家族の一体感はみんなで作る
2022/10/27
私には11歳と5歳の息子がいます。
大変かわいらしく、成長が楽しみな息子たちですが、
遊び盛りの2人にはちょっとした悩みがありました。
それは年齢が離れている兄弟ならではかもしれませんが、
同じレベル感で遊べるものが少ない、ということです。
例えば、創作系のゲームをやるにしても、
お兄ちゃんは自分の作りたいものを作り上げていくことができますが、
弟はまだその技術がなく、1人ではイメージするものを作ることができません。
一方で、弟のレベルに合わせようとすると、
今度は兄の方がやりたいことができずストレスが溜まってしまいます。
それぞれがやりたいことを主張しあい、
結果、ケンカに発展してしまうことがしばしばありました。
さらに、ここ数年はコロナ禍で、友人の自宅へ気軽に遊びに行くこともできていません。
妻と分担して、息子たちとペアになって遊んであげることもできましたが、
それでは家族としてだけでなく、兄弟間の一体感は生まれないとも思いました。
そこで、部屋で遊べて、息子2人が協力して遊べること、さらに、普段から育児と家事に奮闘している妻を
休ませられる企画を考えることにしました。
最初は、流しそうめんマシンを購入することも検討しましたが、
お金がかかるうえに、今後どれほどの出番があるかわかりません。
一回使っただけで終わってしまうことも考えると、
下手にお金をかけることは違うような気がしました。
悩みながらいろいろ調べてたどり着いたのは『知育菓子』です。
袋に入っている材料を順序通りに混ぜたりすることで、簡単なお菓子になるという食べ物です。
ただ、お兄ちゃんが小さいころに一度だけ試してみたのですが、
あまり美味しくなく、息子も完食しませんでした。
そんな記憶もある中で、改めて調べてみると、
どうやら当時私たちが試したものは、口コミやランキングサイトでは最低評価の商品とのこと。
「これは美味しいらしいから、試してみない?」
息子たちに見せたのはランキングでも高評価を受けるドーナツ風の商品。
「うん、やってみる」と本人たちも乗り気になってくれたのです。
休日になり、外で遊ぶ予定を立てた妻を見送り、私と息子たちとの1日がスタートしました。
朝食を終え、家事をいくつか済ませた後、いざ知育菓子作りがスタート。
説明書を読みながらお兄ちゃんが弟に指示を出しながら作っていきます。
途中経過も楽しみながら30分ほどでお菓子は完成!
いざ実食してみると、
「うん、これはうまい!」と兄弟そろっての高評価でした。
一緒に作って食べることが面白かったのか、
それからお祭りの出店で並ぶようなお菓子や液体に色を入れていくようなお菓子など、
一緒に選んで、一緒に試してみることが増えました。
これがきっかけとなったのか、
弟と一緒に遊ぶ時のお兄ちゃんの面倒見がよくなったように感じます。
さらに今年の私の誕生日には、
お手伝いでもらうお小遣いを貯めて、プレゼントをしてくれました。
このような成長を感じる場面に立ち会うと、
頭をひねりながらも息子たちが楽しめる企画を考えて実行して良かったと思います。
コロナ禍で、特に子供たちにとってストレスが溜まることも多い分、
これからも家族みんなが笑顔で一体感を感じられる企画を考えて、実践していきたいと思います。
日本財託管理サービス ソリューション事業部オーナーコンサルティング課 A・H
◆ スタッフプロフィール ◆
福島県福島市出身の40歳。
ソリューション事業部オーナーコンサルティング課に所属し、
一棟物件所有のオーナー様を中心に収益改善や付加価値工事の提案等を行っています。
日々、家族全員で楽しめる休日の過ごし方を模索中。
ママの誕生日が近いのでサプライズ企画を息子二人とこっそり進めています。