かけがえのない『我が子』
2022/03/24
愛猫2匹とY・Yさん
私は物心ついたころから猫と暮らしており、
実家を離れた今でも自宅で2匹の猫を飼っています。
その存在はもはや「我が子」のようなものです。
仕事から帰るといつも玄関まで来てお出迎え。
寝るときは布団のなかに入ってきて、一緒に寝ています。
今でこそ愛らしい姿を見せてくれますが、実は2匹とも保護猫です。
特に、上の子を迎えたときは少々大変でした。
2018年6月、生まれて2ヶ月くらいの子猫が
駐車場でうずくまっているのをみつけました。
よくみると、目は病気のためか目ヤニなどでぐしゃぐしゃです。
そのままにしておくことが出来ず、すぐに病院に連れていきました。
幸いなことに感染症ではなくホッと一安心。
毛がきれいな麦色だったことから「むぎ」と名付け、実家で飼うことになったのです。
ただ、安心したのもつかの間。3カ月ほどが経ったある日、母から連絡が入りました。
「むぎの体調がおかしいんだけど...」
一報を受け実家に行ってみると、むぎは歩く時もヨタヨタとしています。
これはただ事ではないと思い、すぐに付き合いのある動物病院に連絡をしましたが、
緊急のオペが入り診察は明日以降になってしまうとのこと。
早くどうにかしないと。
動物病院を検索し、片端から電話を掛け続けました。
そうして1件だけ、定休日ながら電話で話を聞いてくれた病院があり、
何とか翌朝一番で診てくれることとなったのです。
藁にもすがる思いだっただけに、対応に感激したのを覚えています。
ただ、むぎの症状は時間を追うごとに悪化していきます。
体温が下がらないようにタオルにくるみ抱きかかえていましたが、
私の腕の中で今にも力尽きてしまいそうです。
「むぎ、しっかり。むぎ」
母にたしなめられてもなお、一晩中、名前を呼び掛け続けました。
そんな想いが通じたのか、むぎは酷く衰弱していたものの小康を保ち、
翌朝、病院に連れていくことができました。
先生は様々な検査や薬剤の投与など手を尽くしてくれ、
治療の甲斐がありむぎはみるみるうちに回復。
3カ月後には通院と投薬が終わり、元気な姿を取り戻したのです。
諦めずに動いてよかった、すばらしい先生に巡り合えてよかったと心の底から思いました。
信じて動けば、道は開ける。
思いがけずそう考えさせてくれる出来事でした。
この姿勢は仕事でも生かされているように思います。
現在、私は入居者の募集業務に携わっています。
昨年10月からはそれまでの2倍となる目標を掲げ、必死になって営業活動を行いました。
周囲のサポートもあり、困難に思えた目標を達成することができたのです。
もちろん、その裏には自宅で待ってくれている「我が子」たちの存在もあります。
最近は繁忙期で忙しく、あまり構ってあげられていないので、
仕事が一段落した際には思いっきり遊んであげたいと思います。
日本財託管理サービス 賃貸営業部 賃貸コンシェルジュ Y・Y
◆ スタッフプロフィール ◆
北海道根室市出身。
賃貸営業部の賃貸コンシェルジュとして入居者募集を行い、オーナー様に1日でも早く日割り家賃をお届けできるよう努めております。
最近、トランポリンをつかったアトラクションに挑戦。思った以上に体力を使いますが、
運動不足解消のため通いたいと思います。