資格取得の証である限定パーカーを着て喜ぶI・Aさん

マーケティング部で事務職として働く私が、
毎日向き合っている一番の"仕事道具"は、Salesforceです。

Salesforceはオーナー様との商談を円滑に進めるために、
お客様の情報や過去のやり取りを登録し、
状況に即した情報のお届けを支援するシステムです。

入社以来、ずっと触ってきたSalesforceに関連して、
昨年、大きなチャレンジをすることを決意しました。

それは、「認定アドミニストレーター」という、
様々な機能があるSalesforceのシステムを管理できる能力を証明する資格。
いわばシステム管理者への登竜門です。

私がこの資格に挑戦できたのは、
組織の垣根を越えて、支え励ましてくれる先輩・後輩の存在があります。

入社したばかり、何がなんだか分からず、
頭がオーバーヒートしてしまうことも多かった頃、
Salesforceの機能に関する勉強会に参加しました。

同じマーケティング部内ではあるものの、
担当業務がそれぞれ違う7名が集い、切磋琢磨しながら自主的に学ぶ勉強会です。

良い刺激を与え合い、助け合いながら業務と勉強を重ねていくなかで、
少しずつ使いこなせる自信がついてきました。

特に、勉強会の講師役を務めていたシステム管理者のNさんには、
その後も困ることがあるたびに、相談にのってもらいました。

自分が数時間悩んでいた不具合を、時には数分で解決してもらうことすらありました。

何度も助けられるなかで、いつかは自分もシステム管理者として、
誰かを助ける側になりたいという思いが強くなっていったのです。

ただ、私自身はバリバリの文系、
プログラミングのプの字も知らなかった状態からの挑戦です。

手探りの中、自分なりに勉強を行い、意を決して臨んだ試験は2回も不合格。

悔しさのあまり、涙を流し、心が折れそうになりましたが、
やはり支えてくれたのは、職場の皆さんのあたたかい言葉がけです。

『楽しむことが一番大事。資格を取った先でできることに対する
ワクワク感みたいなのが大事かな』
Nさんからの励ましは3回目の試験に臨む支えとなりました。

さらに、勉強のコツや問題解説だけでなく、試験に臨む心持ちまで、
忙しい業務の合間を縫って、サポートしてもらいました。

また、勉強会を共にしたメンバーも、
「次は合格できる！頑張れ！」と常に私を鼓舞してくれます。

後押しを受けて、仕事が終わった後、そして休日と、
できる限りの時間をかけて、もう一度勉強にチャレンジ。

3度目の正直で、昨年の11月に無事合格を果たすことができたのです。

今年の1月には、日本中のSalesforceユーザーが集う
年に一度のイベントで、登壇する機会もいただきました。

これまでの歩みをパネリストの1人として共有し、
今から資格に挑戦する人を応援するという形で、
「誰かを助ける側」としての第一歩を踏み出すことができました。

直接お客様とお会いする仕事ではありませんが、
オーナー様やこれから不動産投資を検討する方のために、
まだまだできることはあると感じています。

これまで多くの方々に助けられた分、この挑戦で得た知識や経験を活用し、
オーナー様により有益な情報をスピーディーにお届けできるように、
業務効率化やシステム運用の改善に努めていきたいと思います。

マーケティング部セールスプロモーション課　I・A

◆　スタッフプロフィール　◆
北海道帯広市出身。
マーケティング部に所属し、セミナー運営やお客様情報の管理や
メンテナンスを行っています。
趣味はフラワーアレンジメント。今年の目標は、色彩検定2級合格とSalesforceの資格をもう一つ取得することです。