【資金の効果的な運用】No.82
「利回りよりも優先するもの」
J・I様 39歳 茨城県在住
きっかけ
平成13年築 頭金150万円
「悩んでいるのなら、無理に買わない方がいいですよ」
私がご紹介頂いた物件は、中古とはいえ、1800万円もする東京のワンルームマンション。駅からの距離も近く、築年数も浅いマンションですが、本当に入居者が付く良い条件が揃っているのか私には分かりません。そんな悩んでいる私の姿を見て、日本財託の担当者さんが掛けてくれた言葉です。
日本財託を知ったのは、お金の運用について学ぶイベントに参加した時です。これまで、投資した経験がない私は、不動産投資に限らず、株や投資信託を含め、色々な投資について勉強していました。
そして、数ある投資先のなかで、私が選んだのは投資信託です。平均利回り10%以上という高い利回りに加え、運用はプロがお任せで、毎月の支払も保険のようにクレジットカードから引き落としすることができる点も魅力を感じました。
ところが、海外の投資信託であったため、アベノミクスの影響で円安が進み、20万円ほど赤字になったのです。これまで利回りを一番に考えていましたが、利回りよりも安定性が重要だと考えが変わりました。そこで、以前に興味があった不動産投資を思い出したのです。
不動産投資の利回りは、6%程度です。私が選んだ投資信託ほど、利回りは高くありませんが、入居者さえいれば、安定した家賃が入ってきます。
東京であれば空室の影響は極力を抑えることができるのも納得です。「これは本当に良い投資先かもしれない」そう思った私は、日本財託のセミナーに参加することにしました。
セミナーでは、偶然にもセミナーに参加していた日本財託のオーナーさんからお話しを聞くことができました。実際に空室はどれくらいで埋まったのか、何か賃貸管理で苦労した点はあったかなど、これまで思っていた質問をしたのです。どんな物件でも入居者が退去しないことはない。空室になった場合、すぐに新しい入居者が見つかるような物件を選ぶことが大切だとアドバイスを頂いたのです。
そうした物件は、素人の私たちでは見つけることができません。賃貸管理会社の日本財託が選んだ物件を購入することが、空室対策の第一歩だと気付いたのです。
さっそく、物件を紹介して頂いたのですが、正直、悩みました。即決する方もいるようですが、私にはそんな勇気はありません。現在、入居者が住んでいるため室内は見られず、建物の外観しか見ることしか出来ないと分かっていながら、仕事の帰りや休みの日に3回も見に行ったほどです。
最終的な決め手となったのは、冒頭の言葉です。不動産会社から「買わない方が良い」なんて言われるとは、想像もしていませんでした。
ただ、きちんとした理由がありました。不動産投資で家賃収入を得るためには、オーナーと賃貸管理会社は長い付き合いをしていくことになります。きちんとオーナーが納得したうえで投資を始めなければ、信頼関係を保つことができないと日本財託は考えていることを知りました。ここまで、オーナーの気持ちになって考えてくれるならば安心だと思い物件を購入することにしたのです。
オ―ナーになって初めての3月を迎えました。3月は引っ越しのシーズンですから、入居者さんの退去も心配でしたが、そのまま住み続けていただけるようでホッとしています。
今後は、投資信託の割合を減らし、ローンの繰上返済と併せて、次の物件購入も進めていきたいと考えています。やっぱり、利回りよりも安定性が大切ですね。
東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」徒歩6分