破天荒な先輩に学ぶ"お客様ファースト"
2023/01/12
キャンプ仲間と1年ぶりキャンプを楽しむY・Sさん
自動車整備の専門学校を卒業後、
新卒で入社したのは海外メーカーの車を販売するディーラーでした。
入社後、半年間は洗車のみを担当し、
その後は営業としての仕事がスタートしました。
ディーラーの営業は、お客様と長期にわたり信頼関係を構築してこそ結果がついてきます。
そのため、最初は自分のお客様となってもらう方を探すため、
過去ご来店いただいたことのある方にご連絡を取ったり、ご自宅に伺ったりしていました。
しかし、一度はお会いすることはできても、二度目はなかなかお会いすることができません。
まったくと言っていいほど結果は出ず、上司からは叱責を受ける日々。
そのディーラーには確立した新人教育もなく、答えもわからないまま、もがき続けていました。
そんな職場には、明らかに場にそぐわない先輩がいました。
趣味がサーフィンの先輩Aさんは日焼けして肌が黒く、
シャツのボタンは2つ空いていて、そこから金のネックレスがチラ見えしています。
もともとカジュアルな服装が許されていたメーカーでしたが、
見た目だけでいえば、その許容を遥かに超えた風貌だったのです。
それでも周囲から許されていたのは、営業成績が他を圧倒していたからです。
そのメーカーで1人前と呼ばれる月の販売台数は5台程度でしたが、
Aさんは毎月10台ほどを販売し続け、首都圏エリアで何度も表彰を受けるほどの結果を出していました。
とはいえ、見た目の雰囲気から「近づきたくないな」と思っていたのですが、
入社から6年が経つ頃に、その先輩の下で働くこととなったのです。
近くで見て感じたのは、お客様の懐に入るうまさと
とにかく"顧客ファースト"を徹底していたということです。
見た目で最初は警戒されるお客様も、
Aさんと話しているうちにいつの間にか心を許して会話が弾み、
購入を決めるころには"友人"のような距離感となっていました。
そんなAさんのもとには、ことあるごとにお客様からお電話をいただいていました。
ある時、車が故障して動けなくなったと連絡が入ると
すかさずAさんは、「故障した車を取りに行ってくるから、この仕事片づけといて」といって
目の前にある仕事を私に任せ、颯爽と出ていったのです。
その行動に振り回されることも多かったのですが、
"車を売りたい"気持ちが先行してしまう私とは対照的で、
お客様に寄り添う姿勢の本質を学ぶことができました。
Aさんの姿勢も参考にしながら、
最終的には首都圏での販売成績が3位となれたことは誇らしく感じています。
その後、賃貸仲介会社への転職を機に不動産業に携わり続け、
現在は日本財託で物件の仕入れを担当しています。
担当者と関係を構築し、継続してコミュニケーションを取っていくことは
ディーラーでの経験も生かされています。
今月で入社2年目となり、自身の結果だけでなく、
若い世代に経験を伝えていくことも使命のひとつです。
Aさんに出会って営業としての引き出しが増えたように、
若手の成長につながる指導も考えながら仕事に取り組んでいきたいと思います。
日本財託 事業部仕入開発課 Y・S
◆ スタッフプロフィール ◆
千葉県習志野市出身の37歳。
事業部仕入開発課に所属し、お客様にご紹介する物件の仕入れに関する業務を担当しています。
新年早々キャンプ仲間と成田のキャンプ場に出かけました。
私は1年ぶりの参加でしたが、自然の中で仲間と過ごす楽しさを思い出し、
今年は何度か参加できるよう調整しようと決意しました。