【家族の生活を守る】No.47
3人の子どものためにFIREできたのはマンションのおかげ

いましかない3人の大切な子どもたちとの時間をたくさん作りたい。

そう考えて2022年5月、新卒で入社して20年以上勤めてきた
会社を早期退職しました。

ためらいなく会社を辞めることができた理由は、
12戸のマンションから手取りで月35万円ほどの家賃収入を得られているからです。

株式投資や投資信託での資産運用を始めたのは30歳前後の頃です。

不動産投資については、会社の先輩が新築マンションを買ったという話を
耳にしたことがある程度でした。

ある時、ブックオフで目に止まった一冊の本が、私の運命を変えます。

その本こそが、
重吉社長の著書『中古ワンルームマンションで収益を上げる！』でした。

その後、『金持ち父さん 貧乏父さん』も読み、
ますます不動産投資への興味は高まって、
都心の中古ワンルーム投資をまずは1戸始めてみることにしました。

10年以上前のことなので、記憶がおぼろげなのですが、
始めるにあたり、意外とドキドキはしなかった覚えがあります。

その後は、1年に1戸くらいのペースで
マンションを買っていき、売却も経験しました。

特に有名大学出身でもなく、勤務先もローカル企業の私が
気がつけば12戸のオーナーになれた理由は2つあると思っています。

一つは「もともとコレクション好き」ということ。

小さい頃はプラレール、中学生時代は釣り道具、
その後は漫画と、何かというと収集したい性分でした。

ただ、現在は妻の厳しい方針で家にモノを貯め込むことができません。
じゃあ、『マンションをコレクションしよう！』
という気持ちがモチベーションになったのだと感じます。

もう一つの理由は、
貯金をそのままにしておくのが嫌いなことです。

財形貯蓄で3万円、インデックス積立で5万円など、
会社員時代は月15万円くらい積立できる仕組みを自分なりに作っていました。

ただ、銀行口座に100万円以上のお金が貯まってくると、
心がモヤモヤしてくるのです。

そこで、貯まったら投資用ローンの繰り上げ返済や
物件購入の頭金に充てるようにしていました。

1戸目のローンはおよそ2年半で完済しました。

家賃収入がまるまる入ってくるようになれば、
それも合わせて次のマンションの返済ができます。

実際、借金の額が減っていくのを見るほうが、貯金をするより楽しく感じるので、
このやり方は私に向いていたのかもしれません。

先日、数えてみたら12年で27回も繰り上げ返済していました。

車にも自宅にもそんなにお金を使っていないので、
この10年で一番お金を使っている用途は間違いなく繰り上げ返済でしょう。

不動産投資を始めて約12年ですが、日本財託管理サービスのみなさんのおかげで、
大きなトラブルもなく運営できています。

あえて言うなら、東日本大震災で入居者が出て行ってしまったり、
入居予定だった留学生が来日しなくなってしまったことでしょうか。

税金やリフォーム、設備の故障など、意外といろいろな場面でお金は出ていきました。
ただ、総じていえば順調に家賃を受け取ることができています。

1戸目のマンションは売却を一度経験してみたかったので、
2018年にほぼ購入価格で売却しています。

このお金はまた新しいマンションを購入する頭金の一部になりました。

40代半ばにして会社を辞めようと決意した、
直接の理由は、いわゆる「小1の壁」です。

一番上の子が4月から1年生になりました。

保育園と違って、学童保育は延長がきかず、
私たち共働き夫婦にとっては大きな問題でした。

普通はこういう時、収入が少ない妻のほうが、
正社員を辞めてパートになるなどして解決することがほとんどでしょう。

でも、我が家では話し合いの結果、
「仕事が大変なほう（＝夫）が辞める」ことにしたのです。

仕事のシフト上、しばしばあった夜遅い時間の勤務や土日出勤も、
退職したのでなくなりました。

これからは、じっくり子どもたちの面倒を見ることができますし、
土日は家族一緒にレジャーを楽しむこともできます。

妻は働き続けますし、家賃収入もあるので生活に困る心配は全くありません。

今後については、まず今年の宅建とマンション管理士の試験に
合格することが個人的な目標です。

所有しているマンションの管理組合総会に出たときに、
少しでも理論武装できると良いなと思っています。

それと、会社員を辞めてローンを借りづらくなってしまったので、
今度は妻の名義で、マンションを買うことも考えています。

まだまだ家賃収入は増やしたいと思っていますので、
これからもどうぞ宜しくお願いします。

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