たった数日間でみせた娘の成長
2022/09/08
娘さんと過ごされるN・Sさん
2021年7月、我が家に第二子となる男の子が誕生しました。
その日は祖父母に会うため、妻と当時2歳の娘との3人で私の実家へ。
楽しい時間を過ごしていましたが、夕方ごろ、妻が突然破水してしまったのです。
急遽、車で病院に急行し、そのまま入院することになりました。
幸い、妻とおなかの子には特に問題はなく、ホッと胸をなでおろしました。
しかし、問題はここから起こったのです。
「お母さんがいないー!」
普段は夜9時ごろには寝室に向かい、すんなりと寝付いてくれるはずの娘が
わんわんと泣き始めてしまいました。
いつも一緒に寝ている母親がいないことに不安を感じているようです。
抱っこしながら、大好きな「アンパンマン」の曲を流したりして
ようやく寝かしつけたと思い布団に連れていくと、すぐ起きてしまう始末。
そうしたことを繰り返しているうちに、気が付くと朝日が昇ってきていました。
さらに運が悪いことに、保育園から園内でコロナ感染が広がったことにより、
急遽休園となる知らせまでも舞い込んできました。
だからといって、仕事に行かないわけにはいきません。
日中は娘を祖父母に預け、面倒をみてもらうことにしました。
大好きな母親がいないことや、保育園に行けないことによるストレスから
また大泣きしてしまうのではないかと心配が募ります。
(妻が退院するまで、まだ数日はあるというのに...)
非常に不安になったことを覚えています。
しかし、そんな心配は良い意味で覆されることになりました。
仕事から帰宅し祖父母に娘の様子を聞くと、昨日の嵐のような感情の荒ぶりはどこへやら。
祖父母と笑顔で楽しく遊んだり、お腹いっぱいごはんを食べたりしていたそうです。
結局、夜に泣いたのも初日だけで、それ以降は普段と変わらずすんなりと
寝てくれるようになり、娘の予想外の適応力の高さに感心しました。
さらに驚いたのは、この日々を境にして
控え目で大人しかった娘がよくしゃべるようになり、
いろんなことに興味関心をもつようになったのです。
この行動の変化は母親がいない環境を経験したからなのか、
たまたまなのかは分かりません。
ただ、これまでよりも会話が増えたことはもちろん、
自ら行動しいろいろな経験を積み成長していく娘の姿をみていることが
父親として今まで以上に愛おしく思うようになりました。
家族が4人となったいまでは、以前にも増して慌ただしい日々です。
娘が見せてくれた成長のように、どんなことも適応して乗り越え、
家族全員で笑って過ごせる、そんな家庭にしていきたいと思います。
日本財託 マーケティング部デジタルマーケティング課
N・S
◆ スタッフプロフィール ◆
東京都東村山市出身の39歳。
マーケティング部デジタルマーケティング課に所属。
インターネット広告の運用、ホームページの管理、顧客管理システムの開発などを
行っています。
3歳になった娘が自転車に乗る練習をしています。
一緒に自転車に乗って、出かけられる日を楽しみにしております。