"大物"釣りへの道のり
2023/10/05
海を楽しむH・Hさん
私は今「SUPフィッシング」にハマっています。
SUPフィッシングとは、サーフボードに乗りながら、
釣りを楽しむアクティビティです。
もともと趣味だった、釣りとサーフィンを両方楽しめることに魅力を感じ、
昨年の9月に開始しました。
始めた当初は、ボード釣りの知見がなかったため、
YouTubeで勉強をしつつ、見よう見まねで取り組んでいました。
しかしなかなか釣れないうえに、釣れる魚は雑魚ばかり。
思うようにはいきませんでした。
しかし、すぐには諦めません。釣りで成功するためには根気が必要なのです。
SUPフィッシングはマイナースポーツで、まだ情報が少ないため、
手法の近い、ゴムボード釣りの本を大量に購入して情報収集を続けます。
釣り場所や釣り道具、さらには釣れる餌まで、
釣りに関する、あらゆる本を熟読しました。
そして勉強した内容をもとに、釣りの時間を昼から早朝にしたり、
釣り方をルアーから餌釣りに変えてみたりしながら、
試行錯誤を重ねていました。
それでも思うようには釣れなかったのですが、
ある一冊がきっかけで、一気に状況が変わったのです。
本では、複数のフィッシングポイントが紹介されていました。
その一つが、伊豆の熱海多賀のポイントです。
かなり詳しいポイントが紹介されており、
半信半疑で探していると、そこにはたしかに岩場が集まった良いポイントがありました。
ポイントに着き、竿を下すと、突然ギュインと竿がしなります。
はやる気持ちをなだめながら、針を魚の口にしっかりと掛け、
竿を立てて引き寄せると、かなりの重さを感じます。
これはただものではありません。
本で学んだ釣り方を実践しながら、慎重にリールを巻き続け、
なんとか釣り上げると、55センチ程の「イラ」という魚でした。
勉強して決めた釣り道具や餌、時間、さらには釣りのポイント。
これら全てが合わさった結果、釣れた大物だったため、
絶対に逃がすまいと手を震わせながら、釣り針を外しました。
この時食べた魚の味は、今でも鮮明に覚えています。
こうして今、どハマりしているSUPフィッシングですが、
釣りに必要な情報収集力と根気強さは仕事でも役立っています。
私の主な仕事はコスト削減ですが、目的達成のためには
日頃からの情報収集での根拠集めや、地道な交渉が必要です。
先日も、予算内で新しいシュレッダーを購入する必要があったのですが、
値下げをお願いするために、他社との相見積もりを取り、
比較したうえで値下げをお願いしました。
そのうえで粘り強く交渉を続け、予算内の金額に落ち着かせることができたのです。
私の仕事は、直接お客様と関わる仕事ではありませんが、
オーナー様に対して継続的により良いサービスを提供するためには、コスト削減は重要です。
今後も情報収集力と根気強さを活かして、仕事を頑張り、
縁の下の力持ちとして、会社の土台を、そしてオーナー様のマンション経営を
支えていきたいと思います。
日本財託 人事総務部 H・H
◆ スタッフプロフィール ◆
埼玉県さいたま市出身の52歳。
人事総務部に所属し、備品・消耗品の管理やコスト削減に取り組んでいます。
最近、出身大学のマンドリン倶楽部の演奏会に行きました。
後輩学生がイキイキと演奏する姿を見て感動しました。