「国境を越えた縁」
2024/07/25
外国人観光客と記念撮影をするY・Hさん
昨年の秋ごろ、知人と近所の街中華に足を運びました。
そこは人気店で普段は行列ができるようなお店ですが、
その日は運よく10分ほどの待ち時間で入店できました。
「当店は相席お願いしています」
入店して席へ案内される途中、店員さんから相席のお願いをされ
人見知りの私は、一瞬足を止めてしまったのです。
しかし、せっかく訪れた人気店。
人見知りよりも食欲が勝った私たちは、席に着くことにしたのです。
メニューを見ながら待っていると、
席の向かい側にあるカップルが通されました。
思わず顔を上げると、そこにいたのは30歳くらいの男女の外国人観光客でした。
英語がわからないなりに、席に座った2人の話を聞いていると
「ポケモンカフェに行く」という言葉が耳に飛び込んできたのです。
私と知人もポケモンが大好きだったので、相席になったのも何かの縁だと思い
「ポケモン好きなの?私たちも好きなんだ!」
と勇気を出して話しかけてみました。
時に翻訳アプリを使いながら中学生レベルの英語で話しているうちに
カップルはご夫婦で、日本の文化、特にゲームやアニメが好きだから
日本に来たことがわかったのです。
ポケモンや京都の話で盛り上がって、すっかり私たちは意気投合し、
日本での思い出を良いものにしてあげたい!と思った私は、
家に帰って、日本限定のポケモングッズをプレゼント。
最後にSNSを交換して、その日は別れました。
その場限りの付き合いになるかなと考えていたところに
「良かったらカービィカフェも、一緒に行かない?」というメッセージをもらいました。
間髪入れずに、「ぜひ!」と返し、カフェでは旦那さんが頼んだ大量の料理を
みんなでシェアして楽しみました。
さすがにこれで最後かなと思っていた矢先、再びメッセージが届き、
「日曜日に浅草に行くのですが、一緒にどう?」
と三度目のお誘いをいただき快諾。
今回はご夫婦が別行動をする日だったらしく、
私と奥さん二人きりでの浅草観光です。
慣れない言語で行う1対1のコミュニケーションは不安でしたが、
東京最後の日を楽しんでほしい!と思い、
ガイドさんの気持ちになって浅草寺や甘味処を案内しました。
「あなたに会えてよかった」
別れる直前、彼女からのひと言を聞き、
勇気を出して話しかけて良かったと心から思いました。
観光を終えアメリカに帰国した彼女とは、現在でもたまにSNSを通じて、
メッセージのやり取りをしています。
住む場所も年齢も違う、普段であればなかなか出会えないような人と
心を通わせる貴重な経験となりました。
現在私は、オーナー様の経済的自由の実現に向けた
情報の配信やイベント企画を担当しています。
イベントに参加されたオーナー様には、
担当者や当社との縁をより強く感じていただくために
イベント中のお声がけはもちろん、
イベント後もメールや電話で定期的に連絡を取っています。
仕事でも一つ一つのご縁を大切に、
オーナー様により良い情報を配信できるよう邁進していきます。
日本財託 インサイドセールス部カスタマーサクセス課 Y・H
◆ スタッフプロフィール ◆
兵庫県芦屋市出身。
オーナー様の経済的自由の実現に向けて、メールやお電話で情報配信をしています。
最近、沖縄に旅行に行きました。
暑い中飲むオリオンビールは最高でした!