「なぜ?」と向き合った先にある成長
2024/11/07
ご家族と旅行中のY・Yさん(左)とサッカーを教えるY・Yさん(右)
昨年の8月、少年サッカークラブのコーチを始めました。
きっかけは息子です。
息子は小学1年生になった時にサッカーを習い始めました。
一生懸命な息子の姿を見ていると学生の頃の記憶がよみがえり、
またサッカーに関わりたい!そんな気持ちがふつふつと湧き上がってきたのです。
ある時、サッカーコーチは基本的に保護者の方が
担当しているというお話を耳にしました。
息子を指導してくれているベテランコーチも、もとはといえば、
彼自身の息子さんがサッカーをはじめたことをきっかけにコーチを始めたそうです。
(もう一度サッカーに関わりたい、
息子と一緒にサッカーをしたいという思いを実現できるのでは?)
そんな想いから勇気をもって、『コーチをやってみたい』と
クラブチームの代表コーチに相談してみると、
なんと快く迎え入れてくださったのです。
こうして、期待に胸を膨らませて始めたサッカーコーチですが、
いざスタートさせると子どもたちにサッカーを教えるというのは、
想像以上に難しいことがわかりました。
無意識に実践しているパスやシュート、ドリブルについて、
わかりやすく言語化して子どもたちに伝えることは簡単ではありませんでした。
このままではいけないと思い、
日本サッカー協会の指導者ライセンスを取得しようと一念発起。
講習会では、子どもたちにどうしたら伝わるか、
どうしたら理解してもらえるのか、ということが議題に上がっていました。
講習会での学びを経て指導の際は、
「なぜ」この練習をやるのか、「なぜ」こういう動きをするのかと、
いつも「なぜ」を伝えることを意識するようになりました。
すると、当初はみんなで1つのボールを追いかける、
いわゆるお団子サッカーというものでしたが、
今ではポジションを少しずつ理解して、『どこのポジションがやりたい!』と、
希望までぶつけてきてくれるようになりました。
子どもたちの成長はとんでもなく早いなと実感しています。
できなかったことができるようになった子どもたちの姿を
目の当たりにすると、とても胸が熱くなります。
コーチを始めてから1年が経ちましたが、
コーチとしてできることが増えてくるとともに、
実は、その経験が仕事にもプラスになっていると感じています。
私の仕事は、現在不動産投資を検討する方の資産コンサルティングです。
初心者の方には特に、「なぜ、投資に興味を持ったのか。」
「なぜ、当社のセミナーを受講したのか。」など、
これまで以上にヒアリングを重視して、面談を進めるようになりました。
その結果、お客様が何を求めているのか、どこがわからないのかを理解した上で、
お客様の気持ちに寄り添ったお話ができるようになったと思います。
コーチとして教えることの本質は、コンサルタント業務にも通ずるものがあり、
この機会を通して、サッカーコーチとしても、資産コンサルタントとしても
一歩前進することができました。
そんなきっかけをくれた息子にはとても感謝しています。
日本財託 資産コンサルティング部 Y・Y
◆ スタッフプロフィール ◆
東京都 西東京市出身。29歳。
資産コンサルティング部に所属し、東京中古ワンルームマンションを通じて
お客様の資産形成のお手伝いをしています。
息子は寿司が大好きで、我が家には息子が試合で点を取ったら
寿司を食べに行くことができるというルールがあります。
いつの間にかチーム内にこのルールが知れ渡り、試合中に息子が点を取りそうになると
会場の保護者たちが大きな声で『すしー!!!』と叫ぶようになりました。