【資産の組み替え】No.12
10年前の資料から伝わった 『不変の投資手法』
A・H様(男性) 38歳 静岡県在住
きっかけ
私は10代のころから投資に興味があり、株式投資を行っていました。
投資スタイルは、売却狙いの短期投資ではなく、
配当と株主優待を得ることを目的とした中長期投資。
現在はFIREという言葉で注目を浴びていますが、
不労所得という考えに惹かれていました。
実際に不動産投資を検討し始めたのは、2011年のことです。
リーマンショックを原因とする、雇用・金融不安もあり、
将来的に収入を確保できるのか、不安を感じているときでした。
そうしたなかで
「不労所得」「副収入」といったワードで調べていくうちに、
不動産投資に興味を持ち、日本財託のセミナーを知ったのです。
不動産は金額が大きく、強引に営業されるイメージがあったので躊躇していましたが、
「株式以外の投資形態を勉強したい」という気持ちがあり、
思い切ってセミナーに参加してみました。
セミナーでは、東京・中古・ワンルームマンションに的を絞った資料が配布され、
複数物件を所有する講師から体験談を聞きました。
参考になったのは2点です。
一つは、会社員は信用力があり、ローンの借入れをしやすいという点。
もう一つは、借入れの返済に自分だけでなく入居者の賃料も利用できる点です。
またセミナーでは、連絡先など個人情報を提出しましたが、
日本財託からの勧誘は特にありませんでした。
強引に商談に持ち込まれるようなイメージがあって身構えていたのに、
あまりに何もなさ過ぎて拍子抜けしたくらいです。
セミナーの内容には納得感もあり、物件の購入を検討しましたが、
不幸にも東日本大震災が起きてしまい、不動産投資を実行に移すことはありませんでした。
その後はこれまでと同様、コツコツと株式を買い続けていましたが、
2022年になると、日経平均も29000円で頭打ち。
売却益を目的としていないとはいえ、株価の変動が気になってしまい、
精神的にも良いものではないと感じ始めていました。
そこで、株式投資で運よく増やすことができた資産を別の形で持ちたいと考え、
現物不動産への資産の組み替えを再検討したのです。
まずは、以前セミナーに参加した日本財託にメールで相談し、
担当者とのweb面談の機会をセッティングしてもらいました。
日本財託の不動産投資のスタンスは「東京・中古・ワンルーム」
そして「管理に力を入れる」というもので、10年前と全く変わっていませんでした。
過去のセミナーで配布された資料が手元にあったので、
それも確認しましたが、方針にぶれはないようです。
日本財託のスキームを再確認したところで、比較として他社にも話を聞いてみましたが、
他社もそれに近い形であり、区分投資は有効な手法であるように感じられました。
しかし他社では、長期修繕費用計画の知識など役に立つ情報を得たものの、
強引な営業もあり、不信感を抱きました。
結果的に、押付けるような営業をしない日本財託が
最も私の肌感覚に合い、10年越しで物件を購入することに決めました。
不動産投資を実際に始めてみて感じるのは、
思ったより手間がかからないということです。
確定申告以外で必要な作業は、入金の帳簿付け程度です。
退去を経験した際も、すぐに次の入居者を見つけてもらえたので
日本財託の管理力の高さを実感しました。
しかし手間いらずとはいえ、不動産投資は事業です。
簿記や税金については今後、学んでいくつもりです。
これらを日常で勉強していくのは、難しい一方で面白くもあり、
自らの消費・投資行動を見直すきっかけにもなるので、
有意義なものだと考えています。
今後も長い付き合いになると思いますが、よろしく願いいたします。
都営浅草線 「西馬込駅」徒歩8分