三流でも二流でもなく、一流になれ
2024/04/18
熱心にサッカーをしているH・Iさん
小学校から高校の約12年間、生活のすべてをサッカーに捧げてきました。
サッカーを通して、いくつもの学びを得ましたが、
なかでも中学校時代の学びは、現在も私の"核"となっています。
小学校時代の私は、周囲より体格が大きく、運動神経も良かったので
「他人に任せず、自分ひとりで点を取るのが一番だ」と考えていました。
そのため、仲間へのパスは最終手段で、
独力でのドリブルやシュートなど、自己中心的なプレーばかりしていました。
考え方が大きく変わったきっかけは、
中学生のときにサッカー部の顧問から、ある言葉を何度も頂いたことです。
「三流でも二流でもなく、一流になれ」
指示されたこともできない者は三流。指示されてから行動する者は二流。
自ら考え行動する者は一流。そして、お前たちは一流を目指せ。
そんな意味を持つ言葉でした。
転機は1年生の冬に、3年生の最後の公式大会で敗北したときです。
レギュラーとして、先輩に交じって出場したのですが、
自分よりも体格の良い相手に、全く歯が立たなかったのです。
「先輩に申し訳ない」「悔しい」
3年生の先輩方が引退した後も、こうした気持ちを抱えたまま練習をしていました。
あるとき、顧問から招集がかかり、いつもの言葉をいただきました。
「三流でも二流でもなく、一流になれ」
このタイミングで、私は初めて真剣に考えました。
(どうすれば勝てたのか)(いま自分は何をすべきなのか)
考えた結果、個人プレーを極力減らし、チームプレーに徹することにしました。
体格のいい選手ばかりの強豪校に勝つためには、
チーム全体の総力で上回る必要があると考えたからです。
ドリブルで目の前の相手を抜くことを考えるのではなく、まずは仲間の位置を把握する。
たとえミスがあったとしても、仲間を信じてパスを出す。
意識が変わったことで、仲間を第一に考えるようになったのです。
2年生の冬からはキャプテンを任され、よりチーム全体のことを考えるようになりました。
落ち込んでいる人がいれば励まし、点を取った人がいれば褒める。
プレー中には気持ちを込めて声を出し、誰よりも早くグラウンドに立つ。
常に、チームのことを第一に考え、口ではなく行動で示すようにしました。
その結果、私がキャプテンを務めた3年生の代では、
先輩たちが勝ち進めなかった、地区大会へ進出するまでに、
チームをまとめ上げることができたのです。
現在、日本財託ではお客様の資産形成をサポートする仕事をしています。
どのようなご不安があり、どのような未来を描いているのか。
お客様のご状況をもとに、考えに考え抜いた提案で、
不動産投資の一歩を踏み出していただいたときの喜びは格別です。
今後も"一流"を目指し、思考と行動のサイクルを回し続けます。
日本財託 インサイドセールス部インサイドセールス課 H・I
◆ スタッフプロフィール ◆
兵庫県西宮市出身。
インサイドセールス部インサイドセールス課に所属し、
お客様のお悩みをお伺いしながら、資産形成のサポートをしています。
最近、出身大学の卒業式に参加しました。
同期や後輩と久しぶりに話をするなかで、刺激を受けました。