"振り返り"と"改善"
2024/06/13
愛犬と記念撮影をするT・Yさん
私の父は、思慮深く厳格な人です。
一方で私は、楽観的で切り替えが早く、真逆の性格であるため、
幼いころから何度も父に叱られ、衝突してきました。
特に中学生時代は、テストで思うような点数が取れないときに、何度も問い詰められました。
その結果になった「問題点」を探り、
今後どうしていくかという「改善策」を立てるまで、許してくれないのです。
私の回答は、このようなものでした。
「思うような点数が取れなかった原因は、勉強時間が不足していたからだ」
「だから、次はもっと頑張って勉強しよう」
しかし、この回答に父は満足してくれません。
「勉強時間が足りていないという原因のなかにも、様々な要素があるはずだ」
「もっと考えなさい」
そして、他の教科との時間配分や、集中するまでにかかる時間といった、
具体的な問題点と次回の改善策を挙げるまで、数時間かけて考えさせられたのです。
当時の私にとって、この時間は苦痛で仕方がありませんでした。
(頑張って考えたのに、なぜこの回答で許してくれないんだ)
そう思い、落ち込んでいました。
しかし、大学生になり就職活動を行うなかで、
父が私に、"振り返り"と"改善"を求めていた理由を理解したのです。
就職活動では、いやというほど自分の詰めの甘さを痛感しました。
しっかり準備したと思った回答でも、相手にうまく伝わらなかったり、
回答を深掘りされるとうまく答えられなかったりして、面接で落ち続けたのです。
面接に受かりたいという一心で、
なぜ伝わらなかったのか、自分はどのような人間なのかを考えに考え抜きました。
そして、話し方や構成を改善。
自分の気持ちを理解することで、想定外の質問にも答えられるようになっていきました。
すると、ポツリポツリと面接に受かるようになり、
内定をいただくこともできるようになりました。
後悔を残さないため、内定をいただいた後も、自分を見つめ直すことを辞めませんでした。
その結果、自分の考えとマッチする企業である日本財託と出会い、
納得した形で就職活動を終えることができたのです。
就職活動を終え、振り返ったときに実感したことが、"振り返り"と"改善"の重要性です。
なぜ父が、"振り返り"と"改善"を求めたのか。
そしてなぜ、簡単に私の回答を認めなかったのか。
決して順調ではなかった就職活動を経験したからこそ、理解することができ、
尊敬や感謝の念をもって接することできるようになりました。
現在、私は新卒入社した日本財託で、
お電話でお客様のお悩みをお伺いし、不動産投資をお勧めしています。
「こう答えれば良かったな」「こういう構成で伝えるべきだったな」
お電話をするたびに振り返り、
お客様への最適なご提案方法を考えることは楽しいものです。
お悩みや求めていることは、人それぞれ。
お客様に合わせたご提案をしながら、より多くの方に安心を提供していきたいと思います。
日本財託 インサイドセールス部 インサイドセールス課 T・Y
◆ スタッフプロフィール ◆
大阪府茨木市出身。
インサイドセールス部インサイドセールス課に所属し、
お客様のお悩みをお伺いしながら、資産形成のサポートをしています。
先月、山梨県に旅行に行きました。
富士山のふもとで、自然に囲まれてリフレッシュしました。