"街の住人"になれた日
2024/02/22
レストランで記念写真を撮るM・Aさん
2024年の元日に入籍しました。
夫は穏やかで、いつも優しい人です。
その一方、週に1回はジムに行くような、ストイックな一面もあります。
そんな夫の影響もあり、一緒に暮らすようになってからは、
毎週のように私もジムに通うようになりました。
ダイエット目的で始めたこともあり、
ジムでは、ランニングマシーンを用いたトレーニングを習慣にしています。
リフレッシュにもなるので、一石二鳥です。
通い続けてから半年近く経ったある時、
地域のマラソン大会のチラシが自宅のポストに入っていました。
2人で興味津々に手に取って
「マラソン大会出てみない?」
「いいね~出てみよう!」と即決で大会出場を決めました。
日頃ジムで走っている成果を試してみたいという気持ちもありましたが、
街の一員として、夫と共に大会に出場できる機会を楽しみたいと考えたのです。
10箇所以上の駅で実際に降りて、探した末に見つけた
「ここしかない!」という理想の住まいだったからこそ、
このような感情になったのかもしれません。
そして私は10キロ。夫はハーフマラソンに申し込みました。
今までジムで走る距離は、
長くても5キロ程度だったのですが、
大会が決まってからは、10キロ近く走って特訓。
継続しているうちに、今まで5キロで疲れていた身体も、
いつの間にか倍近く走れるようになったのです。
夫とジム帰りに行く温泉やサウナが楽しみだったことも、
頑張れた理由の一つでした。
そして大会当日。
知り合い同士や団体で参加している人も多く、
雑談している様子を少し羨ましく感じていました。
いよいよ大会がスタートし、3キロ地点まで一気に走り抜けます。
少し疲れたものの、普段過ごしている街並みを見ることを楽しみながら走っていると、
いつの間にか5キロ地点を過ぎていました。
この地点で給水をし、少し体力が回復して走り続けていると、
今度は小学校の前でちびっ子たちの集団が
「残り4キロです!頑張ってください!」と応援の声をかけてくれます。
その応援に力をもらって、しんどいながらも走り続け、
無事ゴールまで走り抜けることができたのです。
ゴールを過ぎたあたりで息を整えていると、
突然後ろにいた60歳くらいの男性に声をかけられました。
「君が前にいてくれたおかげで頑張れたよ。ありがとう。」
そんな言葉をもらえたのです。
なんだか"街の住人"になれたような気がして、ほっこりとしました。
マラソン大会のワイワイとした雰囲気も、街を感じながら走ることも、
全てが楽しくて、ますます街のことが好きになり、
夫と来年も参加することを決めました。
マラソン大会の帰りには、いつものごとく夫と一緒に銭湯に。
お湯につかりながら、少しずつ"街の住人"になる自分の未来を想像し、
ワクワクする気持ちでいっぱいになりました。
日本財託 インサイドセールス部 M・A
◆ スタッフプロフィール ◆
千葉県我孫子市(あびこし)出身。
インサイドセールス部に所属し、不動産投資をご検討中のお客様にメールコンテンツやセミナーをお届けし、
経済的自由に向けてサポートをしています。
家事全般を夫と一緒に行っています。
私達らしい家族の形を作る過程を楽しんでいるところです。