お客様の立場を理解し一緒に考える
2022/04/14
友人と一緒に写真に映るM・Mさん(左から2番目)
私は2020年の新卒として、地方銀行に入行しました。
東京の大学に進学する際に地元「沖縄」を離れましたが、
地元の銀行へのUターン就職です。
慣れ親しんだ土地でしたので、
新しい生活もある程度想像のつくものでした。
しかし、新型コロナウイルスの猛威により状況は一変したのです。
大学の卒業式は1週間前に中止が決まり、
内定者同士の顔合わせの機会も延期となりました。
30名以上いた同期の多くは地元の大学からの入行で、
すでに人間関係ができあがっていたものの、
遠方の私は一度も顔を合わせることなく入行日を迎えました。
入行後、必要な書類や資料を受け取るために1度本店を訪れて以来、
研修は全てオンライン形式。
画面上に映る同期とは、仲良くなる機会もなく、
コミュニケーションといえば研修内容について連絡を取る程度。
研修期間は3ヶ月用意されていましたが、
お互いの距離感も業務の内容もつかみにくいまま、時間だけが過ぎていきました。
5月に入り、徐々に地元の感染者が減っていくと、
6月より対面での研修が始まる知らせが届きました。
それまでオンラインという壁に阻まれていたものの、
実際に顔を合わせてやり取りをしてみると、難なくコミュニケーションが取れ、
研修で学ぶ内容も頭に入りやすく感じました。
対面した同期とも仲が深まり、
ようやく新社会人としてスタートを切ったように感じました。
様々な投資商品を学び、融資に関わる仕事を担当するようになってからは、
不動産に興味を持つようになりました。
特に投資用の不動産は本業に支障が出ないよう運用ができ、
もたらされる家賃収入は、どの投資商品よりも安定していると確信。
投資用のマンションをご紹介する日本財託とご縁があり、
昨年の6月に販売のコンサルタントとして活躍の場を移しました。
ただ感染者の多い東京では、ほとんどがオンラインでのご面談。
自信をもってご紹介できる商品であるものの、
当初はなかなかご成約を頂くことができませんでした。
そんなとき思い出したのは、地元の銀行での経験でした。
(きっとお客様は、昨年の自分と同じで距離感がつかめず、
すべて受け身になってしまっているのでは?)
それからは自分が伝えたいことを一方的に伝えるのではなく、
お客様と一緒に考え、お客様の言葉で資産運用の必要性や家賃収入のメリットなどを
語っていただけるよう、疑問や不安に感じていることに寄り添うようにしました。
すると、入社3か月ほどでお二人の方からご成約を頂けたのです。
そのうちのおひとりは、まさに当初は腹落ちしていない様子で、
ご決断を頂けずにいましたが、お客様と足並みをそろえ一緒に考えるようになると、
すぐにご成約を頂けました。
現在はお客様にご紹介する物件の仕入に携わっておりますが、
これまでの経験で培った、お客様の立場に立った
コミュニケーションを取ることを心がけ、
1件でも多く良質な物件を仕入れることができるよう、
努めていきたいと思っています。
日本財託 事業部仕入開発課 M・M
◆ スタッフプロフィール ◆
沖縄県那覇市出身の24歳。
事業部仕入開発課に所属し、お客様にご紹介する物件の仕入れに関する業務を担当しています。
イタリア留学中にワイナリー巡りをして以来、ワインが好きです。
最近は体重増加に伴い週1本に控えています。