ゼロから積み重ねた努力
2025/02/06
姉夫婦との食事を楽しむN・Yさん
私は社内で使用している顧客管理ツール「Salesforce」の
管理・開発を中心に日々業務を行っています。
前職でもITエンジニアとしていくつかの企業に派遣され、
Salesforceを使ったシステム構築などを推し進めていました。
こうしたエンジニアの道に進んだきっかけは「手に職をつけたい」と考えたからです。
しかし、ただ手に職をつけると言っても、決して平坦な道ではありませんでした。
大きな壁にぶつかったのは2年前のことです。
派遣先の3社目として大手電機メーカーのグループ会社で
Salesforce活用チームに加わりました。
このチームは総勢10人、私を含め派遣エンジニアは計3人が在籍しています。
配属前もいくつかの会社でSalesforceに触れる機会はあったため、
当初はいつも通り淡々と業務をこなしていくだけだと考えていました。
しかし、これまではSalesforceを通じた業務が全体の3割ほどでしたが、
今回はすべての業務がSalesforceを中心に回っている環境だったのです。
そのため、これまでの経験ややり方では太刀打ちできず、
自分の知識の乏しさやスキルの不足が浮き彫りになりました。
周りの先輩エンジニアたちは次々に仕事をこなし着実にスキルを積み上げている中、
自分だけが取り残されている状況。
「今までのスキルでは通用しない」
そう痛感した私は、もう一度ゼロから学び直すことを決意しました。
そんな時、私を支えてくれたのが
Salesforce社が提供しているオンライン学習サービスです。
実務に対応するプログラムを選び、ピンポイントで学習することができるため、
まさに私にとって"辞書"のように頼りになるサービス。
この学習サービスを活用し、業務中に分からないことがあった時はもちろん、
仕事や家での隙間時間、時には休日にも学習に打ち込みました。
どうしてもクリアできない課題に直面した時は、
先輩に相談しながら進めることもしばしばありました。
課題に直面するたび学習や質問をし、答えを得るために試行錯誤を繰り返す。
地道に知識を積み重ねていくことにより少しずつできることが増えていったのです。
やがて困難な課題も先輩に頼らず自身で解決できるようになったとき、
初めてSalesforceの楽しさを感じられるようになりました。
「いつか自分もこのツールを通じて周りを助けたい」
そんな気持ちも芽生え始め、気づくと配属から2年が経過。
そろそろ次の配属先が決まるというところで転職を決意し、
今は縁あって日本財託でSalesforceの管理・開発を行っています。
自分が構築したシステムが、社内ユーザーであるコンサルタントや同僚の役に立ち
「使いやすくなった」と直接声をかけていただくたび、
あの時もう一度ゼロから学んで良かったと思います。
これまで周りに助けられた分、この経験や知識を活かして
現場で利用する方々にとってより使いやすいよう改修を進め、
業務効率化やシステム運用の改善に努めていきます。
日本財託 デジタルマーケティング部 N・Y
◆ スタッフプロフィール ◆
広島県福山市出身の29歳。
デジタルマーケティング部に所属し、ホームページの管理、
顧客管理システムの開発・保守などを行っています。
気分転換にお散歩しています。
位置情報ゲームを使って、仕事帰りに10キロほど歩き回ったこともあります。