【老後の年金を作る】No.97
不動産収入のありがたみ

　不動産投資にはかなり前から興味を持っていました。私が事故や病気、リストラなどに遭っても、安定した家賃収入があれば家族を安心して養うことができると考えたからです。
　私は金融関係の会社に勤めるサラリーマンですが、40歳を過ぎてひざや腰を痛め長時間残業がつらくなり、『リストラ』という言葉が頭をよぎるようになりました。家内は以前から体調がよくないため、パートも難しいでしょうから、万が一私に事故や病気、リストラなどがあった場合は、収入が途絶えてしまいます。多少の貯えはありましたが、長生きがリスクとなる事態は避けたいと考えていました。

　

　とはいえ、不良業者や不良物件の存在を仕事の関係で知っていたので、当初強い警戒感がありました。不動産取引は全くの素人なので、本当に信頼できる業者を見つける必要があったのです。しかし、どうしても納得できる業者にはめぐり合えず、日本財託さんに出会うまで約5年もかかってしまいました。
　日本財託さんとの出会いのきっかけは、日経新聞のセミナーの広告に載っていた重吉さんの「中古ワンルームマンションで収益を上げる！」でした。不動産投資に関する考え方やリスクについて自分の考え方にかなり近いと感じたので、セミナーで直接話を伺いたいと思いました。
　セミナー等で既存のオーナーさんや日本財託さんの営業の方などに何度も何度も接し、数ある不動産投資会社の中で、日本財託さんなら信頼できると判断しました。

　

　しかし、「さあ買うぞ」と意気込んだものの、いざとなると怖くて決断できませんでした。そこで、とことん納得するために、セミナー後に既存のオーナーさんをつかまえて色々とアドバイスを頂きました。その時に「セミナーで展示されている5物件のうち、ご自身で購入するとしたらどれがいいと思いますか？」と質問させていただきました。明確な理由とともにお答えを頂いたのですが、自分の考えとは全く異なっていたので、納得するまで数日を要しました。当然、その物件は先約済みとなってしまいました。

　ところが、数週間後に担当の営業の方からいい物件を案内したいと連絡を頂き、行ってみると、なんとその物件だったのです！状況を聞いてみると、一番手の方がキャンセルされ、二番手以降の方は既に他の物件を決められたそうです。これはまさに「ご縁」だと思いました。不動産は常々「ご縁」と思っていましたので、とうとう一歩踏み出すことを決断しました。
　こうして、1件目の物件を無事購入し、2件目、3件目と順調に増やしていきました。不思議なことにその後、追加購入した物件も全部「ご縁」を感じるものばかりです。

　オーナーになってみて、一番悔やんでいることは、1戸目の購入までに約5年を要したことです。もっと早い時期に日本財託さんの存在を知ることができなかった自分が腹立たしいです。今はロスした時間を少しでもカバーすべく、セミナーで紹介された「2戸（現金）＋1戸（借入）」を応用して、さらに効率よく物件を増やしていく方法を検討＆試行中です。複利効果を最大限活用することで「無理をせず5年で5戸買い増し」を目標に頑張ります。

　実は、この原稿を作成中に家内が急に入院することになりました。家内は病気になったことに加えて、金銭的な負担が大きいことにショックを受けていました。入院費用の発生で給与だけでは赤字でしたが、今は安定した不動産収入があるのでこれを医療費に充てることを家内に説明し、安心させることができました。金銭的な不安がなくなったことで治療に専念することができ、大変助かっています。この収入は借入金の繰上返済に充てる予定でしたが、その影響は完済が1〜2ヶ月ずれる程度です。思いがけず不動産収入のありがたみや強みを実感することになりました。

　

　入居率の低下や家賃下落傾向が予想される中で、物件価格は逆に上昇傾向に入りつつあります。その様な状況下でも、日本財託さんは良心的な価格付けをされているので、今のところ利回りは何とか維持できています。
　新規に買いたい方や私を含めて買い増ししたい方が大勢いますので、日本財託さんには、こうした方々が安心して購入できる物件の安定した供給をこれからもお願いしたいです。また、長期的には家内や子供に相続した後もお世話になりたいと思っていますので、経営の後継者や若手の育成もしっかりお願いします。

こちらの記事もおすすめ！