6年ぶりのサーフィン
2022/03/17
昨年、6年ぶりに趣味だったサーフィンを復活させました。
サーフィンを始めたのは19歳の頃です。
当時、冬はスノーボード、 暖かくなったら海へ行きサーフィンを楽しむ、
といった生活を楽しんでいました。
サーフィンの魅力のひとつは、波に乗った時の感覚です。
これは陸の上では味わえないもので、その魅力にどんどん引き込まれ、
冬の間もいつしかスノーボードよりもサーフィンを優先するほどになっていました。
当時のホームともいうべき海岸は自宅から電車で行ける範囲で、
サーフィンを続けていくうちに顔なじみが増えていきました。
天気予報を見ながら「きっと誰かいるんじゃないかな」と思い、
実際に足を運んでみれば、仲間の誰かが海に入っていました。
そこでは本名や仕事の内容など、詳しい話が出るわけではなく、
もっぱらサーフィンの情報交換。
プライベートを深くは持ち込まず、何も気兼ねなくサーフィンを楽しみたい人が集まって、
朝から晩まで波乗りのスキルを競い合っていたことが、とにかく楽しかったのです。
また時間を見つけては、
県をまたいだ遠征や海外の有名な海岸にも足を運びました。
20代の頃に訪れた静岡の海で 仲良くなった方から
「暇だったらバイトしていけば?」と紹介を受け、
1年ほど住み込みでアルバイトをさせていただいたこともあります。
行く先々で新たな出会いがあることも、サーフィンの魅力のひとつです。
ただ、仕事や家庭の都合で、
なかなか海に通うことが難しくなることもサーファーの宿命です。
私も結婚し、30代半ばで子供が生まれました。
そのころには仕事も忙しく、休みの日は子育てに携わる日々。
さらに資格の勉強やケガなども重なり、
いつしかサーフィンからは完全に離れてしまいました。
それから6年ほど時間が空いて、子育てもひと段落し、
仕事もある程度、自分の裁量でコントロールできるようになると
自分の時間が取れるようになってきました。
持て余した時間をどう使おうかと考えたとき、
子供にもサーフィンを経験させてあげたいと考え、
もう一度サーフィンに出かけてみようと思い立ったのです。
以前のようにボードを担いでいつもの海に向かってみると、
「めちゃめちゃ久しぶりだね!」となじみの顔が挨拶してくれました。
どんなに時間が経っても、変わらずに迎えてくれる温かさに背中を押され、
本格的にサーフィンを再開することにしました。
現在も朝からサーフィンに出かけた日には、
午後からは家族サービスに時間を費やすといった具合で、
家庭との両立を考えながら楽しんでいます。
今年は新たなボードを作ってもらうため、
アルバイトでお世話になった静岡のショップにも顔を出そうと計画していたり、
大会への出場も考え、再び仲間たちと切磋琢磨しています。
昔のように、がむしゃらな楽しみ方はできませんが、
「サーフィンを楽しむ」という気持ちは変わらないので、
今、できる楽しみ方で再スタートを切った趣味を満喫していきたいと思います。
日本財託 債権管理部 M・K
◆ スタッフプロフィール ◆
東京都品川区出身の44歳。
債権管理部に所属し、入居者が抱える問題に向き合い、滞納家賃の回収や高齢の入居者様への定期訪問を行っています。
今年こそマンション管理士合格を目指し、海へ向かう片道約二時間の運転中は音声講義を聞いたり、バランスボールの上に立ち体幹を鍛えながら勉強しています。