【老後の年金を作る】No.168
「投資を通じて自立する」
S・Y 34歳 東京都在住
きっかけ
生まれてから34年間、ずっと実家暮らし。家賃も払わずに親のすねをかじり、
お給料も好き勝手に使っていた私は、将来について考えることはありませんでした。
ところが最近、身近な知り合いに親の介護や死を経験する人が増えました。そして、「自分にも近い将来必ず訪れることなんだ」という考えが、芽生え将来について真剣に考えるようになったのです。
今は建築資材のメーカーで会社員として働いています。もし会社がライバル企業との競争に敗れ、売上が伸び悩んで事業が縮小、そうなれば自分の会社でもリストラがあるかも知れないと危機感を覚えました。
出来ることなら早く結婚し、出産して子育てや家事したいと、専業主婦に憧れていたのですが、仕方ありません。
会社は組織上、異動もない分、きっとこれからも業務内容は変わりません。もし、このまま会社で頑張り続け、50歳や60歳まで働き続けたとしても、今と同じ仕事量をこなすには体力的に自信がありません。定年までずっと会社員でいる自分を想像できず、「他の収入を得たい」と考えるようになったのです。
そこで、興味を持ったのが不動産投資です。両親が自営業を営みながらアパート経営で
収入を得ていたのに影響されたのだと思います。
はじめに相談したのは、大手不動産会社でした。ところが、私が希望していないファミリータイプのマンションを薦めてきました。また、私の年収が低いためか銀行からの融資が付かないと分かると、それまでしつこいほどかかってきた営業電話がぱったりなくなりました。バカにされたような気がして気分が悪かったです。
自分のような普通の女性会社員にはマンション投資は無理なのかと諦めかけていた時、本屋さんで買った「東京の中古ワンルームを3戸持ちなさい」を読んで日本財託を知りました。
日本財託の本の中にある通り、自分のまわりの同じ世代の女性は結婚している場合を除き、家賃を払って一人暮らしをしている人ばかりです。東京という土地柄か、自分のまわりにも独身者が多く、東京の中古ワンルーム投資は不動産投資の中でも一番合理的だと思ったのです。
さらにホームページを見て、いろいろオーナーさんの実体験を読みました。そして、一度相談に行ってみようという気持ちになりました。
紹介してもらった物件には、実際に駅から歩いて外観を確認しに行きました。最寄駅周辺には大学があり、駅から物件までの間に深夜まで営業しているスーパーマーケットやお弁当屋さんもあります。
すでに入居者が付いていたため、室内は写真でしか確認していませんが、白を基調にした明るい印象の1Kタイプのお部屋です。
また、入居者さんは自分と同い年の女性ということが、購入の決め手となりました。なぜなら、女性であれば「友達や彼氏を招待したい」と思うほど綺麗な部屋を選ぶはずだと思ったからです。
日本財託の担当者さんは「何か不安やご不明なことがあれば、いつでも電話をください」と私の話を真摯に受け止めてくれました。不安だったローンについても、提携ローンを紹介していただき、私でもローンが組めることが分かりました。
ローンや銀行の振込み手続き、物件の購入に関する名義変更の手続きなどで、何かと自分が日本財託に出向く必要があると考えていましたが、実際は会社を無理に休む必要もなく、安心してマンション投資を始めることが出来ました。
ひとまずの目標は3戸のマンションを所有することです。次回は築浅物件を買いたいと考えています。
そして、いつかむかえる両親の死後、自立して自分の生活が成り立つようにしたいと思います。
西武有楽町線「新桜台」駅6分