新しい日常の風景
2023/11/09
公園で家族と過ごすS・Kさん
最寄り駅で妻が愛犬を連れ、私の帰りを待ってくれる。
それが、結婚してからの日課のひとつでした。
そのまま散歩をしたり、夕飯の買い物をしたりと
心が安らぐ時間でした。
それが一変したのが、昨年の秋ごろの話です。
まだ先のことと考えていたのですが、家族が増えることがわかったのです。
これから生まれてくる子供の荷物が家の中でだんだんと増えていきますが、
当時はまだ父親になる実感は湧いていませんでした。
そして今年の2月、無事に長男が誕生。
生まれてから最初の1ヶ月は妻のお義母さんが来てくださり、
家事の手伝いをしてくれました。
夜泣きはしない子でしたが、
それでもその時の気分によって駄々をこねてしまったり、
少し外出するだけでも苦労することばかり。
その姿を見ていると、お義母さんが帰ってしまった後、
日中の時間を妻に任せてしまうのは申し訳なく感じていました。
『少しでも妻の負担を減らしたい。』
上司に相談し、仕事を調整して1カ月の育児休業をいただくことに。
お義母さんが地元に帰るタイミングでスタートした育休期間は、
子育てと並行して私が日常の家事をこなします。
結婚後、私は掃除をするくらいの家事分担でしたが、
育休後は食事の準備や買い物、愛犬の散歩などをこなしつつ、
夜は息子をお風呂に入れるようになりました。
また、妻には少しでも休んでもらえるように
買い物や愛犬の散歩のときには、可能な限り子供を連れていくようにしました。
当初は息子が泣き始めてしまったときには、
なかなか泣き止ませることができず慌ててしまいましたが、
少しずつあやし方もコツがつかめてきたのか改善しつつあります。
試行錯誤の日々に、1ヶ月ほどいただいていた育児休業も
あっという間に過ぎていきました。
仕事に復帰したとはいえ、やはり気になるのは息子と妻のこと。
それまでは仕事終わりに飲みに行く機会もありましたが、
ほとんど毎日、まっすぐ家に帰るようになりました。
休みの日は友人と遊ぶこともありましたが、その機会も減りました。
しかし、それがストレスになっているわけではなく、
むしろ家族との時間が増え充実しています。
まだまだ息子と意思疎通ができるわけではありませんが、
物心が芽生えたら、もっといろんなところへ出かけたいですし、
今は育児に没頭している妻にももっと自分の時間が取れるようにしてあげたいと考えています。
今では仕事を終え最寄り駅につくと、
そこには妻と愛犬と、そして息子が待っていてくれます。
日常だった風景が、新しい形へと変化しました。
新しくなった家族の風景を守るために、
これからも家族第一で生活をしていきたいと思います。
日本財託管理サービス 債権管理部債権管理課 S・K
◆ スタッフプロフィール ◆
神奈川県相模原市出身の36歳。
債権管理部に所属し、入居者様が抱える問題に向き合い、
滞納家賃の回収や高齢の入居者様への定期訪問を行っています。
1年前から大好きだったラーメンを食べる回数を減らし、その分そばを食べるようにしました。
その結果として4㎏の減量と腹囲-9cmを達成することができました。