一生かけて自分好みに創り上げていくマイカー
2022/08/18
愛車とY・Dさん
『前のお客様にキャンセルが出たので、来月納車できることになりました。』
昨年4月、突然決まったマイカーの納車。
購入したのはスズキの『ジムニー』です。
オフロード使用の軽自動車ですが、燃費はあまりよくなく、収納も少ないことから、
一般の乗用車と比べると少し不便な車です。
契約したのは2020年10月でしたが、
その時に伝えられていたのは、『納期は未定で、1年ほどお待ちいただきます』とのこと。
ジムニーは内装も外装もカスタムパーツが豊富で、
用途や目的に合わせて自分好みにどんどん変えていけることが受け、
人気車種のひとつとなっています。
とはいえ、もともと "マイカーが欲しい"と明確に思ったことはありませんでした。
友人の車に同乗させてもらったり、カーシェアで借りられたり、
また、主な移動手段は電車で事足りていたからです。
コロナ禍となって、キャンプがはやり始めていた時期に、
ソロキャンパーの芸人さんがジムニーを購入したという動画を見ました。
動画では、ジムニーの後部座席を改造して、
車中泊や料理ができるような仕様に変更し、
キャンプと共に楽しんでいる様子がうかがえました。
SNSでジムニーを検索してみると、
思い思いにカスタムして、"趣味の車"として楽しんでいる方がたくさんいたのです。
自由度が高く、カッコよくもあり、カワイくもあるジムニーにどんどん惹かれていき、
私にとっては人生で一番といっていいほど大きな買い物でしたが、購入を決意しました。
とはいえ、納期は1年後。
その間は、はやる気持ちを抑えながらひたすらSNSを中心に情報を集め、
少しずつパーツを買いそろえ、納車後の生活を想像しながら待ちました。
そうして迎えた納車日。
予定よりもかなり早まったことに胸を躍らせてディーラーに向かいました。
店舗に併設された納車室に入ると、
そこには、レッドカーペットの上に"愛車"が用意されていたのです。
納車には両親も来てくれたのですが、
2人とも私以上に喜んで、まじまじと中をのぞいたりして楽しそうにしていました。
車の前で記念撮影をし、その足で神社に向かい安全を祈願。
そして、いよいよ、構想していたカスタム計画を実行に移していきました。
ドア横の取っ手の下に収納を付けることから始まり、休みのたびに手を加え、
ジムニーが似合う自然の中へドライブすることが増えました。
これまで会社帰りに駅前で済ませていた食材や日用品の買い物も、
休日に20~30分かけて、少し離れたスーパーやホームセンターに向かうようになりました。
"若者の車離れ"という話もあり、私も必要性を感じていませんでしたが、
購入後は行動範囲が広がっただけでなく、手をかければかけるほど愛着が湧き、
一生楽しめる趣味となりました。
こだわればこだわるほどより良く変化していくのは、
今の仕事にも通ずる部分があります。
日々の仕事ではオーナー様が所有する不動産の収益最大化を目的に、
お部屋の状況をもとに古くなった設備交換や人気設備の導入、
間取り変更も伴ったリノベーションなどをご提案し実行しています。
およそ300万円をかけて行ったリノベーションでは、
1Kのお部屋ながら月額15,000円の家賃アップにつながりました。
仕事もマイカーも、こだわりを持って追求していきたいと思います。
日本財託管理サービス ソリューション事業部オーナーコンサルティング課 Y・D
◆ スタッフプロフィール ◆
埼玉県ふじみ野市出身の29歳。
ソリューション事業部オーナーコンサルティング課に所属し、一棟物件所有のオーナー様を中心に収改善や付加価値工事の提案等を行っています。
次のジムニーカスタムはシートカバーの装着を計画しています。ブラウン系のシートカバーで内装をヴィンテージ風に仕上げたいと思っております。