【資産の組み替え】No.7
「家族信託と中古ワンルームで財産を守る」
R・S様 62歳 東京都在住
きっかけ
2年半前に父が亡くなり、家族は私と母の2人になりました。
「元気なうちは自宅で暮らしたい」と言う母ですが、兵庫県にある実家に帰省する度、母の体調の悪化を目の当たりにしてきました。
歩行が困難になってきたり、筆圧が低下したり、この先、介護が必要なのではと不安が募っていきました。
父の相続では、当初、母が全てを相続して、母が亡くなったとき私に全てを譲る、と言ったこともあり、十分な二次対策がないままでした。
私は母の財産がいくらあるのか分からない状態だったのです。
そこに昨年、相続税の基礎控除額が4割引き下げられました。
将来の相続税額について、ますます気になってきました。
財産の開示もなく、何も対策をしないままでは、相続税がいくらになるかも分からない。
そう母に伝えると、預貯金と生命保険の金額について、教えてくれました。
自分なりに予想される相続税額を計算してみたところ、なんと1,000万円を超えることが分かりました。
「そんなに相続税がかかるとは思わなかった。」予想外の相続税額に、母は納得がいかない様子でした。
そこで、都心のワンルームなら、病気になったり、介護が必要になった場合の支出を家賃収入で備えることができ、また同時に相続対策にもなることを話しました。
私が日本財託から購入していた品川区のワンルームマンションの写真を見せながら、毎月8万円の家賃が振り込まれている事実を話しました。
中古ワンルームの購入を決意した母ですが、その頃には、「要支援2」の判定を受けるほど、体調が悪化していました。
今では、週2回のデイケアに加えて、家事と掃除のサービスを受けています。
1人では転倒して怪我をする危険があり、誰かの付き添い無しでは、遠出も困難な状況です。
そんな母がどうやって、物件購入の手続きを進めるのか。
悩んでいた時、日本財託のセミナーで『家族信託』の話しを聞きました。
家族信託なら物件購入から管理まで、私の意志で行うことができ、私の家族にピッタリの対策だと思ったのです。そして、不動産から得られる家賃収入は、母の介護費用、さらに老後の生活資金としても使うことができます。
早速、母の同意を得て、司法書士の協力の元、5月末に家族信託の契約を結ぶことができました。
家族信託の契約を結んだことにより、先月、中古ワンルームを購入しました。
今後、さらに2戸の中古ワンルームを購入し、相続税評価額を圧縮していきながら、家賃収入を母の介護費用に充てていきたいと考えています。
家族信託から購入後の管理まで、実績のある日本財託にお任せできたのは、大変心強く思っています。
これからも、よろしくお願いします。
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