避けていた運動がライフワークに
2022/09/29
およそ5年前、友人からダイエットに付き合ってほしいと相談がありました。
高校を卒業してからまともに運動はしておらず、
そもそも"運動はしなくてもいい"とさえ思っていました。
それでも社会人になってから体型も徐々に変化。
当時、体重もこれまでの人生でピークに達していたこともあり、
丁度よい機会だと思って、友人に付き合ってダイエットをスタートしたのです。
ダイエット手法はもっぱらランニング。
友人と2人で汗を流すうちに、だんだん楽しくなってきていました。
しかし、これまでほとんど運動をしてこなかったなかで、
急にランニングをはじめたせいか、膝をひどく痛めてしまいました。
ケガをした当初は歩くこともままならず、痛みは半年以上も継続。
ランニングはもってのほか。再び運動不足の生活に戻ってしまいました。
ただ、運動することの楽しみを実感し始めていただけに、もどかしい気持ちになりました。
なにかできることはないかと探していると、
体への負担が少ないという理由でプールが良いとの情報を目にしたのです。
さっそく近くのジムへ向かいましたが、
強烈な膝の痛みを思い出すと、負荷をかけることに不安がよぎります。
そこでインストラクターに声をかけ、
ケガをしてしまった経緯とともにこれからどのような運動をしていけばよいか相談をしました。
「無理はしない範囲で、少しずつケガをした膝周辺の筋力をつけていきましょう」
インストラクターの指示のもと、負荷をかけすぎないように筋力をつけつつ、
プールで遠泳をしながら体力強化をしていきました。
またスポーツショップにも向かい、膝への負担を軽減するアドバイスを請いました。
すると、店員さんからはサポーター選びだけでなく、
適切なテーピングの巻き方も丁寧に教えていただけたのです。
それらを実践しながら、1年ほど体を鍛えなおしていると、
友人から約4か月後のハーフマラソンへの誘いがありました。
約20kmの道のりは途方もなく感じましたが、自分の限界にも挑戦してみたいと思い、
目標を2時間以内の完走と定め、出走を決意し練習を重ねました。
迎えた当日、結果は2時間20分と目標には届きませんでした。
しかし完走した達成感はすがすがしいもので、
その後もジムに通い、継続して体を鍛えるモチベーションにもつながりました。
そして1年後に参加したハーフマラソンでは1時間57分と
当初の目標も達成することができたのです。
目標に向かってやり切ったこの成功体験が自信にもつながりました。
それと同時に、インストラクターやスポーツショップの店員さんのアドバイスのおかげで、
ケガからの復帰だけでなく、運動を習慣化することもできました。
また、目標を達成するために温かいサポートを受けた経験は、
社員の業務効率化をサポートする立場である現在の仕事にも活きています。
システム部として、ルーティン化されているPC作業を自動化するRPAの開発・運用に携わっており、
制作したロボットによって、社員が効率よく作業ができる環境を整えています。
ロボットを作る際にもただヒアリングするだけでなく、目的を聞いて最適な形で設計しています。
およそ3年前から取り組み始めたRPAによって、
年間で約15,000時間分の業務量削減につなげることもできました。
これからも、自分の仕事では多くの社員の業務効率化を追求し、
プライベートでは、コロナ禍で延期になっていたフルマラソンへの挑戦に向け、
体を鍛えていきたいと思います。
日本財託 システム部 M・T
◆ スタッフプロフィール ◆
埼玉県さいたま市出身の34歳
システム部にて、基幹システム「Beans」の保守や、RPAの開発で社員をサポートしています。
1年くらい新車を買おうと検討するも様々な理由で断念中。
結局、親戚から譲り受けた14年落ちのMoveに乗り続けています。