家族への感謝が活力に
2024/05/23
家族とディズニーで遊ぶS・Kさん
私が仕事を行う上で考えていることは、家族への感謝です。
どんなに忙しいときでも、妻のサポートや子供たちと過ごす時間が
私にとっての生きがいとなっています。
それを痛感する場面は前職から何度も経験してきました。
前職は新卒で入社した百貨店で、
3年間売り場を経験してから、20年近く経理業務に従事してきました。
百貨店の経理ともなると、取り扱う商品の数は膨大で、
数百円から100万円を超えるような商品まで様々です。
そのひとつひとつを管理していくことが業務ではありましたが、
システム化されていたこともあり、そこまで難しい仕事ではありません。
それよりも大変だったのは、百貨店の親会社との折衝でした。
そのひとつに、年間予算案の作成があります。
将来性を考慮しつつも、
百貨店の現場として実現可能な収益をはじき出し、
予算を組む必要があります。
各売り場の状況を考慮して、
時間をかけて精査した予算案を親会社へと提出。
ただし、予算案がそのまま通ることはほとんどありませんでした。
親会社が考えていたのは、さらなるグループの利益追求です。
「もっとできますよね?」
提示された予算案に目を通すと、
現場レベルではかなりハードルの高い数字が並べられています。
とはいえ、理想論と精神論で固められた予算案を
こちらとしてもそのまま受けることはできません。
そこから、現実と理想の予算を何度も往復させながら、
着地点を模索していきます。
このやり取りがスタートすると休日出勤も当たり前で
月の休みは数日ほどしかありませんでした。
こういうときこそ、家族の存在の大切さを感じます。
ほとんど家事に携われなくとも、妻はその状況を理解し、
家のことをすべて引き受けてくれました。
また、つかの間の休みの日には、
妻と娘2人を連れ立ってディズニーランドへ向かいます。
毎日どんなに忙しく働いてヘトヘトになっていても、
家族4人で大好きなディズニーで朝から晩まで遊ぶことで、
英気を養うことができました。
コロナ禍を機に会社が早期退職を募ったため、それに応募し
昨年日本財託へと転職をしました。
新しい環境に戸惑うこともありましたが、
その時も家族のサポートがあって、今に至ります。
どんなときでも励ましの言葉をかけてくれる家族の存在が仕事の活力となり、
私からも「ありがとう」と感謝の気持ちをしっかりと伝えるようにします。
そして感謝の気持ちは家族間だけでなく、
誰に対しても伝えるようにしています。
感謝の気持ちは伝染します。
これからも日常生活の中で意識的に感謝することを意識し、
必要な場面ではしっかりと伝えるといった具体的な行動に移すことを
心掛けていきたいと思います。
日本財託管理サービス 経理部 S・K
◆ スタッフプロフィール ◆
埼玉県所沢市出身の47歳
経理部に所属し、適正な会計処理に努め、部のマネジメントを行っています。
毎日のストレッチ、週に一度のサウナ、月に数回のジョギングでストレスを発散しています。