年明けの「サプライズ」
2023/02/02
お子さんを抱き上げるH・Sさん
私事ですが、2023年1月1日に第一子が誕生し、父親になりました。
新年早々に生まれてきてくれて非常に嬉しい限りなのですが、
その出産は私にとって大変な出来事でした。
「いつ生まれてくるんだろうね」。
大晦日、自宅で妻とそんな話をしながら、
1月のはじめにも生まれるであろうわが子の姿を想像しながら
眠りについたのを覚えています。
そして年が明けた1月1日、午前7時半。
私が起床すると、妻はすでに起きており
お腹を押さえて苦しんでいました。
「お腹が痛い...」
聞けばどうやら早朝4時半ごろから痛みが出てきたとのこと。
『もしかするともう生まれるのかも』
急いで入院用の荷物を準備し、車に運び入れることにしました。
その矢先、本格的な陣痛が訪れたのです。
陣痛の間隔がすでにかなり短くなっていたので、
病院に電話をかけたところ、とりあえず病院まで来てほしいというのです。
ただ、妻は痛みにより歩くことができない状態だったため、
救急車を呼ぶことにしました。
救急隊に連絡をすると、年始にも関わらずすぐに駆け付けてくださるとのことです。
その言葉に少し安堵しながら電話を切りました。
しかし、そのわずか数分後、妻が叫び始めました。
「産まれるーーー!!」
いきなりのことで驚くと同時に、どうすればよいのかと必死で頭を働かせますが、
初めてのお産で動揺していた私にはただ見守ることしかできません。
私が文字通り「フリーズ」していた間、妻はもう力み始めており、
気づいた瞬間には、なんと産まれたての赤ちゃんを
私の両手でキャッチしていました。
「え?え??」
あまりの一瞬の出来事に、驚きを通り越して状況を理解出来ませんでした。
しかし、赤ちゃんの泣き声と妻の「タオル持ってきて!」という声で我に返り、
タオルを妻に渡しながら、救急隊に再度状況を連絡。
救急隊はその後すぐに駆けつけてくれ、近くの病院まで搬送してもらったこともあり、
幸いも母子ともに健康でした。
出産の際、男親は何もできないものなんだな、と少し情けなさを感じつつも、
予定外な自宅出産となったことで、病院では現在できない出産立ち合いを経験。
産まれたての子どもの顔も見ることができ、感動もひとしおです。
今は子育てに仕事にと「新米パパ」としてせわしない生活ですが、
出産時に何もできなかった分も含め、より一層家族のために仕事を頑張ろうと思います。
日本財託 資産コンサルティング部 H・S
◆ スタッフプロフィール ◆
広島県安芸郡出身の27歳。
資産コンサルティング部に所属し、東京中古ワンルームを通じて
お客様の老後の不安の解消を目指しています。
今年は育児と両立してゴルフの腕も磨こうと画策中。まだまだ上手くはありませんが、
オーナー様とゴルフコンペを開きたいと思っています。