地道な努力と『好き』の力
2023/01/19
登壇後の食事会にて記念撮影するN・Rさん
私は社内で使用している顧客管理システム「Salesforce」の
管理や開発を行う担当者として、日々業務を行っています。
Salesforceとは、セミナーやご面談でお聞きした顧客情報や、社員の活動を一括で管理し、お客様やオーナー様にとって最適なタイミングでご提案するためのCRM(顧客関係管理)システムです。
私自身、元々IT関係での仕事をしてはいたものの、2019年に日本財託に入社するまで、Salesforceという存在を知っていただけで、実際に触った経験はありませんでした。
そのため入社した日からSalesforce社が用意している自習ツールで学習を開始。
Salesforceのシステムに加え、ブランドが打ち出している世界観が楽しく、
約3ヶ月で最高位のランクまで理解を進めることができました。
しかし、業務を進めていくにつれ、スキルや知識を身に着けただけでは
簡単にクリアできない問題が発生するようになってきたのです。
自分の中の引き出しをもっと増やしたい。
そう考えた私はSalesforce活用者が集まる
社外のコミュニティイベントに参加することにしました。
イベントでは様々な業界の方が、自身の経験を発表したり便利な機能の紹介をしたり、
様々な情報を共有してくれます。
社外の情報に触れることで新しいアイデアに気づくチャンスがあり、
ワクワクする体験の連続でした。
いつか自分も登壇者として、何か発表できるようになりたいな。
そう漠然と考えながら、定期的にイベントに参加したり、社内勉強会を開催したりしているうちに、気づくと入社から3年が経過していました。
そんなある日、私が所属しているコミュニティのリーダーから突然、連絡をいただきました。
「コミュニティの共同リーダーをやりませんか?」。
私はイベントでの登壇経験がありません。いわば無名のシステム管理者Aです。
なぜ、自分にお誘いが来たのだろう?ドッキリか?
いや、ドッキリをかけるほどの存在でもない...。
頭の中が「?」で埋め尽くされていきました。
考えても仕方がないので、正直になぜお誘いいただけたか聞いてみました。
するとどうやら、社内メンバーから私の業務の様子や社内勉強会の話を聞いたことが
きっかけで、興味を持ってもらえたようです。
さらに、私が発信したSNSなどの投稿を通して、
スキルアップに対する姿勢や行動に共感いただいたとのことでした。
社外の、それも「雲の上の存在」のリーダーに評価していただけるなんて。
自分自身の成長のため、また今までの恩返しのため、お誘いをお受けし
2022年の秋から共同リーダーに就任させていただきました。
最初は一人で行っていたSalesforceのスキルアップ。
その楽しさを広めるために社内で勉強会を開催するようになり、ついにはコミュニティの運営に携わることが出来るまでになるとは思ってもみませんでした。
地道な努力を続けること、何よりもその過程を楽しむことを忘れずに、
今後も社内外を問わず仲間を増やしていきたいと考えています。
日本財託マーケティング部デジタルマーケティング課
N・R
◆ スタッフプロフィール ◆
岩手県盛岡市出身の36歳。
マーケティング部デジタルマーケティング課に所属し、ホームページの管理、
顧客管理システムの開発などを行っています。
昨年、初めてSalesforceのイベントに登壇しましたが、いざ話始めると緊張で頭の中が真っ白に。冷や汗をかきながらも、どうにか最後まで話し切りました。結果として多くの方から温かいコメントを沢山いただき、嬉しさと達成感を味わいました。