【資金の効果的な運用】No.309
FIRE達成の方程式に欠かせない不動産投資
A・T様(男性) 33歳 東京都在住
きっかけ
不動産投資のきっかけは、
ファイナンシャルプランナー(FP)の友人からのアドバイスでした。
20代である程度の貯金が貯まってきた頃に、資産について相談したところ
「選択肢をもっと広げた方がいい」と言われたのです。
具体的なアドバイスとしては
「米国株の個別投資(ETF等)」「不動産投資」の2点でした。
長期積立投資のiDeCoとNISAで、S&P500と全世界株式の投資は行っていたものの、
投資額が少額で現金比率が高い状況だったのです。
そこで、各金融商品のリスクを正しく把握することから始め、
5割は全世界株式に配分をして、残りは個別株、ETF、コモディティ、
そして米ドル預金へと振り分ける資産ポートフォリオを組むようになりました。
このように自己資本で増やしていく投資は、リスクの許容度にあわせて、
資産の比率を調整すればいいので、「資産配分」という表現が適していると思っています。
一方で、不動産投資は「他人資本」を活用するため性質が異なります。
そのため、両方を活用すれば効率的な資産形成ができるのではと考えました。
不動産投資なら、銀行からの借入金を他人が支払い続けてくれ、35年後には負債が完済し、
それ以降の家賃収入が不労所得になります。
また、興味を持ちはじめるなかで、誰でも不動産投資ができるのかというと
そんなことはないと気づきました。
どんなに年収が高くても転職したばかりの人や、
芸能人などの収入が安定しない人は借入ができません。
銀行からの借入額は勤続年数と給与所得に連動するため、
同じ会社で長年務めることが借入を行う条件だと知りました。
自分が借入をできる環境だと認識し、会社員ならこれを活用するしかないと思って
不動産投資を始めたのです。
物件選びは慎重に行う必要があるため、物件購入に至るまで約半年の期間をかけました。
良い物件を購入できれば、購入後の不安はなくなりますが、
空室が続くような物件では数十年にわたり、負債と不安を背負うことになります。
そのため、不動産の価値が下がらないような立地選びにこだわりました。
目をつけたのは、日本の玄関口として、
今後も欠かせないエリアだと感じる羽田空港の周辺です。
多少高くても値崩れしない物件を選ぶために、
羽田空港周辺かつ駅が近い物件を半年探して、大森駅最寄りの物件を購入しました。
これから開発される高輪ゲートウェイ駅などへの通勤者も見込めますし、
徒歩10分以内に2駅利用できる駅があることも決め手となりました。
物件を購入してから2年程度ですが、空室は一度もありません。
また、更新の際に家賃を引き上げることもできました。
いつかFIREができたら良いと思って資産運用を行っていますが、
自己資本だけでは道のりが遠いと感じます。
『労働力 × 自己資本 × 他人資本 = FIRE』
こちらの方程式がFIREを達成する最も堅実で効率的な方法だと思っています。
そして、不動産投資は私がFIREを果たすために
欠かせない投資手法であると確信しています。
これからも長期的な視点で資産形成を行っていきますので、
今後ともよろしくお願いします。
JR京浜東北線 「大森駅」徒歩6分