【資金の効果的な運用】No.26
自分のやりたいことをやるために、最低限の基本生活費を不動産所得で得る!
E・W様 53歳 東京都在住
きっかけ
1,470万円(頭金100万円) ほか5件
若い頃(高校〜学生〜社会人初期)、私は祖父母の家に起居している時代があり、まだ世情に疎く社会人経験のない頃は、「もうリタイアをして、どちらかといえば伏せりがちな祖父を抱えているにも関わらず、特に働くこともなく日常生活を営むことができる年金生活とはいいものだな。」と肌で感じていました。
ただ、祖父が亡くなり、祖母との二人生活になってみると、遺族年金だけで同じ生活レベルが維持できるはずもなく、でも実際にそれができていた、という事実の裏には、祖母の投資生活があったことが見えてきました。
その後、私は39歳で自宅マンションを取得し、都心生活者のお約束である住宅ローンを抱えて40代を迎えましたが、ちょっとした種銭が貯まって初めて投資物件をひとつ取得したのには、こうした遠い風景が影響しているのかも知れません。といってもまだ20世紀の末、巷に不動産投資の本などあまりなく、素人としては融資先の開拓方法なども分からず、お仕着せの新築ワンルームなどに手を染めました。今考えればデベロッパーの「ネギカモ」だったわけです。
繰上返済などは小まめにやる方だったので、債務残と今後の返済期間などを眺めて愕然としたことを覚えています。ただ、時代が良かったのか、バブル最盛期のようなワンルームなのに3000万円だ、といった物件ではなかったことが幸いでした。
転機は、マンション暮らしを5年足らず経た頃、実家に戻ることになり、住んでいた自宅(マンション)を賃貸に出すことになったことです。それまでローンの支払いでいつも家計簿を睨んでいたのが、賃借人さんの入れる家賃でそのローンは返せてしまう......。キャッシュ・フローというものの重要性を実感した瞬間でした。
以後、「債務のスリム化と利回りの改善」を主目標に運営を意識し、徐々に「債務のスリム化と投資の拡大」を天秤にかけて収支を考えるようになりました。
一方、サラリーマン生活も「逃がれられない中堅」に差しかかり、あまりやりたくない組織の調整役などがまわってくるようになります。
そんな折りに出会った日本財託さんの有り難かったところは、
・融資可能な物件を紹介してくれる。
・自社物件として扱われるので、買い付けを入れても逃す、というような仲介物件の煩わしさがない(また、仲介手数料がかからない)。
・管理とセットになっているので手間がかからない(賃貸料集金代行契約、等)。
・空室保証がある。
等々、多くのメリットがあり、特に本務で忙しい時間のないサラリーマンには心強いパートナーだと思っています。
一昨年、早期退職を果たし、昨年からは青色申告事業者となり、現在は区分所有10物件を「経営」しています。
私は別にラクをして遊んで暮らそうとは思っていませんが、自分の裁量で色々工夫のできる自営の立場を心から楽しんでいます。
日本財託さんのHPでは「老後の自分年金を作る」というスタンスが底辺にあるようですが、私の場合は、
「自分のやりたいことをやるために、最低限の基本生活費を不動産所得で得る。」
という考えです。結果としての現実の姿は似たようなものかも知れませんが、別に年に何回か旅行に行くことが文化的で優雅な生活だとも思っていません。むしろ今は、余裕のある時間を過ごし、書に親しみ、たまに空室が出るとちょっとリフォームを考えてみたり、と、サラリーマン時代の待ったなしで追われまくる組織人から解放されたことが嬉しくて、自分でも笑顔が増えたな、と感じています。
例えばこの写真は、暗めの1階物件の天井照明をライティング・レールにしたものですが、こうしたリフォームも楽しんでやっています。数字や利回りだけの損得ばかりを追いかける大家ではありたくないな、と考えています。
なぜなら、賃貸業はそこに住んで下さる方がいらっしゃるからこその生業であり、投資家の利己的な利回り計算だけが先行して、人間不在になってはいけないと思うからです。
現在私は、融資先の開拓、会計の勉強、税務の勉強、同好の士との交流、不動産以外の事業立ち上げ、またそうした分野での新しい人的交流など、これまで取り組んできたさまざまな事柄が、有機的に関連して自分の内(なか)に育って来るのを感じています。
そうした「充実感を実感するための余裕」を支えているのが、不動産所得のもたらす経済的な安定です。残業に追われず、過酷なノルマもなく、贅沢さえしなければそこそこの日常生活を営むことができ、思索に遊び、人間関係を煩わしいと思わずむしろ楽しみ、神経をすり減らすような日々とは無縁の毎日を過ごす。
贅沢は求めればきりがありませんが、そんなことよりも、精神的な余裕を保ち、人とのつながりに感謝の念を持つことのできる、そんな生活を早期退職で実現できたことに、今は満足感を感じて浸っています。
巷には「好きを仕事に」とか「やりたいことで生活する」などの雑誌記事や本が多く見られますが、「やるべきことをやれば、やりたいことに割く時間が生まれる」という認識でしょうか。
今後、年金までのカウント・ダウン、段階的に進むローン完済、減価償却費と借入利息の経費計上減や税務との関わりなど、リスク・コントロールも「楽しみながら」取り組み、主体的なスタンスで暮らしたいと思います。
東京メトロ丸の内線「東高円寺」駅 8分
東急目黒線「武蔵小山」駅 1分
東急東横線「新丸子」駅 13分
西武新宿線「上石神井」駅 12分
JR京浜東北線・東海道本線・南武線「川崎」駅 5分
東武東上線「北池袋」駅 11分