【退職金の効果的な運用】No.10
「早期退職の退職金で夫婦の老後に備える」
N・I様(女性) 56歳 兵庫県在住
きっかけ
夫が53歳の時、会社を早期退職し、転職しました。
これによって、予定より早く退職金を手にしたことが、我が家の不動産投資が始まるきっかけです。
もちろん運用として、預金、個人年金、保険、投資信託、株式等々、これまでも分散させてはいました。
しかし、老後の備えにはどうも心許ない気がして、何か他に方法はないものかと、夫婦で考えていたのです。
投信は結構増えたこともあれば、大きく値下がりして、かなりの額の損切りをしたこともあります。
はやりのIPO株も買ってみたもののさっぱり儲からず、外貨建ての金融商品は為替に一喜一憂しなければなりません。
年に5%資産が増えていれば安泰だと考えていたのは、今ではとても甘かったと思います。
不動産投資については、正直良い印象がなく、全く興味もありませんでした。
家や会社にまで、絶えずかかってくる勧誘の電話がとにかくうっとうしかったからです。
『マンション経営なんて絶対損する!』と思い込んでいました。
向こうから勧誘してくる話に、ろくなものはないとは今でも思います。
夫の転職から一年が経つ頃、なんとなく本屋で見つけた本が転機になりました。
恥ずかしながら、題名も著者名も失念し、本もどこにしまい込んだか分かりません。
内容は、東京の中古マンションを買って、月に20万円の不労所得を得る方法を勧めるものでした。
そこにちらりと日本財託のことも書かれていたわけです。
私たちは神戸市在住で、本来なら東京の不動産など考えもしなかったと思いますが、夫が転職により東京に単身赴任を始めていました。
ちょうど東京がぐっと身近になっていたことが、日本財託とのご縁につながったのだと感じます。
当初、物件を自分で検索して探していたなかで、たまたま日本財託のウェブサイトに行きつきました。
話だけでも伺ってみようということで、相談の予約をして新宿まで二人で出かけて行ったのが2016年の11月のことです。
そこからとんとんと話が進んで、年末ぎりぎりに1戸目の購入にたどり着きました。
購入にあたっては担当者からのアドバイスを受け、一部は現金、残りは日本政策金融公庫からの融資を充てました。
公庫は当時大変な低金利で、しかも女性が優遇されたことも有難かったです。
その代わり、自分で公庫に面接に出向いて「不動産貸付業を始めます」と名乗るのが、なんだか気恥ずかしかったです。
その後、物件の決定に時間がかかりましたが、翌年の秋に2戸目を購入しました。
今はまだ不動産収入に頼らなくてもよいので、月々の家賃はローン支払い分、管理費等の諸費用、固定資産税を差し引いた残りは次の購入に向け、プールしています。
年金生活になるまでに、あと2戸購入すれば月々の手取り20万円以上が実現しそうなので、次の購入に向けて思案中です。
家賃は「不労所得」とはいえ、自分で帳簿をつけて毎年の確定申告をするのは、私にとってはなかなか厄介な仕事です。
とはいえ、自分でやってみることで、いろいろと勉強になることもありました。
経費や税金をすべて引いた実質の手取り額は、4%から、どれだけ多くても5%です。
不動産投資はけっして高リターンではありませんが、安定した収入を得られる良い資産運用方法だと考えています。
まだ先のことですが、相続のときも大変有利だと思います。
財産の全部をマンション投資に回す勇気はさすがにないので、今後も分散投資を続けつつ、その柱にしていくつもりです。
担当の方は神戸まで来て下さるし、地方在住でも全く困ることはありません。
管理の面では、1戸目の入居者が、購入後9カ月目で急な転勤により退去となりました。
軽くショックでしたが、無事に早速次の入居者が決まり、空室だったのは10日間だけでした。
さすがは、"年間平均入居率98%以上"の日本財託だと、ますます信頼を厚くしました。
修繕・内装の費用も8万円ほどで済みました。
これはいずれ必要になる費用なので致し方ありません。
所有するマンションの売却を求める電話やDMがしばしばやってくるのには閉口していますが、それだけ良い物件なのだろうと思うことにしています。
販売会社からの勧誘もまだありますが、日本財託のように信頼できるとはとても思えないので、丁重に(笑)お断りしています。
今後も日本財託と末永くお付き合いしたいと願っております。
西武新宿線「下井草」駅徒歩8分
東急東横線「学芸大学」駅徒歩9分