先日、当社の現役世代のオーナー様を中心に、
「不動産投資に関するアンケート調査」を実施しました。

現在の不動産投資の状況や資産形成の目標について、
491名のオーナー様から回答をいただくことができました。

さまざまなご質問にご回答をいただいたのですが、
なかでも注目したいデータが、
「購入のタイミング」と「目標とする家賃収入額」に関する質問です。

特に購入のタイミングについては、
7割の方が「もっと早く始めればよかった」と回答したのです。

そこで今回のコラムでは、アンケート調査をもとに
なぜ多くの投資家がもっと早く投資を始めたかったと考えたのか、
また理想とする投資開始の時期、目標とする家賃収入額についてご紹介します。

アンケート調査では、
「もっと早く始めればよかった」と回答されたオーナー様に対して、
さらに「どのくらい早く始めたかったですか？」という追加質問を行いました。

その回答の平均年数は「約8.7年」。

回答者の平均年齢が46.2歳ですから、
およそ37歳前後が理想とされた年齢になります。

ただ、すべての投資家が37歳前後を最適な時期と考えているわけではありません。

回答者の年代ごとでその時期は大きく分かれてきます。

例えば、30代の回答者の平均年齢は34.6歳でしたが、
理想とする開始時期は、平均年齢よりも約6.2歳早い「28.4歳」という結果となりました。

同じく、40代の回答者の平均年齢は43.7歳で、
理想の開始時期は10.6年早い「33.1歳」。

平均52.5歳の方が回答した50代では、
平均年齢よりも14.4年も早い「38.1歳」といった結果です。

また、回答した理由は
「今に比べて不動産価格が安かった」というような
外的要因に関する理由もいくつか見られましたが、
それ以上に「運用期間が長くとれる」ことに対して回答が集中しました。

具体的には、
「早く始めておけば、現時点でより多くの家賃収入が期待できた」、
「ローンを早期に完済でき、追加購入の検討も進んでいた」等といったご意見です。

不動産投資は家賃収入をローン返済に充てることができるため、
はやく投資を始めたほうが、資産形成に有利に働きます。
そのため、年配の方であれば14歳も早く始めたいと考え、
若い方であってもできるだけ早い時期に開始すればよかったと考えられたのです。

また、アンケートでは、
「目標とする家賃収入額」についても質問しています。

目標とする家賃収入額の中央値は20万円。
あわせて生活費も質問しており、この費用の中央値が40万円でした。

家賃収入額の目安として、
現在の生活費の半分を賄うことを目標にしている方が多かったのです。

月額20万円の家賃収入は、ローンのない投資用ワンルームを
3~4戸所有できれば十分目標達成できる金額です。

もちろん生活費のすべてを賄うだけの家賃収入を得られる
「経済的自由」の実現を目指す方もいらっしゃいますが、
多くの方は地道にコツコツと家賃収入を積み上げていくことを目標とされています。

生活費の半分以上の不労所得があるのであれば、たとえいまの職場環境が苦しいものであっても、
よりより仕事を求めて積極的に仕事を探すこともできるでしょう。

会社に勤め続けるケースでも精神的なゆとりは段違いのはずです。

そして、早い段階で生活費の半分の家賃収入額を作ることができたのであれば、
この家賃収入を活用してさらに投資を加速させ、
生活費を超える家賃収入額を手に入れることも視野に入ってきます。

これから投資を検討される方、そしてすでに投資を始めている方も、
将来の目標額の目安がまだ決まっていないのであれば、
まずは生活費の半分を目標に定めてはいかがでしょうか。

いずれにしても、目標に到達するためには、
できるだけ早く投資を始めることが大切です。

ご紹介したアンケート結果からも、
どの年代の方であって少なくとも６年以上早く始めたかったと回答しています。

このように回答するのも、都内の中古ワンルームマンション投資で
手堅く資産形成ができているからです。

限りある「時間」という平等に与えられた投資資源を有効活用し、
不動産投資を検討してみてはいかがでしょうか。

日本財託　マーケティング部セールスプロモーション課
村嶋　直樹（むらしまなおき）

◆　スタッフプロフィール　◆

静岡県御殿場市出身の34歳。
マーケティング部セールスプロモーション課でセミナーやＨＰの運営、メールマガジンの執筆や広報活動を通じて東京・中古・ワンルームの魅力を多くのお客様にお伝えすることを使命としています。

DAZNで色々なスポーツを観戦するのが趣味の一つです。
先日シーズンを終えたF1ですが、最終戦まで年間1位が決まらない痺れる展開に胸が熱くなりました。
来シーズンの開幕も楽しみに待ちたいと思います。