみると
　この有様です。

　無理に窓を開けてベランダに出ようとすると、
　室内のゴミがベランダになだれ落ちる危険があったので、
　この日は、洗浄をあきらめて引き返しました。

　その後すぐに、入居者に連絡し、
　次回の洗浄予定日までには、必ず室内を綺麗にしていただきたい旨、
　強く念を押しました。

　また、賃貸借契約はこの入居者が勤める会社と結んでいたので、
　会社にも事情を説明して、室内を綺麗にするよう
　会社からも注意してもらうことをお願いしました。

　そして１週間後、工事会社のスタッフが訪れてみると、
　入居者の協力のおかげで室内は綺麗に掃除されており、
　給水管の洗浄を無事行うことができました。

　不動産投資というと、

　『買ったあとは何もしなくてもよい』
　『あとは毎月の決まった口座に家賃が振り込まれる』

　と思いがちですが、
　実はそう簡単なものではありません。

　不動産を長持ちさせ、長期的・安定的に家賃収入を得るためには、
　日常からしっかりと管理を行うことが大切なのです。

　今回ご紹介したような給水管工事のほかにも、
排水管の洗浄・交換、インターホンの取替え工事、火災報知機の設置、
　消防設備の点検など、室内に入室して行う工事はたくさんあります。

　こうしたメンテナンスに入居者が立ち会えないからといって、
　ほったらかしにしていては、マンション資産価値を
　維持していくことはできません。

　当社が管理しているお部屋では、
　入居者から立会日を変更してもらいたい
　という依頼があった際には、

　建物管理会社と連携し、日程調整するなどして
　必ず工事が行われるようにしています。

　
　このように、私たちは賃貸管理会社の立場から、
　オーナーの大切な財産である建物の資産価値が維持できるよう、
　最大限のお手伝いをしています。

　　
　不動産購入は、あくまでもこれからはじまる長い
　不動産経営のスタートラインに立っただけです。

　不動産経営を成功させるには、
　購入後も物件に関心を持ち、
　オーナー自身が『管理』に高い意識を持つことが欠かせません。
　
　
　　　　　　　　　日本財託管理サービス　オーナー事務局　浜田　琢郎
　

　◆　このコラムについてのご意見・ご感想はこちらから
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　mg-info@nihonzaitaku.co.jp

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　■６．編集後記　

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　右を向いても、左を向いても
　バイク、バイクそしてバイク。

　押し寄せた洪水のように、
　バイクが道を埋め尽くしていました。

　けたたましく鳴らされるクラクション。

　交通規則などまったくおかまいなしで、
　横から強引に割り込んだり、突然飛び出したりと、
　まさに無法危険地帯です。

　これは先日、
　訪れたカンボジアのプノンペン市内の様子です。

　当社では、社会貢献活動の一環として、
　カンボジアの子供達へ支援活動を行っている
　スクール・エイド・ジャパン（ＳＡＪ）に寄付を行っています。

　今回は、そのＳＡＪが実際にカンボジアで
　どのような支援活動を行っているのかを知るために、
　ＳＡＪ主催の視察ツアーに参加してきました。

　カンボジアというと、私は勝手に
　「みな貧しい生活をしているのかなぁ」
　などと考えていましたが、
　想像以上に市内は活気に満ち溢れていました。

　バイクはもちろん、車もたくさん走っていました。
　
　車のほとんどは日本車で、
　カンボジアでは日本車がブランドになっているようでした。

　ベンツのエンブレムのように、
　トヨタのエンブレムをボンネットにつけて
　走っていた車もありました。
　
　また、四駆のレクサスも数多く目にしました。
　
　現地のガイドに聞くと、
　カンボジアでレクサスのような高級車に乗っているは、
　ほとんどが土地成金だそうです。

　プノンペン市内の地価が上昇し、
　不動産をうまく活用した人たちが、
　レクサスのような高級車を乗り回しているのです。

　しかし、現実には貧しい暮らしをしている人のほうが圧倒的多数で、
　失業率は６０％を超え、公務員でも午後はアルバイトしなければ、
　生活していけないほどだそうです。

　カンボジアの貧富の差は相当なものです。

　市内から車を３０分も走らせれば、
　木造の簡素な家が立ち並んでいます。

　そうかと思えば、
　市内には、ガードマンが常駐し、
　日本でもなかなかみられないような
　豪邸が建ち並ぶ高級住宅街もあります。

　日本でも、最近は格差が問題になっていますが、
　カンボジアの格差は日本の比でありませんでした。

　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　次週に続く

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