音楽が気づかせてくれた人との縁
2025/01/23
相棒のギターをかき鳴らすY・Tさん
中学生で初めてギターを手にしました。
母親がバンド好きだったため、物心がつく前から音楽を聞いていたことと
世間のバンドブームが影響しています。
L'Arc~en~CielやGLAYが流行していた高校時代には、
友達とコピーバンドを組んで青春を謳歌。
大学までバンドを続けていましたが、
就職を機に地元から離れたことでメンバーの友人とも疎遠になり
自然と音楽から遠ざかっていたのです。
仕事に追われる毎日の中で、大切にしていた
ギターも部屋の隅で埃をかぶるようになっていました。
そんな日々が続いていましたが、一昨年の夏に
高校時代にバンドを組んでいた友人2人と久しぶりに飲む機会があったのです。
「またバンドやってみるか」
懐かしい思い出話に花を咲かせているうちに
バンドの楽しさを思い出し、再びバンドを結成しようという話になりました。
この飲み会をきっかけとして新たな挑戦が始まったのです。
私は長年使っていなかったギターを新調し、
高校時代ボーカルを担当していた友人も新たにベースを購入。
課題曲を決め、毎月スタジオに集まって練習を重ねていますが、
ブランクがあるため、昔のように上手く演奏ができません。
特に新しくベースを始めた友人は特に苦戦をしていましたが、
みんなで初心を思い出しながら、この苦労を含めて楽しんでいます。
昔に戻ったように練習をしていますが、
大人になった今ではお酒を飲みながら練習するといったように
高校時代とは違った楽しみ方も見つけました。
最近は練習の30分前に、最寄りのスーパーに集合して、
軽く一杯飲んでからスタジオに向かうのが恒例になっています。
「せっかくやるなら、三日坊主にならないよう頑張ろう」
そう目標を定めて一昨年の9月から始まった活動は
いまも途切れることなく続いています。
3人それぞれが同じモチベーションを維持することができたため
この目標を達成することができました。
三日坊主を乗り越えた私たちは現在
ライブに出演することを新たな目標としています。
今までと同じように楽しみながら、
この目標も達成できるよう練習を続けていきたいと考えています。
飲みの席での話から始まったバンド活動ですが、
今ではこの活動が生活の一部になりました。
この出来事を通して、
突発的な誘いに乗ってくれて
同じ熱量で趣味を楽しむことができる
友人の大切さを改めて感じました。
これからも趣味や仕事などを通じて生まれる
新しい出会いや縁を大切に紡いでいきたいと思います。
日本財託管理サービス 管理受託部 Y・T
◆ スタッフプロフィール ◆
千葉県市川市出身の39歳。
管理受託部に所属し、他社に賃貸管理を任せているオーナー様の不安や悩みの解消と収益最大化のサポートをしています。
年始に両親とお酒を酌み交わしている時、ふと「あと何回二人と飲めるんだろう」と考え、もっと親孝行をしなければと改めて思いました。