【老後の年金を作る】No.155
100円玉貯金箱と不動産投資
M・T様 32歳 東京都在住
きっかけ
ズッシリと重みを増した貯金箱。
ジャラジャラと100円玉が擦れ合う音が聞こえてきます。
「一体、どのくらい貯まったのだろうか」思わず顔がほころんでしまいます。
100円玉貯金を始めたきっかけは、近所に新しいコンビニが出来たことでした。帰宅途中、ついついコンビ二の灯に引き寄せられてビールやおつまみなどを買ってしまいます。そんな毎日を一週間も続けると、小銭入れはつり銭で一杯になってしまいます。
そこで、財布から100円玉を抜き出して、貯金箱に入れるようになりました。
そうして貯まった貯金箱が2つ。今は3つ目にチャレンジ中です。
特に目標を立てて貯金しているわけではなく、気が向いたときに、財布から100円玉を取り出しては、貯金箱へ入れています。過去には、銀行で積み立て預金をしていましたが長続きはしませんでした。
100円玉貯金がこれだけ続いていることからも、私には『資産を作る!』と意気込んで銀行に預金をしたり、株に投資する積極的な資産作りのスタイルは似合いません。
一時は、株に投資することも考えたのですが、購入や売却のタイミングを一体何を基準として考えれば良いか分からず、結局株には手を出しませんでした。
普段と変わらない生活を続けているうちに、いつの間にか資産が作られている、そんな投資法が私には向いていると思いました。
そこでたどり着いた投資が不動産投資です。不動産投資は、入居者に物件を貸して家賃収入を得るという、とてもシンプルな投資スタイルです。しかも、入居者が付いていれば、自分の生活費を切り詰め、ローンを返済する必要もありません。まさに私にぴったりの投資法でした。
また、私のような普通のサラリーマンには、高額な1棟アパートへの投資よりも、価格が手頃な中古ワンルーム投資が最適だと考えました。そこで、出会ったのが重吉社長の書籍「東京の中古ワンルームを3戸持ちなさい」でした。
書籍を読み、東京の中古ワンルーム投資がリスクが少なく、手堅く収益をあげられる投資法だということを学びました。今にして思えば、この時点で、「日本財託さんから、物件を購入しよう」と決めていたのかもしれません。その後、担当者とお会いして東京の魅力や管理会社の重要性を聞き、日本財託さんでマンション投資をはじめようと決意しました。
実際に、不動産投資をはじめてから数ヶ月が経ちました。日本財託さんが、入居者の管理をしっかりとやっていただけるのでまったく手間がかからず、自分がオーナーになったという実感があまり湧いていません。不動産投資をしていることを忘れるくらいです。
たまにふっと思いたって通帳を確かめると、きちんと毎月に決まった家賃が振込まれています。この感覚、まるで100円玉貯金と同じような嬉しさです。
毎月、ローンの返済金額を差し引き手元に残る家賃は30,000円程度です。これは、1ヶ月間、毎日1,000円を貯金箱に入れているのと同じ効果です。
いまの目標は、1戸目のローンを完済することです。これからどんどんと繰上返済を行ない、増えていく通帳の数字を眺めながら、ニヤニヤと顔をほころばせたいと思います。
東武東上線「上板橋」駅9分