過酷な現場で学んだ経験を活かして
2024/09/26
Vリーグ観戦を楽しむS・Yさん
前職は4年半ほどマンスリーマンション会社で
主に入居者様の生活トラブル対応を行っていました。
マンスリーマンションは、まずオーナー様から賃貸管理会社を介して居室を借り受け、
別の入居者様へ転貸することで運営します。
実際にマンスリーマンションとして借りていたのは
500件ほどの都内のマンションです。
入居者に何らかの生活上のトラブルが発生し対応が必要な場合には、
管理会社に一報を入れ、オーナー様と協議をいただき対処方法を決定します。
ただ夏場のエアコンの故障や冬場の給湯器の故障など、
現場では、一刻を争う場合もあります。
待ちきれない入居者様と管理会社との間で、板挟みにあうことがしばしばありました。
そこで、手作業で扇風機やヒーターを運んだり、
簡単な修繕であれば自分で直したりと、その場で対応するようになりました。
また当時はコロナ禍で、マンスリー需要の激減から
借りていただけるお客様が貴重だったこともあり、
可能な限り申込を受け付けていました。
もちろん、お借りいただけることは喜ばしかったのですが、
退去の翌日に入居が決まっている場合も多く、
お部屋の清掃会社の手配が間に合わないこともあったのです。
そのような場合、退去を見届けた後、
自分の手で清掃を行い、次のお客様をお迎えする準備をしていました。
とはいえ、一筋縄ではいかないことも多く、
退去時間にも関わらず荷物が残っていたり、退去後に部屋に入ってみると、
備え付けのベッドのフレームが見る影もなく壊れていることもありました。
日中はほとんどの時間外出し、お客様対応やお部屋の清掃を実施。
夕方会社に戻ってきたら、清掃会社の手配やお客様からのクレーム連絡への対応。
在籍期間の後半、外回りの担当は私だけになったこともあり、
出勤時は終電近くまで働き、土日も緊急のトラブルが発生すれば、
会社へお部屋の鍵を取りに行き、現場へ急行することばかり。
体力的にも、精神的にも疲弊しきっていました。
昨年の3月、限界を感じていた私は、
先のことは明確には決まってはいなかったものの退職届を出していました。
「もし転職先探しているなら、うちはどう?」
残り少ない現場で出会ったのが、日本財託の担当者です。
前職では日本財託のお部屋も借りており、
他社とは比較にならないほど素早い対応をしてくださっていたこともあって、
社内では『日本財託』の名前を聞くだけで、スタッフに安心感が広がっていました。
そのような会社から誘っていただけるだけでありがたく、
縁あって入社してからは、その素早い対応を実現させるため
試行錯誤を怠らないスタッフの姿勢を学んでいます。
また前職の現場での経験から、軽度の修繕のお問い合わせであれば、
その場でできる対処法をお伝えしています。
これからも、経験を活かしながら
入居者様やオーナー様の負担軽減につながるような対応ができるよう
心掛けていきたいと思います。
日本財託管理サービス 管理部管理課 S・Y
◆ スタッフプロフィール ◆
青森県八戸市出身。
管理部管理課に所属し、入居者のお困り事対応や漏水、保険などの対応を行っています。
バレーボールが好きで、社会人の男女混合バレーにも参加していました。
昨年の誕生日には、元同僚とVリーグの試合観戦に足を運びました。